毎日のできごとの反省

 毎日、見たこと、聞いたこと、考えたこと、好きなことを書きます。
歴史、政治、プラモ、イラストなどです。

ウラナミシジミ

2016-10-06 14:52:21 | Weblog

 運に見放されない日と言うものはあるものです。ある休みの日の、午後一番に出かけると、駅の途中の花が植えているところに舞っているシジミチョウを見て、ただのヤマトシジミではないと直感しました。花にとまったのを観察すると、珍しいシジミチョウです。見覚えはありますが、図鑑でだったか標本か、はたまた実物か記憶が定かではありません。ところが、いつものデジカメがありません。それどころか携帯すらありません。残念無念と思って電車で出かけると、降りた街のビルの間に、何と同じ蝶がいるではありませんか。

 しかもさっきの蝶のように翅が痛んでいないし、二匹です。ますます残念です。三時間ほどして家に帰ってから、まだ明るいのでデジカメを持って最初の場所に行くと・・・もちろんいるはずがありません。しかたなく、いつもの公園のキバナコスモスの畑に行くと、二人のオジサンが蝶を撮影しています。ツマグロヒョウモンのオスメスが乱舞とはいかないまでも、けっこういるのです。散々撮ったものですが、仕方なく撮影しました。


 注意して見ると、最初に見たシジミチョウが二匹ちょこんとおとなしくとまっていたのには驚きました。もちろんこの写真がそれです。飽かず撮り続けること約20分。その中のベストがこれです。二人のオジサンはマニアと見えて一眼レフの立派なもので、羽ばたいていても連写してしまいます。小生の安物とは桁が違うのです。帰ってインターネットで検索すると、ほぼウラナミシジミに間違いありません。この名前に憶えがあるのは、子供の頃、飽かず蝶の図鑑を見ていたせいでしょう。デジカメを忘れてきた時は、正直二度と見ることはできないとガックリしていました。ともかく諦めないことです。いつかアサギマダラを撮影しそこなってから、何十回も同じところに通いましたが、未だに見られません。ところが今回はその日のうちです。運に見放されない、いい日でした。


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