平成維新のトラ トラのひとりごと

必ず行き着くところがあることを信じ、許される範囲で、世の中の事象をとらえご提案。
世の中の矛盾を少しでも解消できたら

平成維新のトラ とらのひとりごと

2015-04-15 04:58:15 | 政治・経済将来を見据えて
 ある政治団体役員のかたがたとの会合で
 「小泉さんの言うことに賛成」という話が出た。原子力の話である。
 自民党の支持者が多い中でのことである。支持者というよりほとんどが党員の方である。年間○○○○円の党費を払っている方の意見である。
 これは日本中の縮図であれば、人口比で計算するとどれだけ多くの方が
原子力発電の再稼働に反対しているかが解る。
 関西電力の再稼働について、最高裁判所はノーを出した。司法が間違ってはいけないので正確な判断をしたことになる。子供でも解る話でもある。
 自分の住む小さなマッチ箱にたまるゴミを考えてみても同様となる。
家庭ゴミの有料化を取り入れたところが多いが、毎日のゴミの量も大変な
ものとなる。
 わずかの時間にたまるのはゴミだけである。
 小さな地球の環境が極端に悪化しているにもかかわらず、溢れるゴミによって益々その行き場がなくなっている。人々は少しずつしか意識を変えていないようであり、急速なゴミの減量も望めない。
 ゴミの減量や焼却方法について、高齢者はゴミ袋代をケチりたいくらいで、それが環境汚染防止に繋がるとか意識と行動の必要性まで及んでいない。
 地球規模で温暖化防止の政策がとられているが、一番問題となる石油製品の
低温処理つまり、プラスチックや発泡スチロールなどを燃やす段階で出るダイオキシンもさることながら自助能力を失った地球の環境をよくするためにありとあらゆることを繰り返して行かなければならない。
 冒頭の会合で「ごみの捨て場がないのにゴミばかり作ってどうするのか」と
言う話になったが、「国民の殆どが考えていることをなぜ実行できないか」とまで話が進んだ。
結論は、「原子炉から出る高濃度の廃棄物の処理が何もできないで再稼働も何もない」と現政府の対応を強く批判したものになった。
 おそらく党員であるからこそ真剣に考えた末にでた言葉であったのだろう。
まして「放射能」については、プラスチックなどとは次元の違う物質であることを深く認識する必要がある。
小さな島国が、数十万年もその汚染をぬぐいきれないと言う代物を抱え込んでどうするか、先に考えてもよさそうなものだが為政者は何を考えているのか
そこのところを知りたい。次世代どころの話でない長い期間子孫に大きなツケを残すことになる。
小さな島国に沢山の原子爆弾を抱えているのと同じではないのか。「唯一の被爆国」という普段の言葉に反するのではないか、矛盾したことをお好きな方々が多すぎる。
 日常出るゴミとは違うし、その処理場がない。あってもまともに働いていない。又、処理場に何かの事故が発生すればそれこそ取り返しがつかない。
 9回裏ツーアウト満塁、4番のホームランバッターを迎えどう切り抜けるかが問われている。世の中攻撃ばかりではない。守備もよく考えなきゃだめだろう。font>

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