2014年4月号
表紙は、あつみさんのお雛様コス!
ずいぶんと可愛らしいじゃありませんか~・・・ ホント小学生くらいに見えますけども(^^;
その他、最終回やゲスト作品、人気作いろいろと、盛りだくさんでございます。
今月の「こたつで丸くなるで賞」は、『さかな&ねこ』より、ねこ!
今回のネタの1つ【こたつ】。 こたつでのんびりしているねこの所へ、さかなが近づき・・・
ま~た食われてお終いだろ~、と思っていたら、ちょいとひねったオチになっていて、笑!
3コマ目で、「あれ?食べカスないじゃん」と気づいての4コマ目が、お見事でした!
【3月7日、コミックス7巻・発売!】
●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)
今回の主役は・・・ 変質者!?
変質者=吉岡くんのことですけども(少しは言葉を濁そうよ)、
最近の彼、ヘンタイぶりがエスカレートしてますねえ。
そこで、警察に通報されたりもしていますが・・・?
吉岡くん「触れてなければ無罪じゃないのか!?」
小林くん「最近はそうでもないみたいですよ」
の会話に、何かこうただならぬものを感じたのは、私だけでしょうか。
「今なら小学生の登下校の群れに突入できる」とか・・・ おまわりさーん、こっちです!
そこへ駆けつけてきた女性警察官トリオ。
イケメンの不審者という通報で、あつし君とカン違いしていたようですが、
そこにいたのは吉岡くん。 ついに年貢の納め時か?(わくわく)
と思ったら、青野さんが吉岡くんを知っていたため、何だかんだで無罪放免とか・・・
正義はどこにあるというのだ!?(ォィ
そんなこんなで、難を逃れる吉岡くん。
青野さんと何だか良い雰囲気になっていましたけど、
吉岡くんの考えは、ロリコンまっしぐらで救いようがねえ~!(;´Д`)
などなど、ロリコン吉岡くんと女性警察官トリオのお話。
いつ正義が執行されるのかに期待しつつ・・・ 今後も楽しみです!
【3月17日、コミックス1巻・発売!】
●はるまち・ダンス (佐藤両々 先生)
卒業式の巻!
女子高生、いつかは来るその時・・・ と言っても、先輩たちのですが(^^;
リアルタイムで時間が過ぎてゆく本作品、そんな時期になっているのですね~。
ひーちゃん先輩がモテモテで、ボタンを下級生にはぎとられまくり。
そこから、勇太くん(トメ兄)のボタンを、さっちんにあげようと企むことになりますが、
なんとトメ兄、他の誰かにあげる予定なのだとか・・・ さっちん、ショック受けてます。
ん? トメ兄の学校って男子校・・・ ま・さ・か???
なんてお話で、思わぬ展開になるのかと期待しましたが(するなよ)、
最後は、きちんとハッピーエンドっぽかったのが良かったですね~。
これを見ていると、さっちんには希望があるように思えます。
などなど、おもしろ女子高生物語。
登場人物が多く、はじめは戸惑いましたが、慣れてくると面白さがわかってくる・・・かも?
コミックス1巻が3月17日発売ということで、今後も楽しみです!
【3月20日、コミックス1巻・発売!】
●たばたちゃん派 (みずしな孝之 先生)
たばたちゃんの日常を描いた4コマ作品。
今回も、たばたちゃんの生活風景が面白おかしく、くりひろげられています。
自分の名前を書いて喜ぶたばたちゃん・・・ でしたが、
お母さんからツッコミを入れられて、驚愕している所が可笑しい。
書き間違いをしていたわけですけども、それを消しゴムで消してみせるお母さん。
たばたちゃん、消しゴムの存在をまだ知らなかったため、
【まほうか!】なんて驚く様子が、これまた面白い!
子供の頃の初めて見るものって、こんな感じで衝撃だったりしますからね~。
猫のミヤビとのやりとりも、人と猫ゆえ言葉が通じない
コミュニケーションの断絶が、面白味になった4コマしていて楽しめます。
【はこだいすき】なミヤビの行動に、振り回されるたばたちゃんが良かった!
そして今回のお気に入りは、【たばたのぜいたく】。
プチプチをもらって大喜びのたばたちゃん、1つ1つをかみしめるようにつぶしてゆく、
そんな様子が8コマにわたって描かれていたのが、なんとも楽しい。
ただそれだけなのに、微妙な表情の違いに、喜びの大きさを感じられましたね。
まあ、【しんじられないものをみた】で、壮大なオチついちゃいましたけど(^^;
などなど、まだまだ子供のたばたちゃん、その日常が愉快な4コマ作品。
でしたが、ここから大きな変化が訪れることになりそうですね~。
コミックス1巻が3月20日発売! ますます今後も楽しみです!
【最終回!】
●つくねちゃん+30 (ひらふみ 先生)
最終回は・・・ 数年後?
