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どのくらい成績は上がるのだろうか

1年後、どのくらい成績は上がるだろうか、ということを考えるにあたって、いくつか要件があると思うのです。

1)本当に一生懸命勉強しているのだろうか。
勉強の仕方、というのはやはり個人差があります。本人は一生懸命やっているつもり、であっても、時間の使い方が下手だったり、あるいは集中している時間が短かったりすれば、当然改善の余地がある。改善の余地があるということは、これまた当然のごとく成績が上がる可能性はあるわけです。

2)勉強する内容は効率的だろうか。
塾のカリキュラムというのは、いろいろなことを考えて作られているものの、結局「どこを受けても受かる」ように考えるわけです。しかし、実際に子どもたちが行く学校はひとつだから、そこに当然ギャップがある。今塾でやっていることが全部できなくとも、行きたい学校の試験内容に絞れば成績は上がる可能性はあるわけです。しかし、今の時期はそういうことが全く認められない。塾が決めたカリキュラムをどの学校を受ける子もみんな等しくやっている。よく考えてみるとおかしい話でしょう。でも、これは塾にとって合理的なのです。(あくまでも塾にとってであって、子どもたちにとってではありません。)だから、そこからいったん距離を置いて、別の方法論を組み立てることができるのであれば、それもまたひとつ可能性が広がるということになります。

これから成績が上がる、ということについて言えば、少なくともこの2点を吟味する必要があります。

逆に今のようなペースでしか勉強できず、相変わらず塾のカリキュラムにしたがって勉強していけば、当然のことながら「今の位置から変わることはない」と思った方が良い、ということではあるのですが・・・。

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