五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2015・1・24

2015-01-25 15:19:06 | 日記
今日は夕べやり残したパーティの後片付けから始まった。こっちから頼んだ訳ではないのに母が来て手伝ってくれる。92才の母にそんな床掃除なんかさせて親不孝者と詰る勿れ。母は結構楽しんでやってくれている。後片付けしながら、そしてその後、老老ランチ(昨日のパーティの残りのジャンボマイタケのバターソティ、丸又蒲鉾の大根おろし和え、湯豆腐風味噌汁)しながら、12月一月の売上=昨日一日の売上 と云う嬉しい様な哀しいような等式について喋ったら、母は「飲食店って大変なのねぇ」と他人事の様に応える。「せめてあんたが食べていけるだけの売上があればいいのにねぇ」と息子のことを心配しつつも、やっぱり他人事の様に「このさつま揚げ、美味しいわねぇ」と関心は食べ物の方に移ってしまう。お母さん、お母さん、一年半前に祖母の名前をつけた店を一緒にやろうと始めた店なんですけど……お母さん、お母さん、その店がとんでもないことになっていると言っているんですけど……内心の声だったから、母はえ?とも応えてくれない。昼ど夜の営業の間に、デザイナーのSさんに芝居のDMの原稿を送る。キャッチコピーは「証城寺の狸囃子なんか知らないよ。ポンポコポンのポン。デンティスト薫はリスボンをめざす」と云うのだけど、どうだろ?そして夜は広尾時代からだからもう十五年以上のつきあいになるCちゃん(年齢不明)が友人の建築家Kさんとその元秘書だったSさん、某有名都立高校校長のXさんと来てくれる。肩書、男女を越え、私を交えてのお喋り大会が11時近くまで。帰宅後、今日買い求めた「現代思想2月増刊号 網野義彦」を読みつつベッドに横になる。死後十年以上も経って、こうして特集が組まれる希代の歴史家、網野義彦さんは私の高校時代日本史を習った先生だった。改めて凄い方に日本史を教えていただいたのだど思い知る。
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