goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

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当代の政岡

2008年06月05日 | 08 花たち



【ムラサキセンダイハギ・紫先代萩】マメ科

前回のケハギに続きハギの登場ですが、マメ科の繋がりはありますが、その他はまったく縁がありません。

ムラサキセンダイハギと、いかにも日本的な名前を名乗ってはおりますが、北米原産の多年生の宿根草で、わが国には明治時代に観賞用として導入されています。
耐寒性も耐暑性もあり、育てやすい植物だそうです。
うらやましいことに、野生化しているものもあるようです。 

おじさんが出会ったのは30cm越える程度の大きさでしたが、現地では150cmにもなるものもあるらしいです。
150cmもあったら、印象がまったく違うでしょうね。
日本でも、1mくらいのものはあるそうです。
ひょっとしたらこちらのおかたは、園芸的に改良された「ヒメ」かもしれませんね。

「葉や莢果は、チェロキーインデアンのひとたちが青色の染料として使った」との記述もありました。

日本の海岸近くに自生し、黄色い花を咲かせるセンダイハギ・先代萩(未見です)という植物があるのだそうです。
そのセンダイハギに似て、紫の花を咲かせることから、ムラサキセンダイハギ・紫先代萩と命名されました。
ただし両者は、センダイハギ属、ムラサキセンダイハギ属と、所属が違います。

黄色い花のセンダイハギの名前は、仙台あたりの海岸線に多く分布することから、歌舞伎の「先代萩」にかけて付けられたとされています。

歌舞伎の「先代萩」とは、正式な外題は「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」です。
いわゆる伊達騒動を題材にした演目で、跡目争いがからむお家騒動の話です。
わが子を犠牲にしてまで主君を守る乳母の政岡は、女形の大役とされています。
亡くなった歌右衛門の当たり役でした。

当代の政岡役者は誰なんでしょうね?

本筋からいったら雀右衛門なんだろうけど、体力的にもう無理でしょう。
芝翫は考えられない。
菊五郎もやってはいるようだけど、柄からすると任じゃないよな。
勘三郎はイヤだ。
玉三郎はどうなんだろう? 現時点では、ピンとこないな。
そうなると藤十郎かな・・・
ウーン、困った。
仁木弾正は団十郎か仁左衛門あたりだろうな。
顔だけなら幸四郎もありなんだけど、ちょっとね、芝居がね・・・
ブツブツ・・・

センダイハギの名前は、「仙台を舞台にした歌舞伎『伽羅先代萩』にかけてついたといわれることもあるが、本当は船を修理する台(船台)の周りに咲く萩ということからついたものだという」記述は、無視します。

どちらにしてもこの紫色のセンダイハギには、預かり知らぬ出来事ではあります。

青や紫の花色好きなかたにとっては、なんとも魅力的な花色です。
涼やかな風情も、いいですね。

育てやすいということですからね、どんどん増えて欲しいです。


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8 コメント

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綺麗ですね! (ポージィ)
2008-06-05 10:26:24
初めて見ました(多分)。
爽やかな色合いがなんとも素適です。北米生まれの方ですか。
1mや1.5mにもなったら、どんな花壇でもOKとはいきませんから、
それでお目にかかる機会がなかったのかもしれません。
広大な台地にすっくと立ち上がって揺れている様子を想像すると
壮観ですが。悟郎さんが撮られた、この花壇のものは仰るように
ヒメかもしれませんね。

今日のタイトルは私には何のことかさっぱりでした(^^;ゞ
伊達家のお家騒動の話も知らなければ、歌舞伎の世界は
足を踏み入れたことのない世界で。
当代の政岡役者に活躍中の歌舞伎役者たちを当てはめて考察して
いらっしゃる悟郎さん、やっぱりお詳しいですねぇ。
勘三郎はイヤだ 顔だけなら幸四郎もありなんだけど…
には思わず吹きだしました。私の中でも勘三郎さんは女形の
イメージとはかなり遠いです。幸四郎さんはそうなんですか、
芝居が…なんですか。全然見たことないので分かりませんが。

あ、そういう話じゃありませんでしたね。
ムラサキセンダイハギという花の話です。チェロキー族との
関わりについてもっと知りたいな。自分で調べなさいと言われそう~
姫でしょうね (悟郎)
2008-06-06 02:42:55
★ポージィさん

