≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ by ごろー

洋楽ロッククラシックの偉大なる500曲を勝手に選びます。≪たのむから静かにしてくれ≫改題。

No.283 シニード・オコナー/愛の哀しみ (1990)

2017-06-22 | Weblog
≪オールタイム・グレイテスト・ソング 500≫ その283
Sinéad O'Connor - Nothing Compares 2 U

この曲はプリンス直轄のファンク・バンド、≪ザ・ファミリー≫のためにプリンスが書いた曲だ。
1985年のアルバム『ザ・ファミリー』に収録されているが、シングルカットもされず、注目もされなかったし、今聴いてみてもとくに魅力を感じない。
なのにこれに目をつけたシニード・オコナーはなかなか凄いと思う。

シニード・オコナーはアイルランド出身で、1987年にデビューした。
両親の離別や、母の事故死、鑑別所に入るなどすさんだ少女時代を過ごした彼女は、デビューしてからもあふれる怒りを抑えきれずに過激な言動でトラブルメーカーの印象がつきまとい、やがて表舞台から姿を消した。

さすがに生放送のTVカメラの前でローマ法王の写真を破り捨てたのはマズかった。
カトリック教会の複数の神父による児童への性的虐待とその組織的な隠蔽事件に対する抗議ということで、気持ちはまったく共感するものの、やり方はマズい。

しかしそんな波乱の人生を送った彼女の、この輝きに満ちた名唱は忘れ難い。
こんなふうに感情を顕わにして、魂から溢れ出てくるような声で歌う歌手はそんなにはいない。

あなたが愛を始末してから、15日と7時間が過ぎた
あなたがいなくなってから
わたしは夜ごと出歩いて、昼間は眠っている
あなたがいなくなってから
わたしはなんだってやりたいことができるし
だれにでも逢えるし、しゃれたディナーを楽しむこともできる
でもなにをしてみたって、この憂鬱な気分は消えてくれない
あなたにかなうものなんてなにもないから

あなたがここにいないなんて、寂しくてたまらない
あなたが裏庭に植えた花もみんな枯れてしまった
寂しくて涙がとめどもなく溢れてくる
教えて、わたしはどこで間違ってしまったの?


PVの最後のほうで、自然に頬を伝う涙もなんだか衝撃的だった。
何度聴いてもわたしは感動してしまう。

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