五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムスペシャル 感想

2016年04月29日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2016年6月号

 

 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 表紙は、春の風を受けて、微笑むマキ!
 ・・・ですが、読んでいるものがマキらしくて笑!
 他、コミックス発売作品からも、様々なキャラクターが登場してます。

 
 今月~来月あたり、かなり忙しくなりそうですので、
 しばらくは、記事を短縮、まとめたカタチで書きたいと思います。
 感想を書けていない他の作品も、色々と面白かったです。

 

 今月の「春のスペシャルコミックス祭りで賞」は、『とりかえっこ4コマ』

 

 5月7日に発売される、本誌からのコミックスは、4作品!

 『ローカル女子の遠吠え』『笑って!外村さん』『前略、パリは甘くて苦いです。』
 そして、完結しましたが『みずいろミュージアム』といったラインナップです。

 そこで、それぞれの作家先生が他の作品の4コマを描くという企画だったのですが、
 水森みなも先生の「ローカル女子」、瀬戸口みづき先生の「外村さん」、
 にしうら染先生の「みずいろ」、あさみゆとり先生の「パリ」が、面白かった!

 とくに、瀬戸口先生の描く三雲くんとメガネくんが、元のキャラクターに沿いつつ、
 瀬戸口先生ブシのきいたオチを披露していて、大笑いでしたよ゜(*゜´∀`゜)゜

 なお、「サイン色紙」「とかえっこ4コマ」を収録したリーフレットが当たる
 プレゼント企画についても書かれていますので、ご確認を。

 

 

【5月7日、コミックス1巻・発売!】

●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生)

  

 静岡へUターンしたアラサー女性のお話。

 有野りん子さんは、東京になじめず、静岡へUターンした女性。
 再就職先の人々をはじめ、友人などなど、愉快な面々に囲まれてすごす、
 そんな彼女の日々が、ご当地ネタ満載で面白おかしく描かれる4コマ作品です。

 今回は、母上のお店を手伝うりん子さん。
 でしたが、「春って感じ」のエプロンを用意されて、困惑していたのは笑!
 まあ、結局は着なかったようですけど(^^;

 そして最近、店によく来るのが、職場の同僚・雲春くん。
 「桜エビのおきあがり」が出てきて、「エビの起き上がり」かと戦慄してますが、
 別の「おきあがり」で、ひと安心(´▽`;) 伝統の漁師飯なのですね~。

 そこへ、りん子さんの友人・ハッチさんもやって来て、「おきがあり」を
 食すのですが、かつて勤めていたブラック企業の思い出を「おきあがり」から
 連想してトラウマスイッチ入っていたのは、もう、何と言えばよいのか( ;∀;)

 後半は、ハッチさんや水馬さんと一緒に、久能山東照宮へ行くことに。
 東照宮といえば日光が有名ですが、徳川家康のおひざ元だった静岡にもあるのですね。
 しかし、家康にうるさい静岡県も、東部では家康<富士山というのは、面白かった。

 家康の埋葬先についての説は興味深かったものの、シュレディンガーの家康には大笑!
 いや、でも、まあ何となく、その通りなのですから、適切な表現ですかね(ぇ

 などなど、静岡へUターンした女性のお話なわけですが、
 こうしたご当地ネタを、面白おかしく繰り広げる内容に、抱腹絶倒まちがいなし。

 瀬戸口みづき先生の言葉のセンスは、実際に読んでみないと、その面白さが伝わらない
 と思いますし、ついにコミックス1巻が5月7日発売とのことで、ワタシ的にも注目作、
 今後も楽しみです!

 

 

【5月7日、コミックス6巻・発売!】

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

  

 クラスメートを遊びに誘いたい外村さん。

 そこで、まずはどうやって話しかけるべきか、春野さんに尋ねていますが、
 テレビの話題でも持ち出せばと言われて、ズレたことを考えている外村さん(^^;
 さすがに番組の話でなく、テレビの備品の話では、不審がられるだけでしょ!

 そんなズレっぷりが面白い外村さんですけど、そのために遊びに誘うのも
 なかなかうまくいかない様子で、壁ドンを駆使しても、むしろ怖いから愉快。

 委員長の下駄箱に手紙を入れて誘おうとするも、遠山さんに添削されたり、
 三雲くんを運動に誘うとしても、いつもの笑顔では誤解されるだけという(´▽`;)

 また、逆に三雲くんが外村さんを誘おうとしても、ズレが誤解を招いて、
 うまくいかない所も、また面白かったですね。

 そして、外村さんの笑顔の真相を知りたいメガネくん。
 彼も加わって、三雲くんも気が気でない様子で、楽しくなってきました。

 そんなこんなで、5月7日にコミックス6巻が発売!
 もちろん今後も、楽しみです!

 

 

【5月7日、コミックス1巻・発売!】

●前略、パリは甘くて苦いです。 (にしうら染 先生)

  

 パリでお菓子修行!

 星川洋平くん(20)は、製菓学校を卒業後、パリへ修行へ。
 はじめ乗り気ではなかったものの、そこで出逢ったミシェルさんをはじめ、
 様々な人々に囲まれて、充実した日々を過ごす様子が描かれる4コマ作品です。

 今回は、サロン・デュ・ショコラというお祭りのお話。
 マルティーヌさんが楽しみにしているようで、何でも、チョコレートの祭典だとか。

 洋平くんとギャビーさんも連れられて、サドン・デュ・ショコラへ行ってみるも、
 マルティーヌさんの買い物要員にされていて笑!

