五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがくらぶオリジナル 感想①

2014年02月26日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2014年4月号

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 表紙は、あつみさんのお雛様コス!

 ずいぶんと可愛らしいじゃありませんか~・・・ ホント小学生くらいに見えますけども(^^;

 その他、最終回やゲスト作品、人気作いろいろと、盛りだくさんでございます。

 

 

 今月の「こたつで丸くなるで賞」は、『さかな&ねこ』より、ねこ!

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 今回のネタの1つ【こたつ】。 こたつでのんびりしているねこの所へ、さかなが近づき・・・

 ま~た食われてお終いだろ~、と思っていたら、ちょいとひねったオチになっていて、笑!

 3コマ目で、「あれ?食べカスないじゃん」と気づいての4コマ目が、お見事でした!

 

 

 

【3月7日、コミックス7巻・発売!】

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

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 今回の主役は・・・ 変質者!?

 変質者=吉岡くんのことですけども(少しは言葉を濁そうよ)、

 最近の彼、ヘンタイぶりがエスカレートしてますねえ。

 そこで、警察に通報されたりもしていますが・・・?

 

 吉岡くん「触れてなければ無罪じゃないのか!?」

 小林くん「最近はそうでもないみたいですよ」

 の会話に、何かこうただならぬものを感じたのは、私だけでしょうか。

 「今なら小学生の登下校の群れに突入できる」とか・・・ おまわりさーん、こっちです!

 

 そこへ駆けつけてきた女性警察官トリオ。

 イケメンの不審者という通報で、あつし君とカン違いしていたようですが、

 そこにいたのは吉岡くん。 ついに年貢の納め時か?(わくわく)

 と思ったら、青野さんが吉岡くんを知っていたため、何だかんだで無罪放免とか・・・

 正義はどこにあるというのだ!?(ォィ

 

 そんなこんなで、難を逃れる吉岡くん。

 青野さんと何だか良い雰囲気になっていましたけど、

 吉岡くんの考えは、ロリコンまっしぐらで救いようがねえ~!(;´Д`)

 などなど、ロリコン吉岡くんと女性警察官トリオのお話。

 いつ正義が執行されるのかに期待しつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

【3月17日、コミックス1巻・発売!】

●はるまち・ダンス (佐藤両々 先生)

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 卒業式の巻!

 女子高生、いつかは来るその時・・・ と言っても、先輩たちのですが(^^;

 リアルタイムで時間が過ぎてゆく本作品、そんな時期になっているのですね~。

 

 ひーちゃん先輩がモテモテで、ボタンを下級生にはぎとられまくり。

 そこから、勇太くん(トメ兄)のボタンを、さっちんにあげようと企むことになりますが、

 なんとトメ兄、他の誰かにあげる予定なのだとか・・・ さっちん、ショック受けてます。

 ん? トメ兄の学校って男子校・・・ ま・さ・か???

 

 なんてお話で、思わぬ展開になるのかと期待しましたが(するなよ)、

 最後は、きちんとハッピーエンドっぽかったのが良かったですね~。

 これを見ていると、さっちんには希望があるように思えます。

 などなど、おもしろ女子高生物語。

 登場人物が多く、はじめは戸惑いましたが、慣れてくると面白さがわかってくる・・・かも?

 コミックス1巻が3月17日発売ということで、今後も楽しみです!

 

 

 

【3月20日、コミックス1巻・発売!】

●たばたちゃん派 (みずしな孝之 先生)

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 たばたちゃんの日常を描いた4コマ作品。

 今回も、たばたちゃんの生活風景が面白おかしく、くりひろげられています。

 自分の名前を書いて喜ぶたばたちゃん・・・ でしたが、

 お母さんからツッコミを入れられて、驚愕している所が可笑しい。

 

 書き間違いをしていたわけですけども、それを消しゴムで消してみせるお母さん。

 たばたちゃん、消しゴムの存在をまだ知らなかったため、

 【まほうか!】なんて驚く様子が、これまた面白い!

 子供の頃の初めて見るものって、こんな感じで衝撃だったりしますからね~。

 

 猫のミヤビとのやりとりも、人と猫ゆえ言葉が通じない

 コミュニケーションの断絶が、面白味になった4コマしていて楽しめます。

 【はこだいすき】なミヤビの行動に、振り回されるたばたちゃんが良かった!

 

 そして今回のお気に入りは、【たばたのぜいたく】。

 プチプチをもらって大喜びのたばたちゃん、1つ1つをかみしめるようにつぶしてゆく、

 そんな様子が8コマにわたって描かれていたのが、なんとも楽しい。

 ただそれだけなのに、微妙な表情の違いに、喜びの大きさを感じられましたね。

 まあ、【しんじられないものをみた】で、壮大なオチついちゃいましたけど(^^;

 

 などなど、まだまだ子供のたばたちゃん、その日常が愉快な4コマ作品。

 でしたが、ここから大きな変化が訪れることになりそうですね~。

 コミックス1巻が3月20日発売! ますます今後も楽しみです!

 

 

 

【最終回!】

●つくねちゃん+30 (ひらふみ 先生)

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 最終回は・・・ 数年後?

