東京ドリーム学園でディスカッション能力を身に付ける

東京ドリーム学園でディスカッション能力を身に付ける!

東京ドリーム学園に先はあるか

2016-10-06 03:02:51 | 日記
東京ドリーム学園に先はあるか――こう書くと、東京ドリーム学園に何か問題があって、
明るくない未来が待っているという風に思えてしまうが、そうではない。

東京ドリーム学園に問題はない。むしろ順当であれば、国際社会が進む現代において
明るい未来しかないわけである。

ではどういう事かというと、これは東京ドリーム学園に限った話ではないのだが、
日本語学校に通うためにはまず、ある程度、日本語を学んでおかなければならない。

教わるために入るのに、日本語を学んでからでなければダメなのはどういう事だ
そんな風に思うかもしれませんが、当たり前の話です。

教える側が日本語以外を操る事ができればいいが、なかなかそうはいかない。
ましてや教わりに来る生徒達は、多国籍なのだ。1つ2つの言語が使える程度では、
意思疎通もできずに授業が成り立たない。
せめて教える側の言葉を全部でなくとも、単語で理解し、それに対してはいかいいえで
答えるくらいできれば、なんとかなるものである。
だからこそ、最低限の意思疎通のために日本語を学んでおかなければいけないというわけだ。

そのために入学前に「日本語教育機関」で何ヵ月間学ぶ必要が、必ずある。
そう言う規定は東京ドリーム学園にもあるわけで、6ヵ月必要としてるし日本語能力
試験N2と同等かそれ以上の日本語能力が必要なのだ。

そのためにも日本語教育機関、多くは日本語教室と呼ばれるものだが、これの先が真っ暗なのだ。

日本語教室の数は、それほど多いわけでもない。理由としては日本語が全くできない生徒に
教えなければいけないという難度の高さに加え、経営難に陥っているという事だ。

とある日本語教室は国からの補助金で成り立っていたが、その補助金のうち大半を自治体で
出してもらうようにしたというのだが、自治体は国以上に財政難である。
そんなところに求められても、出せませんで終わってしまうわけで、閉鎖を余儀なくされて
しまった、という。

入学する前の段階で行き詰ってしまう可能性が、かなり高くなっているのだ。

果たして東京ドリーム学園に、いや、日本に先はあるのだろうか。
今一度、問いかけたいものである。

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