goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

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柔らかな野草

2008年09月04日 | 08 花たち



【スベリヒユ・滑莧】スベリヒユ科スベリヒユ属

スベリヒユは、日本中のどこででも見ることができます。
いわゆる雑草と一括りにされるもののなかでは、特異な姿をしておりますよね。
こんな多肉質の雑草って、他にありましたっけ?
メキシコマンネングサは、多肉といってもいいのかな。
そのメキシコマンネングサの仲間たちや、カタバミ、ムラサキカタバミなどもそうでしたが、スベリヒユも畑で見つけるとなんだか抜くのが惜しくなって、そのまま育つにまかせてみたくなります。
そういう訳にもいかないので、雑草は雑草と割り切り、処分しておりましたけどね。

ところでスベリヒユですが、おじさんの生活時間帯では、なかなか花が咲いているのを見る機会が難しいんですよ。
陽に当たると花が開き始めますが、開花している時間は短く、ほとんど午前中の何時間しか咲いておりません。
ツユクサも午前中の花ですが、ツユクサ以上に開花してるものにお目にかかるのは難しいのです。

やっとスベリヒユの花を見ることができました。
ほぼ1ヶ月前の8月7日の午前7時過ぎに出会いました、茨城県の結城市の空地で。
おじさんには訳ありの事情だったのですが、これもひとつのメモリーとして、こころに刻むことにいたします。

スベリヒユは、世界中の熱帯から温帯にかけて生育する多年性の植物です。
原産地は熱帯アジアともいわれ、古い時代に世界中に帰化していたそうです。
日本にはムギ類の伝播とともにやってきた史前帰化植物です。

夏の花壇や鉢植えなどでたのしませてくれる「ポーチュラカ」は、スベリヒユの園芸改良種です。

「スベリヒユ・滑莧」の名前は、茹でるとぬめりが出て、すべすべすることに由来すると言われています。
「ヒユ」とは、ひよこの「ヒヨ」と同語源で、「小さくて可愛らしい」という意味があります。
「すべすべして小さくて可愛らしい植物」が、「スベリヒユ」の名前のいわれということになりますかね。
「トンボグサ・蜻蛉草」とか「ウマノハソウ・馬歯草」の別名があるようですが、由来は不明です。

「ヒユ」とは名乗っておりますが、スベリヒユは「スベリヒユ科」ですのでね、ケイトウなど「ヒユ科」の植物との縁はありません。

スベリヒユの若い茎先は「食す」ことが出来るんだそうです。
茹でたものをお浸しや和え物にしたり、生で天ぷらにしたり、サラダでもいただけるんだそうですよ。
鉄分やブタミンCが豊富で、癖の無いハーブとして利用価値は高いそうです。
貧血気味のおじさんにとっては、是非とも摂取したいものです。
クレソンに似た独特の辛味があるとの記述もありました。

久々に、「野を食す」にチャレンジしてみましょうかね。
農薬とは無縁なスベリヒユを、どこかで見つけなくては、ね。


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8 コメント

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ウヘェ~ ずんべらぼうー (富山ばあちゃん)
2008-09-04 21:38:48
 悟郎さま
 遂に出ましたズンベラボウー。富山ばあちゃんの畑に、今この草が大繁殖してま~す。
 勿論、農薬と無縁、道端でないので、犬のおしっこも掛かってません。でもね、う~ん…。
 富山ではこれを干して煎じて飲むと糖尿病に効くと言われてて、(スギナもそうです)ひと時、流行になったことがあるんです。食べられることも知っていますが、まあ、癪にさわって、あんまり食べたい草ではない…ということです。
 このあたりでは正式にスベリヒユなんて、誰も言わないんです。そう、ズンベラボウーです。軽蔑をこめてそういいます。
 なぜかって?。まず生命力の強さです。やわらかくて抜きやすい雑草なのに、葉が一枚残れば、忽ち再生して繁茂します。多肉質で抜いても、さっさと枯れないし、抜いて放って置くと土に触れたところから立ち上がって来ることも普通です。
 だから、ポーチュラカがいくら可愛らしくても蒔かないんです。だって元はあの嫌われもんのズンベラボウーですから、何がかなしくてこんなもん、てなわけです。
 富山ばあちゃんが、朝仕事から帰る頃はまだ花は開きません。黄色の小さな蕾が見えるだけです。
 幸い、糖尿を患っていませんからこんなこと言えるのかなあ。欲しかったら、特製「干しスベリヒユ」作って送って上げましょうか。一株抜くと、バサッと両手にあまる量があるんです。そばのイチジクの木に掛けておけば、よく干しあがります。薬用でなくても、水に戻して食用に使えそうです。
 ゴメンナサイ。ちょっと冗談、きついかな。
 
