goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

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鼬ごっこ

2008年06月16日 | 08 花たち



07/8/5

この青い果実とは、昨年の夏に出会っておりました。
葉っぱがニセアカシアに似ているんだけど、実の形が全然違います。
きっとマメ科の何かだろうなと推測しておりました。
どんな花が咲くのだろうって、楽しみにしてたんですよ。

いよいよ花の時期がやってきました。

描いていた花姿を目一杯裏切ってくれましたけどね。

ちょっとピンボケですが、花の姿を見ていただきますね。

20cmほどの花穂が立ち上がり、1cmほどの暗紫色の小さな花がたくさん付いています。

マメ科の特徴である蝶形花が咲くとばかり思っておりましたのでね、想像外の花の形が目の前に出現しましたので、「マメ科」との確信がグラグラと揺らいでしまいました。

マメ科では無いとなる・・・ この花との取っ掛かりが、まったく無くなってしまいます。
名前に辿り着けるのかどうか、不安は募るばかり。

取り敢えずの頼みの綱、「マメ科 アカシア 似ている」をキーワードにして画像検索してみると、あるブログに辿り着けました。

「マメ科」で正解でした。よかったぁ・・・

正体も判明いたことだし、紹介いたしましょう。


【イタチハギ・鼬萩】マメ科

メキシコなど北米原産の落葉低木で、大きいものは5mほどになることもあるようですが、ほとんどが1~3mほどの潅木です。

名前の由来は、総状花序の形を、鼬の尻尾に見立てたんでしょうね。

名前が判ると、過去にこの花はみたことがあるのを思い出しましたよ。
ちょびママさんのブログで、2年前にイタチハギが紹介されていたんですよ。
ネット等で見ていても、実物を自分の目で見ないと、なかなか記憶できません。
見てもすぐ忘れちゃいますけどね。

よくよく見ても、マメ科の花としては変わっていますよね。
見慣れた愛らしい蝶形花ではなくて、1cmほどの暗紫色の筒状花です。
旗弁というらしいです。
雄しべが花の外に飛び出し、黄色の葯が目立ちます。
多くの花は下から上に咲き進みます。

アップ画像でみるときれいな暗紫色ですが、遠目には黒褐色にみえることから、別名「クロバナエンジュ・黒花槐」とも呼ばれるようです。
因みにニセアカシアは「ハリエンジュ」です。

日本には大正時代の初期にやってきていますが、今では各地で野生化し、厄介な帰化植物として認識されているようですよ。
もともとは観賞用として植えられていたのですが、成長の速さが見込まれ、砂防用や護岸用に植えられたのだそうです。
爆発的に増えていったのは戦後になってからだといわれています。
「日本列島改造論」を持ち出すこともなく、造ちゃいましたからね、道路を。
削り取った壁面をコンクリートで固めながら、緑化と称してあちこちに種子を吹き付けたんでしょうね。
幹線道路に植えられるということはですよ、瞬く間に全国に広がるってことですよ。
道路が運ぶのは、人や物だけでもないし、必要なものだけでもないんですよね。 

人間がやった行為の責任は、人間が取るしかないのです。
植えられた植物たちには、何の責任もありません。


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5 コメント

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その通り! (noodles3)
2008-06-16 20:36:21
昨日、家内も呟いていました。
雑草っていうけど、人にとってはそうでも、植物には迷惑な話だよね。

まさに、その通り。

それにしても、過激な容姿ですね。。
食べられるの? (maupapa)
2008-06-16 21:00:03
先日は、ありがとうございました。久しぶりに会った
竹馬の友も喜んでいました。
またお邪魔すると言ってましたのでそのときは宜しく
お願いします。
コメントありがとうございます! (悟郎)
2008-06-17 00:50:57
★noodlesさん

帰化植物の害についてはあちこちで語られることがありますが、最初は全て人間の手によってもたらされたものですからね。
近頃とみに思うのですが、我々が目にしている野草たち、都会ではと断ってもいいのですが、そのほとんどが帰化植物なんじゃないのかな。
史前帰化植物などを加えると、ほとんどがそうなんじゃないでしょうか。
人為が加わらない限り、在来種が街なかで生育しているなんて、考えられません。

挑戦的な姿でしょう?(笑)

★marupapaさん

多分、食べられません(笑)。

こちらこそ、ありがとうございました。
どんなに風貌は変わっても、幼馴染はいいもんですよね。
○○ちゃんで話が出来る関係は、大切ですよ。
いつでも歓迎いたします。
よろしくお伝えください~~
すっかり (ポージィ)
2008-06-17 11:35:45
完璧に忘れていました(^^;)
ちょびママさんがアップされていたことすらです。自分でも拝見して
検索もしてみてコメント残しているのに。情けないです~
さすがにちょびママさんのところの写真を拝見したらそういえば見たぞ
という程度の記憶はよみがえってきましたが。悟郎さんはよく覚えて
いらっしゃいましたね。

イタチハギは花穂がイタチの尻尾…なるほどです。
私はまだ会ったことがありませんが、やはり脅威的存在であることに
変わりないのですね。

今じゃ、正真正銘の在来種のほうが少ないんじゃないでしょうか。
帰化植物を目の敵にしていたら、日本中の緑はなくなってしまうかも
ですね。
丸裸 (悟郎)
2008-06-18 02:30:45
★ポージィさん

花を見ただけだと、私も分からなかったんですよ。
イタチハギの名前に辿り着いて、待てよ、どこかで聞いたことあるなと思い、ちょびママさんのブログのことが蘇りました。
これなどはまだいい方です。
憶えていないことのほうが多いですから。
2度手間、3度手間なんて、しょっちゅうです(汗)。

イタチの尻尾に見立てられた命名には、さもありなんとは思います。
黒っぽく見える花穂には、一種まがまがしさも見てとれますしね。
こちらにいるとピンときませんが、勢力拡大中のようですよ。

帰化植物の及ぼす害についてはよく目にしますが、じゃあ、どんな対策が取れるのかです。
国粋主義的に排除していったら、残るものはいったい何なんでしょう。
仰るように、日本中から緑が無くなって、丸裸になってしまうでしょうね(笑)。

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