goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

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もうひとりの葵ちゃん

2009年05月20日 | 09 花たち


「ハイアオイ」を今年初めて出会ったアオイ科の花として先日紹介いたしましたが、実はもうひとつ初登場のアオイ科の花がありあます。

ただしこちらアオイ科の花は、goro’s 花 Diaryには初登場なんですが、初対面は2年前、今回と同じくGW中だったんですよ。
そのとき撮った写真を、まずお見せいたします。

こちらなんですけどね。
1㎝にも満たないくらいですが、ハイアオイよりは気持ち大きめではありますが、小さなオレンジ色の花です。

初対面の嬉しさはありましたが、はてさて、正体がさっぱりわかりません。
とば口に立つことすら出来ません。
それでも必死になって検索かけてみましたが、かすりもしませんでした。
検索してて「ベニハコベ」に似ているかなと思う節はありましたが、よくよく見ると全然違います。
取り付くシマが無い状態でしたのね、諦めて花倉庫の不明花のお仲間に入れてしまいました。
以来この2年間、ほとんど思い出すこともなく、忘却の彼方で眠り続けてもらっていました。

再会いたしました、2年振りに、同じ場所で。
他では見かけたことありませんでしたのでね、2度目のご対面です。

この2年の間に、おじさんも成長していましたよ。
2年前にはかすりもしませんでしたが、今回は出会ってすぐ、もしかしてこちらはアオイ科か?って、そう思いましたからね。
小さいながらこの花姿を見て、アオイ科の匂いを嗅ぎ取りました。
蕊とか、アプチロンにも似た花びらの光沢や筋模様あたりかな。

2年間の成果を実感させてくれたこちらを、紹介いたしましょう。


【キクノハアオイ・菊葉葵】アオイ科キクノハアオイ属

北中米から南米にかけての地域が原産の、多年草の帰化植物です。
1913年に横浜で発見され、関東以西には帰化しているのが見られるそうです。
ほぼ100年前ですよ、1913年と言えば。
帰化植物と言われる存在なら、100年も経てばかなりのエリアに進出しててもおかしくないんだけどね。
その割りには、とんと見かけないんだけどな・・・

神奈川県で最初に帰化植物が発見されることが多いのですが、
横浜港に海外からの物資が荷揚げされたとき、
付着していた種子が港の周辺で発芽し、
めでたく日本上陸を果たすことによります。
同じ理由で、江戸時代にやってきた帰化植物は、
長崎経由がほとんどです。

そんなおじさんの疑問を解決してくれるような記述がありました。

「関東以西で散発的に見つかっているようですが、どれもすぐ消滅してしまうらしいです」
「3年くらいは同じ場所で見つかるが、その後いなくなる

何故「消滅したり」「いなくなったり」するのかの理由は書かれていませんでしたが、あまり見かけないことの答えにはなっていますね。 

「キクノハアオイ・菊葉葵」との命名は説明する必要もないでしょうが、葉っぱが菊に似ていることに由来します。
形は確かに菊に似ていますが、葉の表面に照りがありますのでね、実際に見ても菊の葉と結びつくような印象は、持ちませんでした。

別名の「ツルアオイ・蔓葵」は、茎が横に広がって伸びよく分枝するからで、蔓性ということではありません。

オオイヌノフグリとのツーショットです。
キクノハアオイがいかに小さな花なのかが、これで判りますよね。

野草系としては独特の花色ですのでね、この色が加わると野原の風景が変わるでしょうね。
もう少し見かけるようになってもいいんんだけどな・・・

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3 コメント

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Unknown (ロッキーママ)
2009-05-20 08:25:33
これもアオイですか。
パッと見るとナガミヒナデシに似ていますね。
消滅するとは神隠しにあってしまうのか。
どこに行ってしまうのでしょう。

港から海外の動植物が入ってくる事は良く聞きます。
毒グモやヘビやアリなど。
ほんの一握りのタネが、気候の違う日本で花を咲かせるのは、ものすごく苦労するでしょうね。
さまざまな場所にタネを飛ばし、自分にあった土地を
探しているから、突然消滅してしまうのかもしれないですね。

かわいい花ですので、増えてくれると嬉しいです。
うわっ! (noodles3)
2009-05-20 10:57:15
これ、どこに咲いてるの?
僕も脚を運べる場所ですか??
滅茶苦茶、そそられるんですけど・・・
コメントありがとうございます! (悟郎)
2009-05-21 00:50:26
★ロッキーママさん

写真だと大きくなっていますので、ナガミヒナゲシを連想なさったかもしれませんが、実物は1cmにも満たない大きさですのでね、似ていませんよ。
何故消滅してしまうんでしょう。
そのあたりについての記述は、今のところ見当たりません。

そうそう、港から海外の動植物が侵入してくる話は、時たまニュースにもなりますね。
赤グモでしたっけ? 毒グモが越冬して増えているなんて話も、ありましたね。
もっと来ているのかもしれませんが、風土に適応出来なかったものは、そのまま消えちゃっているんでしょうかね。
適応したものたちは天敵もいなしし、我が物顔で増え続けるということになっちゃうううでしょうね。

この花、可愛いですよね。
少しだけでいいから、増えて欲しいです。

★noodlesさん

琴線に触れましたね(笑)。

行けなくは無いけど… 小石川植物園ですよ。
さて、どうしましょうか(笑)。

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