今日は 教師にとって とても嬉しい情報をゲットしました。
トンガでは 今週から新学期がスタートしました。でもまだプランニング ウィークといって 学校に行くのは教師だけです。
でも まあ とにかく学校は 始まったわけです。
そこで、、、、
ついに してみました。
そうです。 我が愛しのエウア高校に電話をかけたのです。
というのも、昨年度末にForm5とForm6(5年生と6年生)が受けたTSC(トンガ中等教育終了認定試験)とPSSC(南太平洋共通試験)の 結果を聞きたかったからです。この2つの試験は高学年のForm5,6にとっては日本で言うセンター試験のようなもので、進級、卒業がかかっているし とにかく大きな試験で、1年間このテストを通るために勉強していました。
ドキドキしながら 電話をすると。。。。。
プルルル プルルル ガチャッ(受話器をとる音)
第一声 「アハハハハー」
・・・・ おいおーい 井戸端会議をちゃんと終えてから 受話器とろーよ・・・
でも こんなとこも 変わってなくて 嬉しかった。
しばらくガサゴソして
トンガ人「マーレイ エウアハイ (はい エウア高校です)」
私 「マーレイ コ きょうこ アウ (こんにちは きょうこです)」
トンガ人「アウエーーーー! キオコーーー!オイアウエーーー!キオコ エニ!
(あらまあ!きょうこ! あらあらあら!これ きょうこだよ!)」
もう 受話器で大声で叫ぶから耳が痛い 痛い!
でも 受話器の向こうで 「アウエー!(あらまあ!)」とか「キオコー!」とか叫んでる懐かしい声が聞こえて すっごーーーーく 嬉しくなった。
で、もちろん受話器リレーが始まった。
「キオコがいないから 男性教師に覇気がないねーーって今ちょうど話してたとこよーーー!」とか 「はーい!男好き!」とか 「カーセーレー(便所野郎)」とか相変わらずみんなくだらない話で 本当 懐かしかった。
できることなら、受話器の向こうのエウアで 新しい年のスタートを みんなと一緒に向かえて 一緒に1年の学校の計画を立てたいな・・・・なんて思ってしまう。
で、で、で、本題の PSSC(6年生が受験)、TSC(5年生が受験)の結果・・・
結果は Grade1から10で評価され Grade1が最高得点です・・・
ジャカジャカジャカジャカ
ジャン!!
出ましたああああああーーーーーーーー!!!
Grade 1 をとった生徒がでましたああああああああ
それだけではなく
Grade 2 をとった生徒もいましたあああああああああああ
これはですねーーーーーー!とおおおおおおおおおおおおっても
すごいことなんですよーーーーーーーーーーー!
ちょっと エウア高校史に残るんじゃない?!ってくらい すごいぞ!!!
正直 私も 「あり得ないことが おきた!」と 受話器を持ったまま吠えてしまいました!!
つまり、政府系学校(公立学校のようなもの)の中で 我がエウア高校はどんな教科でもたいてい ビリなんです。 教育省の人も「エウア人は 怠け者だしねー」と言うほど、とにかく 「エウア人=決してトップになれない」というイメージを持っているトンガ人が多いんです!!!
正直 他の学校との共通テストをしても たいてい一位は他の学校の生徒がとっていました。
でも でも でも
やってくれたんですよーーーー!あたいの 生徒はーーーーーーーー
これはねー すごい すごい 快挙なんですよ!
校長先生にも 「キオコ、改めて あなたのHard workに感謝します」って言ってくれたよー うひゃー 感動!感激!
確かにさー むっちゃしごきまくったし、過去問を全部網羅したハンドアウトを作って渡したり とにかく 対策は出来る限りやりつくした。
でも 生徒自信がやる気をださないと どんないい練習をさせたって意味がない。
試験直前になっても 全然やる気を見せない生徒達に 何度 説教したことか・・・「あんた達は一体誰の為に、何のために勉強してるの?自分のためでしょ?自分の将来のためでしょ!」とね。
でもね、試験当日、「キオコ!見て見て!こんなに勉強した!」って見せてきたノート。すんごい たくさん練習してたね。
「キオコ!この問題は こう答えるんだよね!」って自信満々の顔。
おどろくことに 全員の生徒がそんな感じだったからさ
あたしは それだけで 本当に 本当に 感動したんだよ。
「どんな点数でも どんな結果でも みーーーんなは私の誇りだよ」って試験の前に生徒に言ったっけ。
だから 本当に どんな結果でも 満足だったんだ。
でも まさか Grade1、2をとるとは。。。。
よく よく よく がんばったね・・・・
Grade1、2じゃなかった生徒達も、予想以上にいい点数だった。
一緒に 喜びを分かち合えたら どんなに 幸せか。。。。
一緒に試験勉強をして 休みの日も私のうちで勉強したり 私に怒鳴られながら課題をこなしたり もう とにかく一緒に戦ったね。
本当は みんなを 抱きしめたいけど
それが できなくて やっぱ 寂しいけど。
でも 通知表をもらって 「お!日本語の試験いい点数だ!やった!きっと キオコもよろこんでるな!」って 思ってくれるでしょうよ。
あんだけ 手をやいたんですもん あなたたち。
でもそんなことよりも
どんな教科でも どんなことでも 全力を尽くして取り組んだ後の 達成感
それを わかってくれたら それでいいんだー
それが 一番 教えたかったことで 何度も何度も彼らに言ってきたことだから。
いい点数を取った子も あんま良くなかった子も
とにかく みーーんなに サクラが咲いたよ。
でも 試験の直前に 彼らの充実した顔を見た時点で 「サクラサク」だったかもね。
ありがとー 私の愛しい小猿ちゃんたち。
あんたたちのおかげで あたしの心にも サクラがさいたよ。
おめでとう。
トンガでは 今週から新学期がスタートしました。でもまだプランニング ウィークといって 学校に行くのは教師だけです。
でも まあ とにかく学校は 始まったわけです。
そこで、、、、
ついに してみました。
そうです。 我が愛しのエウア高校に電話をかけたのです。
というのも、昨年度末にForm5とForm6(5年生と6年生)が受けたTSC(トンガ中等教育終了認定試験)とPSSC(南太平洋共通試験)の 結果を聞きたかったからです。この2つの試験は高学年のForm5,6にとっては日本で言うセンター試験のようなもので、進級、卒業がかかっているし とにかく大きな試験で、1年間このテストを通るために勉強していました。
ドキドキしながら 電話をすると。。。。。
プルルル プルルル ガチャッ(受話器をとる音)
第一声 「アハハハハー」
・・・・ おいおーい 井戸端会議をちゃんと終えてから 受話器とろーよ・・・
でも こんなとこも 変わってなくて 嬉しかった。
しばらくガサゴソして
トンガ人「マーレイ エウアハイ (はい エウア高校です)」
私 「マーレイ コ きょうこ アウ (こんにちは きょうこです)」
トンガ人「アウエーーーー! キオコーーー!オイアウエーーー!キオコ エニ!