ハギを検索しててセンダイハギの存在は知ってたのですが、そちらとの縁は未だ持てずですが、ムラサキのセンダイハギとの出会いがありました。
最初ノボリフジ(今だとルピナスですね)の、間が抜けたものかなとも思ったのですが、ムラサキセンダイハギでした。
この色合いは素敵ですよね。
日本的な風情がありますが、北米出身のようです。

確かに仰るとおりです。1~1、5mにもなったら、扱いに困ってしまいますよね。
日本でも野生化しているとの記述があったんですが、どんな風になっているのか、見てみたいです。
ヒメムラサキセンダイハギ(長っ!)ではヒットしませんが、園芸植物の矮性化は数多くみられますのでね、こちらのおかたも「ヒメ」なんだろうなって、推測しています。

今回のタイトルはある一部のかたにしかわからないでしょうね。
失礼いたしました。
伊達騒動の話、ご存知ありませんでしたか?
山本周五郎の「樅の木は残った」は、新しい視点で書かれた伊達騒動だと言われています。
40年近く前、NHKの大河ドラマで放送されました。
歌舞伎の演目のなかでも、「伽羅先代萩」は殊有る毎に上演されています。
ここのところ歌舞伎も見ておりませんが、現在トップクラスの女形のなかで、誰が政岡役者かなと、好き勝手にぼやいてみました。
勘三郎は、立ち役も女形もやるんですよ。
ただ個人的には、あまり好きな役者ではありませんのでね、つい…
幸四郎は、歌舞伎以外だといい役者なんですけどね。本業のほうは、イマイチというか…
このコメントをファンのかたがみたら、大目玉をくらうでしょうね(笑)。
聞き流しといてください~~

チェロキー族とムラサキセンダイハギとの関係についての記述は、ごく少数しかありませんでした。
何とも、 (noodles3)
2008-06-09 23:29:17
微妙な紫が、得もいわれません。
とてもインディアンが、活用していたとは、思えません。。
美しい♪
染め色 (悟郎)
2008-06-10 01:27:34
★noodlesさん

とても外国出身のかたとは思われないような、日本的な青紫ですよね。
染めると、どんな色になるんでしょう?
興味が出てきました。
先代萩の種 (富山ばあちゃん)
2008-08-27 22:35:12
 悟郎さま
 私はおしゃべりばあさんで、先代萩ときいてやっぱ、黙っていられなくなりました。
 わが家のは紫いろで、1,5メートルほどになりました。今はとうの昔に花が終って種子が付いています。ちょうど5センチほどの筒状の莢で、風が吹くと莢が触れ合ってカサカサと音を立てます。種子は仁丹ほどで黒とねずみの中間の色です。撒いときましたが苗が出るのかなあ・・・。
切花にしましたが、水揚げの悪い、気難しい花でした。まだ青々として葉がとてもきれいです。
 黄色は来年、貰う約束です。
大株 (悟郎)
2008-08-28 03:35:28
★富山ばあちゃんさん

そうなんですか、ムラサキセンダイハギがお庭にあるんですね。
なんと1,5mにもなりましたか!
それはそれは、さぞかし立派な株ですね。
そこまで大きいと、私が出会ったものとは随分印象が違うでしょうね。

こちらでも莢は見かけましたよ。
マメ科らしい姿でした。
種子をお撒きになったのですか。
ちゃんと芽が出てくるといいですね。

切り花には向いていませんでしたか。
さりげなく活けたら、いい感じになりそうですのにね。

黄色いセンダイハギが来年はやってくるのですね。
私は、まだ黄色いものは見たことありません。
種の色・・・ (富山ばあちゃん)
2008-08-28 08:26:09
 悟郎さん
 夏にあんまり頑張ったせいか、なんかとても無気力なんですが、それでも植物は待って暮れませんから、朝のうちに畑まで行ってきました。またトマトです。
 う~ん 量が多すぎ・・・。先代萩の実をもう一度確認しましたら、なんとつやつやのこげ茶色で、しまった、勘違いだーと気づきました。訂正してお詫び・・・いたします。  な~んて大げさな・・・ゴメンナサイ
焦茶色 (悟郎)
2008-08-29 02:34:02
★富山ばあちゃんさん

少々夏バテ気味ですか?
梅雨明け以来、暑かったですものね。
そうですね、植物は待った無しですからね。
まあ、無理はなさらないでください。

センダイハギの実、焦茶色でしたか。
想像付きますよ。
わざわざ訂正のコメント、ありがとうございました~~

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