 
好奇心 (悟郎)
2008-09-05 03:20:24
★富山ばあちゃん

そちらでは、ズンベラボウーっていうんですか。
面白い名前ですね。
生命力の強さは、富山ばあちゃんと同じようなことを、私も経験しております。
抜いて山のように積み上げていても、そこからまた繁殖しちゃうんですよね。

糖尿病に効くといって、流行ったことがあるんですか?
初耳です。
効果のほどは、いかばかりか…
スベリヒユが食べられることは、今回初めて知りました。
野菜として育てられている品種もあるとのことですので、是非ともやってみようと、好奇心丸出しで思ってます。
もし実行しましたら、そのときは記事にしてご報告します。
スベリヒユはこちらでも簡単に手に入りますのでね、「東京の野」を食べてみようと、そう思ってます。

ポーチュラカの花は、夏のお助け花ですよ~~
生命力の強さ (ポージィ)
2008-09-05 14:42:19
わぉ、まさに今朝(10:00頃)、出かける道すがらスベリヒユの花を
撮ってきたところですよ。ちゃんと撮れたか未確認ですが。

スベリヒユの生命力の強さがそこまであるとは、知りませんでした。
悟郎さんの記事と富山ばあちゃんさんのコメントを拝見してヘェ~ッでした。
でも、今年ハナスベリヒユことポーチュラカを育ててみましたので、
まぁそうだろうね、とも思いました。
ポーチュラカも、折れちゃった茎をちょいと土に挿しておいてやれば
そのまま根付く逞しさですから。
また、ポーチュラカの葉っぱを潰したときぬめりがありましたから、
スベリヒユのぬめりのお話にも納得です。
久し振りの野を食すが登場しそうですね。美味しいかな~
美味しい! (悟郎)
2008-09-06 01:18:39
★ポージィさん

あらら、本日撮影でしたか。
それはそれは、奇遇ですね(笑)。
アップするの、楽しみにしてます。

ポージィさんの仰るとおり、ポーチュラカの生命力の強さは、スベリヒユそのものです。
茎でも葉っぱでも、ほんの少しの切れ端からでも根を出します。
葉や茎に豊富な水分を貯めておりますのでね、その分根は浅いです。
宿根しないので、まだ扱いやすい雑草かもしれませんね。

実は本日、少しだけ採ってきて食べてみました。
さっと茹でてお浸しにしましたが、美味しかったですよ。
ぬめりがなんとも絶妙で、クセになるお味でしたよ~~
山形では常備菜 (ばね)
2008-09-06 13:09:22
先日とあるバラエティ番組を見ていましたら、東北とくに山形県では、芥子醤油で和えて食卓に毎日の様にのぼるのだとか。スーパーでも売ってましたよ!w

長野に住む友人の庭先には「ハナスベリヒユ」という園芸種のものが開花していました。マツバボタンに似た、可憐な花でした♪
乾燥スベリヒユ (悟郎)
2008-09-07 01:07:26
★ばねさん

今回検索してて、山形ではよく食べるという記述は見かけましたよ。
それについ昨夜、乾燥したスベリヒユが山形の夫の実家から送られてくるんだけど、美味くねえという静岡出身の馬鹿嫁がいましたので、あんたの料理の腕を磨きなさいと殴ってやりました(笑)。

「ハナスベリヒユ」は「ポーチュラカ」の和名なんですよ。
こちらでもきれいに咲いているのを見かけますよ~~
そうだったんですね! (noodles3)
2008-09-09 13:08:53
>茨城県の結城市

で、出会ったんだ!
色々な意味で心に刻まれた日になりましたね。

僕はポーチュラカが、色とりどりにごっちゃに植えられている様を愛でるとき、素直に「綺麗だなあ」って思います。
珍しくもないので、あまりカメラを向けませんが、花を愛でる初歩的な行為・感想を抱く花だと思っています。
純粋に (悟郎)
2008-09-10 02:33:15
そうなんです、早朝7時20分、駅前の空地での出会いです。
カメラを構えている自分を客観視して、なんだかなって、そう思いました。

基本的には花色がごちゃごちゃしているものより、単色で纏められてるもののほうが好みなんですが、ポーチュラカは花色が混ざり合っているほうがいいなと、思ってます。
そうですね、真っ白なこころでみたとき、きれいだと思える花にこそ、もっと注意を払わなくてはいけないかもです。
珍しいものに、ついつい目先がいっちゃうんですよね(笑)。

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