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全体を俯瞰する

歴史にしても、地理にしても細かいことをだいぶ覚えてきたと思います。

しかし、細かいことを覚えていくと、全体がつながらなくなる。ある地方に視点をあてていると、全国の中での位置が不確かになる、ということはあるものです。

例えば日本地図の問題でいえば、良く出るのが北緯35度線。

西から島根県、広島県、岡山県、兵庫県、大阪府、京都府、滋賀県、三重県、愛知県、静岡県と通って行きます。伊豆半島を通過して、太平洋に出ていくわけですが、それぞれどこを通っているかを地図上で確認してみると良いでしょう。

同様に北緯40度線は、過去に世界との問題で出題されたことがあります。
日本だと通過するのは秋田県と岩手県ですが、ヨーロッパだと結構南でポルトガル、スペイン、イタリアやギリシャを通過するし、アメリカはちょうど本土の真ん中を通っている印象でしょう。

歴史でも先土器から、奈良、平安、鎌倉と時代を通して年表を一覧し、例えば横で中国の時代を確認したり、政治と文化の関係を見てみるなどの工夫ができるでしょう。

入試問題はある時代だけを出題するばかりではなく、全体の時代を通していくつかのテーマで出題をする場合も多いので、全体を俯瞰するという勉強は結構役立ちます。

何となく日本地図を見ているだけでも、例えば内陸県である長野県を取り囲んでいる県はどこか、といったことが確認できるわけで、受験準備の仕上げとして全体を俯瞰してみましょう。

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