 とはいえ、色んなチョコを眺めたり、食べたりできて、ご満悦。
 様々な種類のチョコレートが興味深かったりもしましたが、
 マルティーヌさんが、なぜ今のお店で働いてるのかという話が、面白かったですね。

 ショコラティエ志望のマルティーヌさんにとっては、別の店の方が向いているはず。
 でも、本物のバカ正直さで、面接に落ちまくったらしく、ジェルミナルでも
 同じようにバカ正直さを発揮していたのは、何ともかんとも(^^;

 けれど、そんなマルティーヌさんを、オーナーは放っておけなかったというのは、
 心温まるイイ話でしたね~。 拾う神あり、とでもいった所でしょうか。
 そして、コミックス1巻が5月7日発売とのことで、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●番台湯子せんとう中! (小林はる 先生)

  

 銭湯の娘さんは、店の平和のために戦います・・・!?

 銭湯を狙って、盗撮犯がやって来てますが、そこへ飛びかかるのは、
 その銭湯の娘・湯子さん! そんな彼女の活躍が楽しい4コマ作品です。

 みごと盗撮犯を捕えた湯子さんですが、兄上からは「危ない」と注意されてます。
 けれど、勇ましい湯子さんに反省の色はなく、なかなか頼もしい性格っぽい(^^;

 兄上は、銭湯を「ボロ湯」と言って、あまり熱心に手入れしてないようですが、
 湯子さんは「私にとってこの湯は宝だ」と言って、思い入れがある様子・・・
 ではあるものの、ボロにしているのは、むしろ湯子さんが暴れるせいだとは笑!

 友人と湯に入る湯子さんもきちっとしていて、可愛いというよりは頼もしさが
 目立ったキャラクターになっていますけど、お客様に人気の笑顔は愛らしかったり。

 そんな風に、たくましく可愛らしい銭湯の娘さんが、面白味になっている作品。
 湯子さんの個性がよかったと感じますので、つづきに期待です!

  

 

【その他】 

●光れ!メシスタント (310 先生)

 今回は、先生の過去話。

 光くんがつくった「豚肉とエリンギのニラ玉」を食べて、昔を思い出す先生。
 かつて同じ職場でアシスタントをしていた友人・ゆずさん。
 食べ物に関して、相争う関係だったとか、面白い(^^;

 そんな彼女とは、マンガに関してもよきライバルで、担当さんが付いたとか、
 デビューなどで、追いつ追われつといった内容が、マンガ道の厳しさを感じさせます。
 マンガ家をめざす道を共に歩む友人が、いかに貴重な存在か・・・ 納得ですね。

  

●可愛い上司を困らせたい (タチバナロク 先生)

 仲直りのため、青木くんの家に行くめぐみさん。

 私服姿のめぐみさんを見て、「可愛い」なんて言っちゃう青木くん。
 照れるめぐみさんも可愛かったり、何ですかね、このやりとり・・・
 リア充爆発とかいうやつですかね(ォィ

 そして、スーパーで買い物する2人でしたが、新婚気分にひたる青木くんに笑!
 そんな彼に、「結婚とか・・・ないから!!」とか答えてしまうめぐみさんも(^^;
 それにしても、絵の描き込みが上手い具合にハマっていて、そこに魅力を感じます。
 4コマのコンパクトさにも合っているのはスゴイなと・・・ 素敵でした。

 

●課長と私のおかず道 (梨尾 先生) 

 課長のおかず道、その始まりは・・・

 おかず道に目覚めたきっかけは、佃煮というから面白い。
 新人時代の課長さんが、佃煮をマグロの刺身に落としたことから、
 そのワンダホーな組み合わせに感動し、この道を歩み始めたのだとか。

 意外性のある組み合わせで、おかずを楽しむというのは、よいことですよね。
 また、由依さんのパンを使った佃煮料理も美味しそうでしたし、可能性は無限。

 それにしても、由依さんが12年前に、南条課長と保志さんが出逢っていたら
 なんて考えてましたが、社会人と小学生なんて組み合わせには、さすがに戦慄。
 出逢う時期って、大事ですよね(ぇ

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生)

 ラウールさんとリリアンさんの関係やいかに・・・

 といった状況で、ヴィヴィアンさんが孫のため、ひと肌ぬぐことに?
 押しかけ女房ならぬ、大姑・・・でもなく、大古女房とは(^^;
 しかし、まんざらでもなさげなラウールさん、凄すぎー!

 いや、嫌がりもせず、ヴィヴィアンさんとの暮らしを楽しみつつ、
 褒めるべき所は褒めてゆくスタイル、さすがとしか言いようがありません。
 彼の女好きにも、納得の背景があったのは、面白かったですね。

 そして、真面目にラウールという人物を見定めたヴィヴィアンさんも、さすが。
 まあ、リリアンさんに仕返しされていたのは笑いましたけど゜(*゜´∀`゜)゜

 

  

【新人賞@まんがタイムスペシャル】

・寝る寝る寝る寝 (ちくわぶ 先生)

 

 睡眠サークルに入った女子学生。

 春さんは、1人暮らしの大学生。
 睡眠サークルなるものに入ったらしく、究極の睡眠を求めて睡眠睡眠。
 そんな様子が、面白おかしな4コマ作品です。

 サークルの友人らと、パジャマパーティしてても、睡眠。
 でも、それでこそ睡眠サークルといった趣で、妙なアイマスクを付けたりと、
 何とも可笑しな活動風景でありました。

 絵柄がしっかりしていて、読みやすく感じられましたし、
 評価にもあるように、表情が多彩で魅力的でしたので、つづきに期待したい所。
 
 


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