goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

あなたは誰?

2006年12月28日 | 06 花たち


花をメインテーマでブログをやっていると、(しつこく何度もボヤいてますが)この時期になると困ってしまいます。
街で花に出会うことが 少なくなってしまいます。

冬場に咲く花たちは、種苗会社で改良、開発され、昔とは比べ物にならないくらいの種類を見ることが出来るようになっています。

でもね、花なら何でもいいとの心境には、おじさんは到達していません。
正直に申しますと、どうしてもカメラが向かない花があります。
これは、冬場の花に限った話ではありませんけどね。

みなさんが日常目にし、馴染んでいる花のなかにも、goro’s 花 Diaryに未だ登場していないものがあるはずです。
この先、何かの加減で私自身に変化があり、お披露目することもあるかもしれませんのでね、その花が何なのかは言わないことにしておきます。

だからということでもありませんが、この時期に出会う花たちには、心より感謝しています。
ましてやその花との出会いが初めてだったりすると、もう小躍り状態です。

本日の花も、そんなひとつです。


見つけた瞬間は、マンデビラの黄色い花だなと思いました。

蔓性だし、独特の花の形をしていますし、マンデビラには黄花があることも知っておりましたから。
やっと黄色いマンデビラと遭遇できたなって、内心大喜びして撮影してきました。


ところがです・・・

この花は、マンデビラではありませんでした。

パソコンに取り込んでよく観察してみると、蕾も葉も形がまったく異なっております。


その後、いろいろ調べてみたのですが、結局分からず終いでした。

テイカカズラの花に似ていなくもないから、キョウチクトウ科なのかなと当たってみたり、もしかしてクレマチスのお仲間なのか、蔓性には違いないので、そっち方面をくまなく当たってみたりもしたのですが、この花の正体には辿り着くことが出来ませんでした。

はてさてこの子は、どこのどなたなんでしょう?

そんな名前もわからない花を、暮れも押し詰まったこんな時に紹介するのもあれですが、折角縁あって出会ったんだから、今年のうちにアップしておこうと、こうやって記事にした次第です。


萼の部分がふっくらしてて、かなり特徴があります。


さてね、この子は誰なんでしょう?

07年に、宿題が残っちゃいました。


【追記】
早速、ちょびママさんからのご教示を頂戴いたしました。

この花の名前は、「ツンベルギア・アラータ」キツネノマゴ科と判明いたしました。
「サニー・レモンスター」という品種でした。
「ヤハズカズラ・矢筈葛」の和名もありましたよ。

年内に名前がわかって、胸のつかえがおりました。
アップしてよかったです。

ちょびママさん、ほんとに、ありがとうございました。


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