 言葉を話す謎の鳥つくねちゃんと、30女性・都さんの同居生活物語も、ついに完結。

 最後は、都さんのその後と、変わらぬつくねちゃんとの暮らしが描かれていました。

 

 数年後でも変わらない、都さんとつくねちゃんの関係。

 ところが、都さんの左手薬指に指輪が・・・?

 またまた~カモフラージュとかそんなのでしょ~

 と思っていたら、どうも本物らしく、そうなるとお相手が気になってしまうわけですが、

 これが見事に隠されていたため、引き込まれてしまいましたよ。

 

 なるほど、都さんが選んだのは、彼だったのですね~。

 平田さんも結婚し、簑部さんは変わらぬままでしたけど、

 都さんたち女性陣の絆は、まだまだ続いているようで、

 さっぱりしつつも、友情が感じられる彼女たちの姿が、よい感じでありました。

 

 本作品でのつくねちゃんの存在は、あくまで都さんのパートナーでしかなく、

 謎の鳥でありながらも、とくに謎について迫るわけでもなし、

 日常にとけこんでいる点は、面白い所でありました。

 そのため、2人の掛け合いが可笑しかったりするわけですが、

 都さんが30女性ということもあり、結婚を視野に入れた悩みを抱えていて、

 それでいて、半分開き直ったように生きている姿が、面白味となっていた気がします。

 

 30女性の心の揺らぎ、考え方など、興味深い部分も多かったですね。

 結婚相手の選び方も、都さんなりに考えた末での決着だったのでしょうし、

 そこにどのような気持ちの動きがあったのかは、あえて描かない秘密ということですかね。

 などなど、都さんとつくねちゃんの生活風景も、これにて見納め。

 ひらふみ先生の新作は、6月号に掲載予定とのことで、そちらにも期待しつつ・・・

 長い間、楽しませていただきましたー!

 

 

 

【3月17日、コミックス6巻・発売!】

●ちぃちゃんのおしながき・繁盛記 (大井昌和 先生)

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 春の食べ物!

 駄菓子屋で、春を感じているちぃちゃんと沙耶さん。

 そこへ現れたのが、タク&ユウ爺さんコンビ!

 サイクリングしてきたようで、自転車に乗っていますが、まだまだお元気(^^;

 

 そして、サイクリングついでに、山菜を採って来ており、

 これを使ってちぃちゃんが料理に・・・ というお話でした。

 この山菜料理が、美味しそうなのはもちろん、

 くどさのないさわやか系の雰囲気で、そんな清涼感が気持ち良かったですね~。

 

 でも、ちぃちゃんがなぜか、おばあちゃんみたいになっていて、

 全体的にゆるやか~な感じだったのも面白かった!

 まあ、おばあちゃんみたいになっていた理由が杞憂で、すぐ元に戻っていましたが(;´∀`)

 などなど、春の味覚に、さわやかさを感じた今回。

 コミックス6巻が、3月17日発売とのことで、今後も楽しみです!

 

 

 

【2月27日、コミックス7巻・発売!】

●ベルとふたりで (伊藤黒介 先生)

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 フーコさん、ふたたび!! ・・・の巻。

 まいごのタヌキのかいぬしで、身体が弱い少女フーコさん。

 そんな彼女の父上から、すずたちにお花見のお誘いが・・・ というお話でした。

 

 父上だけでは、フーコさんを外に連れ出せない。

 そこで、すずたちに頼んだという経緯がありましたけど、さすがはすず。

 動物たちを使った引っ張り出し作戦で、攻めの姿勢を見せています。

 いや、もう、相変わらずのハチャメチャぶりが楽しかった゜(*゜´∀`゜)゜

 というか、ベルのみならず、みんなスゴイ動物たちだな!

 動物ばなれしているという意味で(^^;

 

 中でも、ののかさん所のモモちゃんを、フーコさんも気に入ったようで、

 なんかとんでもないお犬様でしたけど、一応うまくいって、めでたしめでたし・・・かな?

 何だかんだで仲良くお花見。 そんな様子に、安心と楽しさを感じました。

 などなど、フーコさんを天岩戸から外へ出そう作戦の巻。

 コミックス7巻、2月27日発売ということで、今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●聡子のホラー (松本勇祐 先生)

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 ホラー作家は怖がりさん!?

 九条聡子さんは、ホラー作家。

 なのですが、怖い小説を書いている割に、怖がりというから面白い!

 そんな怖がり作家さんのお話です。

 

 聡子さん、メガネをかけて知的美人風。

 表情もあまり変わらないため、外から見ると

 怖がっているようには見えないのが、面白味につながっている気がします。

 彼女がホラー小説を書いているのは、怖いことがあると、

 それを「書き捨てる」ことで、忘れることができるから・・・ ということらしく、

 怖いことがあればあるほど、筆が進むというから難儀なものです(^^;

 

 そうした聡子さんの行動が、見ていて楽しい作品。

 担当編集の桑原さんに、心霊写真大全を渡されても、表情は変えないのに、

 内心ビビりまくっているのが可笑しかったですし、

 カフェから見た外の道に、赤いくつが落ちていると、

 「幼女の霊」にむすびつけて怖がったり、でも、そこにオチがついたりと、

 怖がりホラー作家・聡子さんの様子が、かなり面白かった!

 これは、つづきに期待したい所です!

 

 

②へつづきます。