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メディアの片隅に生息する新聞記者OBが、独断偏見勝手気ままに綴ります※文中はすべて敬称略。

一服の清涼剤!先住民族に謝罪した豪州政府

2008-02-18 | Weblog

知人から 以下のようなメールが届いた。

《先日、オーストラリア政府(ラッド首相)が先住民族アボリジニに対し、正式に謝罪。「いまさら」、「いまごろ」、「とうとう」・・・。いろいろな思いがあります。でも考えてみると、1955年、マーティン・ルーサー・キング牧師によるバスボイコットに始まる公民権運動、1963年ワシントンDC大行進を経て、公民権法が制定されたのが1964年。わずか40数年前のこと《

米国ではオバマが大統領に就任すれば 暗殺される、とのある作家の主張がにぎわした。21世紀の世の中で、「ブルータスよお前もか」で議会で暗殺されたジュリアス・シーザー。「旗は何の紋だ?桔梗(明智光秀)か、仕方ない」と本能寺に火をつけ腹をかっきった織田信長。そんな時代のことではない。

日本でも アイヌの人たちが 北海道まで追い立てられ、あげく アイヌの住居を勝手に寄せ集め、勝手に観光のパンダにしているのは21世紀の今だ。

豪州の先住民族アボリジニ。すぐに思い出すのは、その昔、ボクシングのファイティング原田が、世界フライ級タイトルマッチで王者を奪われたのが アボリジニのライオネル・ローズ選手。

人種差別というのは 利害で世の中が動いている限り なくならない。

権力者が 権力を守る手段として、みんながみんな 「仲良く不満を共有してもらっては困る」。つまり団結してもらっては困るのだ。

「不満だろうが、お前より不幸なのは、不満を持っているのは、あそこにもいる、ここにもいる」そういって権力をキープしてきたのが 人間の社会の仕組みである限り 延々と 悲しいかな 続くのだ。

親と子を隔離して アボリジニを統治してきた 豪州政府が 「遅い」といっても 公式に謝罪したというニュースは 少なくと一服の清涼剤と思っている。

謝罪する勇気。夫婦げんかでも意地を張って、なかなか、謝れない矮小な凡人には、恥じ入る報道だった。

【ウンチク】西洋人がオーストラリアを「発見」した段階では、30万人ほどのアボリジニがいた。移民の流入によって、多くのアボリジニの人々は、初期移民の多くを占めた犯罪者達はスポーツハンティングとしてアボリジニを殺害したり、若い女性を捕らえて強引に妻(髪を切り男装させた為Boyと呼ばれた)とした悲惨な歴史がある。これで人口は90%以上減少。特に東海岸沿岸部等緑豊かな地域に居住していたアボリジニは、保護政策という名の下に強制的移住もあった。実質的には白人優位の人種隔離政策だった。

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