飛来飛去 ~風の吹くまま~

中国・遼寧省瀋陽在住歴十数年。
最近ネタぎれ気味ですが、何気ない、でも誰かに話したい日々の発見を綴ります。

華麗なる逆襲を信じて

2016年12月27日 | 社会派コラム

2016年を振り返って......

 

SMAPの衝撃的なニュースが流れた1月のあの日。私は日本にいた。

未だに腑に落ちない“生謝罪”の放送もオンタイムで見ていた。

そして、8月の「解散」という知らせも、奇しくも日本で聞くことになった。

それは、「夢であって欲しい」と願う私に「これは夢じゃない」と現実を叩きつけてくるような巡り合わせだった。

と同時に、心を共にする仲間と、スマホ越しではなく、直に慰め合えた奇跡でもあった。

 

SMAP結成28年、デビュー25年。

この数字が如何にとてつもない歳月であるか。

特別熱心なファンでなくても、多くの人がSMAPの歩みを自分の人生と重ね合わせ、彼らの歌を聴くにつけ、“共に歩んできた”と感じるのではないだろうか。

 

私はと言うと、CDを数枚持っていて、ライブに何度か足を運んだ程度。

SMAPが誕生した頃は、従来の歌番組が衰退し、音楽に関しては、ロックバンドの方がかっこいいという時代。

デビュー当時の彼らの苦労が物語っているように、“アイドルのファン”というのは肩身が狭く、教室でなかなか公言できない雰囲気があった。

だから、彼らが人気者になったからといって、「前からファンでした」みたいな顔はできないなと、いつも後ろめたさを感じつつ、それでもやっぱり5人のパフォーマンスに魅了されてきた。

 

本人達が言っているように、絶対的に何かがずば抜けているわけではない。

しかし、1人1人の個性が光り、5人集まった時の輝きは圧倒的だ。

 

そして、初めから優等生ではなく、苦境に立たされても、それをみんなで乗り越えてきたからこそ、こんなに長い間、支持され、愛されてきたのだと思う。

 

SMAPが“アイドル”の、そして、“ジャニーズ”の歴史を変え、築いてきたことは明白だ。

 

SMAPは私たちの日常に当たり前のように存在し、時に折れそうな心を支えてくれ、そして、明日からもずっとずっとそこにあり続けると思っていた。

 

それなのに、突然、目の前から消えてしまう虚しさ......

 

誰にでも「引き際」というものは訪れる。

私自身は、「始まり」より「別れ」の時こそ、人と人とのつながりにおいて重要な局面だという信念を持っている。

 

だから、仮に、本当に仮に、「芸能活動の方向性の違い」だとか「今後それぞれにやりたいことがある」というような本人達が決めた前向きな理由なら、悲しくても受け入れられる。

 

そして、25周年の記念の年をファンと共に過ごし、有終の美を飾ることが、やはり相応しかったと思う。

 

しかし、これは本当に「仮」の話で、そもそも解散する(させられる)必要などあったのだろうか。

 

自分たちの言葉で何も伝えることができないまま、このような状況に追い込まれてしまったことが悔しくてならない。

 

できることなら、時間を巻き戻し、掛け違えたボタンをはずし、絡まってしまった糸をほどきたい。

 

報道が全てだとは思わないし、そこから見てくるもの、又は、裏を読まなければならないもの、いろいろあると思うが、私は本人たちが直接発信してきた言葉だけを信じたい。

 

そして、今まで私たちに見せてくれた姿を信じる。

 

誰よりも「SMAP」を愛している5人。何よりもファンを大切にしくれるSMAP

 

そのことはみんな分かっているから。

 

 

昨年、あるTV番組でX JAPANの歌を聴いた。

YOSHIKIのピアノの傍らで熱唱するTOSHI

長いブランクを感じさせないその歌声に鳥肌が立ち、涙がこぼれた。

そして、今年も年末の歌番組で圧巻のパフォーマンスを披露したX JAPAN

カメラに向かって、おどけたようにXポーズを決めるYOSHIKITOSHIの笑顔。

誰がこんな日が再びやってくることを想像できただろうか。

 

そのYOSHIKISMAP解散を受けて、こんなことを言っていた。

「みんな生きているのだから」

この言葉は重い......

 

私は信じている。

今は何も言えなくても、全てを乗り越えて、5人が同じステージに立つ日は必ず来る。

必ず!!

 

 

****** SMAP×SMAP 最終回放送 24時間後 ******

 

今、最後の「世界に一つだけの花」の5人の歌声を聴いた。

28年の歩みを見ながら、涙が止まらなかった。

悲しみというより悔しさ、やりきれなさがこみあげてきた。

 

改めて思う。

やはりこんな幕引きなんて......

 

きっときっといつか霧は晴れるだろう。

カーテンコールに応えて、あの幕が開き、5人がそろって、笑顔で登場してくれるその日を待っている。

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