筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

関城西小体験学習

2012年02月06日 | 自然体験活動

里山スタッフの森さんと山崎さんから、
活動報告が届きました。

筑西市立関城西小学校の5・6年生の体験学習

2月2日(木)
  焼き芋、間伐、落ち葉さらい、木材チッブ作り

 

<活動の様子(山崎さんから)>

茨城県の自然体験フイールド100選
に選ばれた、里山・五郎助山に

関城西小の5年生、6年生の4クラス120名が
担任の先生と一緒に
自然体験学習に歩いてきたのは
寒風吹く2日の朝9時20分でした。


落ち葉さらいの先生から出たフレーズが印象に残りました。
「この子たちと一緒にいられるはあと40日あまりとなり、寂しい。
 いっそ、一緒に中学まで行ってしまおうかな?」
きっと、温かい雰囲気でラストの学期を学び、遊んでいるのだろうと!
・・・推察。



里山スタッフと対面のセレモニー、
おやつ用に持参したサツマイモを
焼き芋担当の里山スタッフに渡した後、
各々の体験学習の場に移動。


  * 落ち葉拾い 6年生 2クラス、4班にわけて作業            
  * 木材チップつくり 5年生   2クラス  6班 
  * 間伐作業(高さ25mの大木を伐倒, 倒された木の測定)


 11時には焼きあがったサツマイモをフーフーしながら食べ,
 「ありがとうございました」との挨拶を全員で行い、
  11時30分、寒さものともせず
 イチニイチニと足取り軽く里山を後に学校へ帰って行きました。

<間伐体験の様子(森さん撮影)>

 


里山のおじさんが、チェーンソーで切り込みを入れたら、

みんなで引っ張ります

       


無事倒れました


ドド~ンという音が小学生の体に響いたことでしょう。
倒れたあと,樹の長さを計ったり,年輪を数えたり。
みんな,どんなことを感じたかな?
長い年月を生きた古木は,
これから,薪などに利用されます。
もしかしたら,春には切り株からひこばえが芽吹くかも。

 

<山崎さんからのメッセージ>

自然体験をした顔、顔、
おやつの焼き芋を頬張る子供達の姿は実に爽やかでした。

それはまさにフィールド100選の理念の
「見たり,聞いたり,触ったり,においを
感じたりしながら
 みなさんの感じる心が大きくふくらみます。」
そのものでした。

来週も西小4年生が焼き芋教室をメインに
自然体験学習に訪れる予定です。

   
まもなく春になります。
里山の木々も芽吹き、花も咲き、
鳥がさえずる里山になることでしょう。

幼ごも、児童も、大人の方々の笑顔が
五郎助山にあふれるよう願うところです。

現在の里山、葉がすっかり落ちて見通しが良く
冬の光景もまた趣がありますので

是非、お出かけ頂いて、おにぎりと暖かいお茶で小さな幸せを体験して下さい。

 

山崎さんは、自称「熊さん」
森さんと熊さんで、「森のくまさん」
♪ある~ひ~…ちょっと違うか

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