飛来飛去 ~風の吹くまま~

中国・遼寧省瀋陽在住歴十数年。
最近ネタぎれ気味ですが、何気ない、でも誰かに話したい日々の発見を綴ります。

学食でごはんが買えない?!

2017年07月13日 | 中国・瀋陽 暮らしの中から

先週、お昼ご飯を食べようと思って、学食に行った。

私達教師や職員用の食堂もあるのだが、その日は持ち帰って食べようと思い、色々なメニューが並ぶ大食堂へ向かった。

入口の所へ来ると、何やら赤い布の横断幕が!

「現金取引禁止!」

 

学生食堂ではみんな学生カードを使って支払をするのだが(予めカードにお金をチャージしておく)、それぞれの店では、現金でも受け付けてくれる。

しかし、数年に1回、このような色々なお達しや検査が来て、急に厳しくなるのだ。

でも、しばらく経つと、またうやむやになって、何となく、現金でもOKみたいな感じになっていたので、私も深く受け止めず、食堂に入った。

まあ、いずれにしても、私も食堂のカードを持っているから、現金を使う必要もないし...

そう思って、馴染みの店で焼きビーフンを注文し、いつものようにレジの機械にカードをかざした。

 

すると.....

「期限切れ!」

まさかと思い、もう一度やってみたが、結果は同じ

 

しょうがないので、「現金でもいい?」と言うと、店員さんは「ごめん、ちょっと無理」と....

ん~~~、しかたがない。

 

店員さんは「微信(WeChat)」か「支付宝(アリペイ)」でバーコードをスキャンしても払えるよと教えてくれた。

前にも書いたとおり、中国は現在、スマホに銀行カードを登録しておいて、バーコードをピッとするだけで、お金を払うのが当たり前になっている。

しかし、私はスマホに何でもかんでも登録するのは不安だし、以前、登録しようと思ったら、うまく出来なくて、あきらめていた。

現金を持っているのに、商品が買えない時代が来るなんて!

 

これは今回の学食に限ったことではなく、ショッピングモールのフードコート等でも、「現金お断り」の所がある。

自動販売機等も、バーコードのみというのが結構ある。

本当に現金が役に立たなくなってきているのだ。

 

結局、私は隣りにいた学生さんに代わりにスマホで払ってもらい、現金を渡すという方法で解決した。

そして、食堂のカードが使えるように、更新手続きを行った。

この手続きにもすったもんだあったのだが、何とかチャージしていたお金も回復することができた。

 

中国では偽札問題もあるし、最高額紙幣が100元ということで、分厚い札束を持ち歩かないといけないという不便もある。

銀行行って、お金下ろして、支払するなら、いちいちATMで並ぶ必要も無いスマホでの決済が楽なのも理解できる。

でも、何かスマホの画面の数字だけが行ったり来たりしているようで、お金を持っている感覚も、使っている感覚も希薄になってしまう。

先日、立て替えたお金を事務室で清算してもらう時も、相手のネットバンクから送金され、私はショートメールで入金を確認。

本当に便利なのだが、私のような“旧型人間”は心が付いていかない部分も....

 

それに、さっきの私のカードみたいに突然電子マネーが使えなくなったり、、ホストコンピュータがやられて、突然データが全て消えてしまったら、どうするのか?

ネットとつながった時点で、生年月日やら身分証の番号やら、全ての個人情報はもうダダ漏れであることを覚悟したほうがいいい。

しかし、そんな不安よりも目先の便利さを選ぶのが中国人。

ニュースではしょっちゅう電子詐欺の事をやっているが、自分には関係ないと思っているのだろう。

 

とにかく、世界一のキャッシュレス社会・中国ではスマホがなければ、生きられなくなりそうだ。

そういうわけで、私もいよいよスマホ決済デビュー....しようかな?

 

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