まんがタイムスペシャル 2017年11月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
ニヤけリコ・・・
ナギからのメールを見て、この表情というのが(^^;
弟・レンくんに見られても、ウキウキを隠しもせずに自慢するあたり、
浮かれまくりの暴走状態で、誰にも止められません。
そんな姉の様子を眺めて、げんなりするレンくんが愉快!
まあ、身内が恋愛話で浮かれているのは、微妙な気分かもしれませんねえ。
理想と現実のギャップ・・・
リコのテンションの高さに、ついていけないレンくん。
何かいいことないかと考えていたら、マキが来るというのでテンションアップ!
と思いきや、クリスマスの時の彼女の奇行を思い出し、またもテンションダウンで笑!
翌日、マキが来るとやっぱりおかしなことをやっていて、打ちのめされていたレンくん、
お気の毒でありました。
いや、玄関のドアを開けたら狩人がいるとか、そりゃ普通に衝撃ですわ。
しかも、狩人に扮した理由が「ヤンさんの狩り方がわからず」って、斜め上すぎる(´▽`;)
そこへやって来たスズに心配されるレンくんでしたが、「マキさんがとんチキハンターに」
なんて言っていて、「とんチキ」が付いているのが可笑しかった!
クリスマス会からマキの“正体”を知りつつあったレンくんでしたけど、ここに来て
決定的に疑いようのない現実を突きつけられているのは、半ば気の毒ながらも、
避けるべきではない試練の道だと感じますね。
ギャップを乗り越えられるかどうか・・・
レンくんは、マキに対して「清楚で優しい理想の女子」という幻想を持っていて、
それが崩れてしまったことで、「だまされた」なんて言っています。
しかし、これは彼の身勝手な思い込みにすぎませんよね。
自分で勝手に理想を重ねて、現実の姿を見たら失望するなんて子供ですよ・・・
って、まだ小学生でしたか、彼(^^;
そのあたりはまだ若いから仕方ないと思いますが、そんな彼の情けない態度を
スズが𠮟りつけていたのは、好感触でした。
それしても、マキの現実の姿について、レンくんは失望していましたけども、
ヤンなどは普通に「変」と思っているものの、失望といった感情は抱いていないわけで、
この違いは面白いものだと感じます。
理想と現実とは違うかもしれませんが、素のマキを受け止められるという点では、
ヤンはある意味、理想の相手なのかもしれませんね。
それはともかく、レンくんに対してダメ出しを続けるスズが、とんでもないことを
口走っていたのには、驚かされつつも「うひゃー!」となりましたよ!
公開告白!?
自分が何を言ったのかに気付いて「あっっ」となるスズ。
レンくんのことが気になるからこそ、彼にダメ出ししてしまった結果、
フォローのつもりで言った言葉がもはや告白同然だったのは、むしろ面白い。
ただ、レンくんの反応は薄く「チビ助に言われてもなー」なんて返ってきたため、
集まって来ていた他の面々が、レンくんを一斉に攻撃していたのが愉快でした!
スズのために一致団結している所が(^^;
でも、レンくんはスズの言葉を、友達感覚で受け止めていた気がします。
告白というよりも、友達として好きだよ、みたいな雰囲気で。
なので、まだ失恋と言えないのではないかと思うのですが、はてさて・・・
レンくんについては、クリスマスの時、オシャレしたスズにときめいてましたし、
じゅうぶん脈はあると思うので、マキへの幻想が解けた今こそ好機でしょう。
などなど、理想と現実の姿のギャップから、スズの“告白”まで色々あった今回。
スズにとっては試練となるでしょうけど、ここからどのような方向へ進むのか・・・
大いに気になりつつ、今後も楽しみです!
マキのアレを「変」と思いつつ「こいつはそういう奴だ」と過不足なしに対応できるのはヤンくらいでしょうね。一方で、マキが何よりこだわっている自身の努力で身につけた「有能さ」への評価は高いので、余計に相性の良さを感じます。
> レンの反応が、昔のナギに告白された時のリコの反応そのまま過ぎて
あっ!これは確かに…この重なり方は重要ですね。
レンとスズの先行きを暗示しているのかもしれません。
スズの成長は頼もしさを増していますが、それでも周囲のメンバーが“保護”するあたり、
生徒会のマスコット的地位は守られていそうです。
レンくんにも言えるようになっていることは、関係を深めるうえで大切なことでしょうし…
ヤンとマキの関係は、ある意味理想的なのかもですね。
優秀さと互いを知る点で、似た者同士な所あります。