過去の記事で、テレビに出てくる方の意見が、かなり同じようなものになっている、という趣旨のこ
とを書いた。
それにも関係する今回の私の意見です。
先日、宮根氏が、中学生の自殺の事件に関して、その担任の先生にいくぶん同情的な意見を述べ
たようである。その発言を私は聞いていませんが。その発言がいくぶん批判されたというようなこと
があった。
全く別件。
昨日、古舘氏が、ピース 又吉氏の芥川賞受賞について、本屋大賞との比較も含め、ちょっとした
批判を口にした。ほんのちょっとした意見であったように私には聞こえた。
その発言について、又吉氏への侮辱だ、芥川賞への侮辱だ、芥川賞選考への批判だ、本屋大賞
への侮辱だ、など、いろいろな意見で、ネット上の一部が炎上した、というか炎上中、ということだ。
テレビに出る方、特にキャスターや司会者は、それなりの権力や影響力などを持っている。
そういう方が、テレビ番組で、一般人の友達同士だけでするような喋りをしてよいとは思わないですが。
個人への侮辱とか、差別的な発言とか、あまりに品位を欠いた発言などは、特にするべきでない。
それでも、である。「ちょっとした」意見を述べただけで、ネット上で叩かれまくる、
というのは、どうでしょうか。
何か、ネットの世論が強くなりすぎてきた、と思うのは私だけでしょうか。
キャスターや司会者は、人間。
ただ、あったニュースなどをそのまま伝えるだけなら自動音声の機械がやればよいのでは?
許される範囲内では、キャスターなどは自分の意見を述べることができる、
そうであってこそのテレビだ、と考えます。