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2回目の過去問の注意点

すでに過去問を一通り終えて、2回目をやっている場合があるかもしれません。

実は1回目でできた問題が2回目で間違えることが割と多い。

というのは、子どもの記憶力もそこそこあるので、これは解けた、という記憶がある。その記憶通り、解いていくと間違える。

なぜか?

問題を読み飛ばしているからです。

実は解けたという記憶はあっても、詳細な記憶が残っているわけではない。しかし、解けたと思っている瞬間に、心に隙ができます。

その結果として、問題を良く読んでいない。A君がB君の何倍なのか?が正しいのに、B君がA君の何倍かになっていたりするわけです。

「あ、ここね。ここを間違えた。」

と本人は気軽に言ってくれるでしょう。それを聞くと腹が立つが、それで落ち込まれるよりはまだいいかな、と思うのです。

「何でこういうところで間違えるんだろう」

と沈んでしまうと、なかなか浮かび上がってこないから、まだ気軽に言ってくれた方が良いが、しかし、間違ってもらっても困るので、やはりきちんと注意はしましょう。

この時期は「できるはず」のことを「確実にできる練習」をするべきです

同じ過去問を2度解く意味は、「確実にできる練習」をするため。

そして2度目でもできない問題はできないことが多い。あのときの復習は何だったんだ!と怒ってはいけません。

それでも確実に問題が解けるようになっていれば、点数は必ずまとまっていきます。

一度やった問題だからこそ、油断しないようにしましょう。

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