goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

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待ちかねた七番目の花

2007年10月17日 | 07 花たち

今年も「秋の七草」を収集しておりましたが、7番目の花は昨年同様、他の6花と比べると、断然遅い開花になりました。
蕾を確認してからでも、2週間以上経ってます。

これって、おじさんの花環境だけのことなのかな?

お仲間のあのかたこのかたは、とっくに咲いているんですけどね。
本家の御仁は、待たせて焦らせて、大向こうからの登場です。


よっ! 待ってました!!~~


【フジバカマ・藤袴】キク科

日本の野草としての顔を持つフジバカマですが、実は中国からやってきた帰化植物なんです。
ちょっと意外な事実でしょう?
とはいっても「秋の七草」に数えられている花ですのでね、日本には万葉の時代に、すでに山野に自生していた訳ですからね。

帰化植物と聞くと眉をひそめるむきもありますが、そのあたりの新参者とは、別格ということです。
扱いも帰化植物のそれではありませんから。
そうじゃないと、日本各地で自生種が減ったからといって、環境省のレッドデータブックで、絶滅危惧II類には指定されませんよね。
これって、日本の植物として、国が認めているってことでしょう?

まあ、こんな屁理屈を言うようなことでもありませんね。
古の人たちがすんなり受け入れた事実を、我々もすんなり享受すればいいだけの話ですから。

異文化を受け入れる能力は、日本には昔からありますからね。
日本文化って、ほとんどそれで成り立っているんですから。
いけない、いけない、また筆が滑ってます。

名前の由来はね・・・

筒状の集合花の冠毛を含めた形は袴を連想させ、淡い赤紫色の花を咲かせることから「(赤)紫色をした袴(のような花)」→「フジバカマ・藤袴」になったと言われているのが、命名の主流なんですけどね・・・

イマイチ納得しかねるんですよね、おじさんは。
どうひっくり返っても、袴には見えません。

中国で「蘭草」とか「香草」とか呼ばれているのは、フジバカマには芳香があることを表現した名前なんでしょうが、生花には香りはありません。

刈り取って半乾きにすると、茎や葉は桜餅の葉のような香りがするんですってさ。
それを簪にしたり香袋にして、女の子たちは身に付けていたんだって。
今でいうところの、ポプリかな?

水を差すような話を、最後に言っときますね。

私たちが現在目にするフジバカマは、万葉人が見ていたフジバカマの花とは違う可能性が高いということです。
野生種が激減していることは言いましたよね。
その分、園芸種が増えているんだそうです。

花の色が濃いグレ-ピンク(灰桃色)のものは園芸種、白に近いグレ-ピンク(灰桃色)のものが野生種らしいのですが・・・

このように茎が赤っぽいものは、全てが本当のフジバカマではなくて、同属の別の植物との雑種か、改良された園芸種だと断言していいそうです。

あくまで私見ということにしてはおきますが、見かけるフジバカマの花たち、どうも園芸種のほうが多いような、そんな気がします。


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3 コメント

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幻の花 (ポージィ)
2007-10-17 10:17:18
なーんて書くと大袈裟でしょうか。でも私には縁の薄い花です。
園芸種にしろ本来のものにしろ。どこか植えてある公園やお寺に
行けば見られるのですけれど、普段のとても狭い行動範囲では
当然ながらありません。
悟郎さんが待ちわびていらしたこの株は大きいですね。複数かな。

名前については以前から首を傾げています。冠毛も含めた形が
袴を、なんですよね。逆さまに見ればいいのか?けれど初めに袴と
思っていなければ逆さまでも袴には見えてきません。

それにしてもヒヨドリバナと形のよく似た花ですね。
先日も、 (noodles3)
2007-10-17 11:24:25
この話題になりましたね。
どこまでを野生とカテゴライズするかは難しいところです。
私有でなくとも、土地は国の管轄下ですし。
野草は種子が転移して、どこにでも進出しますからね。
たとえもとが園芸種だったとしても。。

まあ、そんなことをぬかすのも、人間のエゴでしょうか(笑)。
コメントありがとうございます! (悟郎)
2007-10-18 03:10:40
★ポージィさん

マイ花マップの登録のフジバカマ、個人宅のものは一箇所もありません。
こちらでも、公園以外では見かけることはありませんね。
他の七草の花と比べても、出会う機会が少ないです。
この株は、今年加わった公園で出会ったもので、あまりの立派さに驚きました。
複数株です。写真では捉えておりませんが、全部で10株ばかりはあったんじゃなかったかな?

どう見ても、袴には見えませんよね。
音の響きとしての「フジバカマ」はとてもいいし、この花イメージを損ねるものでは決してありませんが、由来になると、毎年?って思っちゃいます。
ハカマには、別の意味が隠されているんじゃないかと、そう思ったりします。

ヒヨドリバナと相違点、はっきりいうと認識できていません。
これはヒヨドリバナですよっていわれたら、そうですねって、信じちゃうと思います(笑)。

★noodlesさん

そうでしたね、園芸種と野生種のことですね。
もとを正せば、出自はわからなくなってしまいます。
住民票で管理してる訳じゃありませんしね(笑)。
もともとは園芸種だったものが、日本中に帰化しておりますしね。
綺麗な花だなって、専門家でも研究者でも当事者でもない素人は、それでいいと思ってます(笑)。

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