五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2016・11・6

2016-11-07 09:53:10 | 日記
終わった。11月2日から今日まで「喪服の女」全八公演が終了しました。たった五日間だけと、有料入場者数が合計248人、招待客もいれると一日平均33人。完全に定員オーバーです。大いに反省。でも、この充実感って半端じゃない。テアトロジャージャンで八作やって、それぞれに思い入れがあるけど、今回の作品ほど自分としてやりきったと云う感触を持てた作品はない。喪服をきた女が日曜日の昼下がりに住宅街にあるファミリーレストランで鉢合わせして相席になってしまうという設定だけは決まっていた。多分同じ葬儀に出たのだろうとお互いがお互いを意識するが、それ以上は踏み込めない。そんな設定だ。それはそれだけで面白いと思ったのだが、そこからどんな芝居を組んだらいいのか分からず、何となく二人の登場人物に会話が始まるまでに(つまり台本を書き始めるまでに)どの位時間がかかったことだろう。更には会話を始めてもどんな芝居があって、どんな結末が待っているのか、その時点では全くわからない。まるで霧の中を彷徨っている気分。ただただ歩くしかない。そして漸く明りが見えた時、走り寄ろうとした私は、あれは違う、あの明りは見知らぬ人の家だ、私の家は何処にあるのだ?とまた違う方角に歩きだし……もうたとえ話はやめよう。自分の家の明りを見つけたのは何と本番2日前だった。喪服を来た主人公が恩師の葬式を見送った設定になっていて恩師の遺影まで飾ってあったのに、死んだのは実は主人公で、遺影は主人公の顔になっていたと云うどんでん返し。それまで芝居で語られているオバサントークや主人公の隣にいる謎の若い女などは全て死ぬ直前、もしくは死んだ後の主人公の妄想だった……とネタバレしてしまってももういい。私は余程のことがないと再演はしない。まだまだ書きたい材料があるのに再演なんかしている時間がない。明日からは三月の公演「M家の人々Ⅲ歌う女」に向かってゆっくりと走りだす。謙虚な私が傲慢に言います。「喪服の女」は大傑作でした。だからこそがい「歌う女」はそれを凌駕する作品にしてみせましょう★テアトロジャージャン第八回公演「喪服の女」(作演出・桃井章)は無事全公演終了いたしました。皆様有り難うございました。★第九回公演「M家の人々Ⅲ・歌う女」(作演出・桃井章 )日時2017年3月16日(木)~3月20日(月・祭日) 出演・水沢有美、桑原なお、大塚みどり★テアトロジャージャンのホームページが開設されました。過去の作品や今後の上演予定作品の情報が掲載。jerjan-hiroo4f.jimdo.comへアクセスして下さい。
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