石鎚山・笹ヶ峰・亀ケ森・高縄山・・・
昨日からどの山も雪帽子で美しい。
こんな時の送迎は、心が弾む。
車の中で「見て見て、山が!」とばあさんに言うと、
「?」とあちこち見まわしているので、
「あそこよ!」とスピードを落として石鎚山の方を指さすと、
「ほにゃほにゃ!」
といつものようにとぼけたので、いつものように期待していたら、
「ほ~雪かい?」と答えてくれたことが、
当たり前の会話過ぎて面白くなかった朝。
どうしてだか、がっかりする自分。
何を期待していたのかわからないけれど、
とりあえず、なんとかかんとか一日過ごす。
最近どうも視力が悪くなって困っているけど、
眼鏡はこの前作り直したところだし、これが老化現象なのだと自分に言い聞かせて、
ぼやけたテレビを見ていたら、63歳の人が登場し、画面の説明をアナウンサーがしゃべっていた。
「63歳の高齢者が・・・云々」
ありゃ、もう高齢者なんだと気が付いたけど、
毎日100歳に近い人たちと生きていると、
そんなことはどうでもいい気がしないこともないし、
考えてみると、するような気もして、
なんだか年取った気分になってきた。
毎日いろんなことがあるけれど、
いろんなことを考えて、
いろんなことを話しながら、
状態や状況が変わるたびに、生じるであろう問題や課題を
投げ出さずに考えながら、
効率でも能力でもなく、
ばあさんたちといるのが楽しいなと思いながら、
今日も一日終わりました。