(あらまあ!きょうこ! あらあらあら!これ きょうこだよ!)」
もう 受話器で大声で叫ぶから耳が痛い 痛い!
でも 受話器の向こうで 「アウエー!(あらまあ!)」とか「キオコー!」とか叫んでる懐かしい声が聞こえて すっごーーーーく 嬉しくなった。
で、もちろん受話器リレーが始まった。
「キオコがいないから 男性教師に覇気がないねーーって今ちょうど話してたとこよーーー!」とか 「はーい!男好き!」とか 「カーセーレー(便所野郎)」とか相変わらずみんなくだらない話で 本当 懐かしかった。
できることなら、受話器の向こうのエウアで 新しい年のスタートを みんなと一緒に向かえて 一緒に1年の学校の計画を立てたいな・・・・なんて思ってしまう。
で、で、で、本題の PSSC(6年生が受験)、TSC(5年生が受験)の結果・・・
結果は Grade1から10で評価され Grade1が最高得点です・・・
ジャカジャカジャカジャカ
ジャン!!
出ましたああああああーーーーーーーー!!!
Grade 1 をとった生徒がでましたああああああああ
それだけではなく
Grade 2 をとった生徒もいましたあああああああああああ
これはですねーーーーーー!とおおおおおおおおおおおおっても
すごいことなんですよーーーーーーーーーーー!
ちょっと エウア高校史に残るんじゃない?!ってくらい すごいぞ!!!
正直 私も 「あり得ないことが おきた!」と 受話器を持ったまま吠えてしまいました!!
つまり、政府系学校(公立学校のようなもの)の中で 我がエウア高校はどんな教科でもたいてい ビリなんです。 教育省の人も「エウア人は 怠け者だしねー」と言うほど、とにかく 「エウア人=決してトップになれない」というイメージを持っているトンガ人が多いんです!!!
正直 他の学校との共通テストをしても たいてい一位は他の学校の生徒がとっていました。
でも でも でも
やってくれたんですよーーーー!あたいの 生徒はーーーーーーーー
これはねー すごい すごい 快挙なんですよ!
校長先生にも 「キオコ、改めて あなたのHard workに感謝します」って言ってくれたよー うひゃー 感動!感激!
確かにさー むっちゃしごきまくったし、過去問を全部網羅したハンドアウトを作って渡したり とにかく 対策は出来る限りやりつくした。
でも 生徒自信がやる気をださないと どんないい練習をさせたって意味がない。
試験直前になっても 全然やる気を見せない生徒達に 何度 説教したことか・・・「あんた達は一体誰の為に、何のために勉強してるの?自分のためでしょ?自分の将来のためでしょ!」とね。
でもね、試験当日、「キオコ!見て見て!こんなに勉強した!」って見せてきたノート。すんごい たくさん練習してたね。
「キオコ!この問題は こう答えるんだよね!」って自信満々の顔。
おどろくことに 全員の生徒がそんな感じだったからさ
あたしは それだけで 本当に 本当に 感動したんだよ。
「どんな点数でも どんな結果でも みーーーんなは私の誇りだよ」って試験の前に生徒に言ったっけ。
だから 本当に どんな結果でも 満足だったんだ。
でも まさか Grade1、2をとるとは。。。。
よく よく よく がんばったね・・・・
Grade1、2じゃなかった生徒達も、予想以上にいい点数だった。
一緒に 喜びを分かち合えたら どんなに 幸せか。。。。
一緒に試験勉強をして 休みの日も私のうちで勉強したり 私に怒鳴られながら課題をこなしたり もう とにかく一緒に戦ったね。
本当は みんなを 抱きしめたいけど
それが できなくて やっぱ 寂しいけど。
でも 通知表をもらって 「お!日本語の試験いい点数だ!やった!きっと キオコもよろこんでるな!」って 思ってくれるでしょうよ。
あんだけ 手をやいたんですもん あなたたち。
でもそんなことよりも
どんな教科でも どんなことでも 全力を尽くして取り組んだ後の 達成感
それを わかってくれたら それでいいんだー
それが 一番 教えたかったことで 何度も何度も彼らに言ってきたことだから。
いい点数を取った子も あんま良くなかった子も
とにかく みーーんなに サクラが咲いたよ。
でも 試験の直前に 彼らの充実した顔を見た時点で 「サクラサク」だったかもね。
ありがとー 私の愛しい小猿ちゃんたち。
あんたたちのおかげで あたしの心にも サクラがさいたよ。
おめでとう。