さて、「月曜会」第4夜目の、もう一つのプレゼンは「脳科学」についてでした。
茂木健一郎『脳の中の人生』(中公新書ラクレ)を参考にしています。
主に「記憶」「メタ認知」についての話。
新しい創造をすること……それは思い出すことと似ている。
人間の記憶は編集されていき、その編集力が過去の見方(価値観)を変えていく。それが新たな発見、イノベーションにつながる。
脳科学の観点から、何か新しいものを生み出そうとする、そこに行き着くべきだと提案者は訴えました。
ただ……今回のようなプレゼンには一般的に注意しなければいけないこともあります。
それは「一冊の本」を読んだだけで、その分野のすべてを総括して語ろうとする、ということです。
これは知識の偏りが発生し、非常に危険な(そんなに大袈裟ではありませんが)プレゼンになる可能性があるからです。
でも、この「月曜会」では、そんな堅苦しいこだわりはありません。
とにかく、何でもいいので紹介して欲しい。そのプレゼンを見て、どのようにフィードバックしていくかは、本人次第だからです。