言葉を話す謎の鳥つくねちゃんと、30女性・都さんの同居生活物語も、ついに完結。
最後は、都さんのその後と、変わらぬつくねちゃんとの暮らしが描かれていました。
数年後でも変わらない、都さんとつくねちゃんの関係。
ところが、都さんの左手薬指に指輪が・・・?
またまた~カモフラージュとかそんなのでしょ~
と思っていたら、どうも本物らしく、そうなるとお相手が気になってしまうわけですが、
これが見事に隠されていたため、引き込まれてしまいましたよ。
なるほど、都さんが選んだのは、彼だったのですね~。
平田さんも結婚し、簑部さんは変わらぬままでしたけど、
都さんたち女性陣の絆は、まだまだ続いているようで、
さっぱりしつつも、友情が感じられる彼女たちの姿が、よい感じでありました。
本作品でのつくねちゃんの存在は、あくまで都さんのパートナーでしかなく、
謎の鳥でありながらも、とくに謎について迫るわけでもなし、
日常にとけこんでいる点は、面白い所でありました。
そのため、2人の掛け合いが可笑しかったりするわけですが、
都さんが30女性ということもあり、結婚を視野に入れた悩みを抱えていて、
それでいて、半分開き直ったように生きている姿が、面白味となっていた気がします。
30女性の心の揺らぎ、考え方など、興味深い部分も多かったですね。
結婚相手の選び方も、都さんなりに考えた末での決着だったのでしょうし、
そこにどのような気持ちの動きがあったのかは、あえて描かない秘密ということですかね。
などなど、都さんとつくねちゃんの生活風景も、これにて見納め。
ひらふみ先生の新作は、6月号に掲載予定とのことで、そちらにも期待しつつ・・・
長い間、楽しませていただきましたー!
【3月17日、コミックス6巻・発売!】
●ちぃちゃんのおしながき・繁盛記 (大井昌和 先生)
春の食べ物!
駄菓子屋で、春を感じているちぃちゃんと沙耶さん。
そこへ現れたのが、タク&ユウ爺さんコンビ!
サイクリングしてきたようで、自転車に乗っていますが、まだまだお元気(^^;
そして、サイクリングついでに、山菜を採って来ており、
これを使ってちぃちゃんが料理に・・・ というお話でした。
この山菜料理が、美味しそうなのはもちろん、
くどさのないさわやか系の雰囲気で、そんな清涼感が気持ち良かったですね~。
でも、ちぃちゃんがなぜか、おばあちゃんみたいになっていて、
全体的にゆるやか~な感じだったのも面白かった!
まあ、おばあちゃんみたいになっていた理由が杞憂で、すぐ元に戻っていましたが(;´∀`)
などなど、春の味覚に、さわやかさを感じた今回。
コミックス6巻が、3月17日発売とのことで、今後も楽しみです!
【2月27日、コミックス7巻・発売!】
●ベルとふたりで (伊藤黒介 先生)
フーコさん、ふたたび!! ・・・の巻。
まいごのタヌキのかいぬしで、身体が弱い少女フーコさん。
そんな彼女の父上から、すずたちにお花見のお誘いが・・・ というお話でした。
父上だけでは、フーコさんを外に連れ出せない。
そこで、すずたちに頼んだという経緯がありましたけど、さすがはすず。
動物たちを使った引っ張り出し作戦で、攻めの姿勢を見せています。
いや、もう、相変わらずのハチャメチャぶりが楽しかった゜(*゜´∀`゜)゜
というか、ベルのみならず、みんなスゴイ動物たちだな!
動物ばなれしているという意味で(^^;
中でも、ののかさん所のモモちゃんを、フーコさんも気に入ったようで、
なんかとんでもないお犬様でしたけど、一応うまくいって、めでたしめでたし・・・かな?
何だかんだで仲良くお花見。 そんな様子に、安心と楽しさを感じました。
などなど、フーコさんを天岩戸から外へ出そう作戦の巻。
コミックス7巻、2月27日発売ということで、今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●聡子のホラー (松本勇祐 先生)
ホラー作家は怖がりさん!?
九条聡子さんは、ホラー作家。
なのですが、怖い小説を書いている割に、怖がりというから面白い!
そんな怖がり作家さんのお話です。
聡子さん、メガネをかけて知的美人風。
表情もあまり変わらないため、外から見ると
怖がっているようには見えないのが、面白味につながっている気がします。
彼女がホラー小説を書いているのは、怖いことがあると、
それを「書き捨てる」ことで、忘れることができるから・・・ ということらしく、
怖いことがあればあるほど、筆が進むというから難儀なものです(^^;
そうした聡子さんの行動が、見ていて楽しい作品。
担当編集の桑原さんに、心霊写真大全を渡されても、表情は変えないのに、
内心ビビりまくっているのが可笑しかったですし、
カフェから見た外の道に、赤いくつが落ちていると、
「幼女の霊」にむすびつけて怖がったり、でも、そこにオチがついたりと、
怖がりホラー作家・聡子さんの様子が、かなり面白かった!
これは、つづきに期待したい所です!