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いい人は早く死ぬ

2008-02-22 | 日記

朝日新聞夕刊「惜別」の欄にいい言葉が載っていた。

「風圧を強く受け止めた人ほど、早く死ぬ」

テレビマンユニオン元社長・村木良彦さんの死を悼んでの 関係者の追悼の言葉だ。72歳の気骨あふれたテレビマンの死。成田闘争やベトナム反戦の嵐が吹きぬけたころのTBS。日本がある意味、一番元気だったころの時代に制作現場で活躍していたが、自民党ににらまれたTBSトップが圧制を強いた中で、いわゆる「TBS闘争」の嵐の中で解雇された。

視聴率優先に疑問を持ち、テレビに理想を燃やした若きテレビマンが自分たちの手で、「いい番組」を、と立ち上がった一人だ。 

「世界ふしぎ発見」『世界ウルルン滞在記」「遠くへ行きたい」などの人気番組を手がける中で、質の高いドキュメンタリーを制作している。共鳴する欽ちゃん(萩本欽一)が株主でもある。

海自イージス艦「あたご」の漁船沈没事件の被害者、息子さんの吉清哲人さんも「いい人」が浮き彫りになってきた。父の後を継ぎ漁師になった孝行息子の評判に加え、上野公園のホームレスらに炊き出し支援する人らに、これまでも漁獲した魚を運んでいたと聞く。生還して欲しい。

そこのけ漁船。「てめえらが、進路を変えろ」。そんな感覚だったのだろう。

明らかになるほど、隠そうとする体質が浮き彫りになってくる防衛省。庁から省に昇格させた意味は 臭いものにフタを出来るような、権力を握ることだったのか。

◆関係ないけど いい言葉一つメモ◆「好きな仕事を無我夢中でやっていれば、不平不満を考えている暇もない」(建築家・安藤忠雄)

 


1 コメント

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凹凸 (黒船)
2008-02-22 21:52:09
23才の若者が病気で倒れた父親を助ける為に海に出、又ホームレス支援、悲しいく腹立たしい。>次第です。そもそも自衛隊の制度に問題が有る、沈没した漁船と同トン数を操船するには国家試験の小型船舶1級の免許がいる、一方何千トン級の自衛艦を操船するのに自衛官は上級幹部から海士まで海技免許がいらない、江田島の学校で自衛隊の教育を受け各部隊に配置される、民間でわ大型船の免許を取得して船舶職員となり始めて操船出来る、法律、天測暦、衝突予防、天候、レーダーその他多数の教科がある、今回自衛官が進路を変え無かったので無くどうしたらいいのか分から無かったのだと思う、多分レーダーに100から150の船影が映っていたのでコースを変えれば又違う船が衝突の対象になるので指揮官が固まつていたと思う、私も始めてマラッカ海峡を走つた時はパニックになったものです、自衛隊も民間と同じ海技免状を取らすべきである。ちなみに潜水艦なだしおの艦長も海技免状は無かった、小型船舶1級を持ってる漁師さんの方が自衛隊よりよく知っている。

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