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メディアの片隅に生息する新聞記者OBが、独断偏見勝手気ままに綴ります※文中はすべて敬称略。

野球の血が騒ぐ センバツ考あれこれ

2017-01-31 | ウェブログ

プロ野球、センバツ、WBC加えてMLB…。
1月も残り1日の時期になると心ざわめく。

まだ、寒気は行ったりきたり。
40年近く勤めた古巣職場は、この時期、正月気分になったものだ。



プロ野球キャンプ地へ各担当記者が散る。
記者たちも長い長い出張になる。
家庭持ちには気苦労な取材でもある。

選手も長いシーズンの体力作りだが、記者も同じだ。
どれだけネタを貯金蓄積出来るか?

シーズンが開幕すれば、時間に追われて密着取材が出来なくなる。
キャンプは朝の散歩、体操から夜の飲み会まで、たっぷり時間がある。
家族そっちのけでの密着取材が始まるのだ。

笑えぬ話。
私が責任者だった当時。
取材デスクはほとんどがバツ1、バツ2か独身族。

相撲記者らは本場所15日以外に前後1ヶ月は出張。
本場所以外には地方巡業への同行取材。
プロ野球もキャンプ、オープン戦へ2か月近くのチーム帯同。

ブラック企業といわれても仕方ない。
コンプライアンスたら、で以前のようなことはないか?

しかし、番記者は休みたくないものだ。

球音高まる季節のことで話が飛んだ。



中学時代の球友H・Sから「センバツ考」のメールが飛び込んできた。
21世紀枠候補になった大阪・今宮高OBだ。
例年にも増して関心が高いのだろう。

以下、抜粋して便りを掲載する。

「今年のセンバツ出場選考、私の意見を聴いてほしい」
そんな書き出しだった。

【その1】一般枠の近畿代表。「上宮太子」でなく「大阪桐蔭」
私が推す上宮太子はやはり「規定」優先。3冠の履正社に勝った唯一のチームだよ。なぜ近畿ベスト4の大阪桐蔭を落とせない。今までも地区ベスト4で落ちた学校はある。そこで提案。秋の地区大会出場校は各県2校以内とすれば、こういう悲劇はなくなる。どうでしょうか?

その221世紀枠の東北代表、「横手」でなく「不来方」
横手は秋田1位、東北大会ベスト8、秋田有数の進学校。不来方は岩手2位、東北大会初戦敗退、ただ、被災地の岩手。因みに私の家内は横手出身で非常に怒っています。選考と無関係と思いたいが、秋田南部のほとんどの家庭は「秋田魁(さきがけ)新聞」を購読。毎日新聞など読んでいる家庭はないそうです。

ところで、不来方は部員10人で本当に戦えるか?
3月までの戦力アップ、10人でどうやって練習するのかな、しかも雪国だぞ。
強豪につぶされないことを願う。

「ほどほどのチームと当たり、勝たなくてよいから惜敗して!せめて一点だけでも取ってくれ!」



新聞戦争にまで触れているのはさすが(笑)。

選手10人、女子マネ3人の不来方(こずかた)。
怪我でチームが組めなくなる可能性は否定出来ない。
没収試合のリスク大である。

それでも高野連・八田英二新会長(67)が言明した。
「没収試合のリスクは覚悟、承知で選考した」
没収試合になれば、引責するのだろうか。

取材に携わってから、選考過程で揉めないことはなかった。

関東・東京6校目がいい例だ。

日大三と慶応。


早慶戦の話題作りより「清宮の大会」を意識した。
日大三の左腕エース桜井が秋の都大会で、清宮を5打席連続三振させている。
関東大会8強の慶応より、都大会準優勝の日大三に軍配を上げた。

もし慶大OBの牧野直隆元会長時代なら慶応だったかもしれない。

かようにセンバツは飽くまで「選考」なのだ。
さじ加減
話題づくりを優先する大会と割り切らねばならない。
好投手、スラッガー存在の有無は選考会に影響がある。



大阪桐蔭と上宮太子の当落。
大阪桐蔭は
1年投手・根尾昴(写真上)の存在が大きい。
飛騨の146キロスーパー中学生と騒がれた男。
今の大阪桐蔭は、PL学園亡き後の目玉高校なのだ。
中学のスカウティングに厳しいはずの高野連が黙認している。

まあ、有力少年野球チームの納会、新年会をのぞいてご覧。
名門、古豪の監督さんらが詰め掛けている。
アマ野球担当は、ここまで目配りしないといけない。

 

ブロック大会を割り切って「予選」にすればいい。
そんな議論もある。
そうすればH・Sのいうような方式でいける。
「秋の地区大会出場校は各県2校以内とすれば、悲劇はなくなる」 

夏の一発勝負と違って、「選考基準」の曖昧さで、話題が盛り上がる(笑)
あとは「タレコミ」の出場辞退騒ぎが、手ぐすねひいている。

たかが野球、されど野球、なのだ。

 

 



 

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