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酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

史上最恐ボクサー「タイソン裏物語」

2017-09-21 | 日記

面白かった。
19日夜放送の「アナザーストーリー」(NHKBSプレミア)。
マイク・タイソン~世紀の転落 27年目の真相」


転落の始まりは90年2月11日。
東京ドームのジェームス・ダグラスとの防衛戦だった。

リアルタイムで見た。
無敵タイソンが10回KO初黒星の衝撃。
デビューから19連続KO勝ち。
日本のリングに立つまで37戦全勝33KO。
うち1ラウンドKO勝ちが17回。
ほとんどの相手は5回まで持たなかった。
モハメド・アリ以降の最強ボクサーだった。
私は当時、大阪で売り出そうとしていた辰吉丈一郎を追っていた。
浪速のジョーではなく「浪速のタイソン」と私がネーミング。
ご存知の通り、残念ながら浸透しなかった。
辰吉は名前を借りるまでもなく、自らの名前「ジョー」が冠となった。

しかし、タイソンと辰吉は因縁があった。
衝撃の敗北試合の前座で辰吉はデビュー2戦目で登場。
自慢ではないがスクープした。
「浪速のタイソンがタイソンの前座」

自分では面白い、と思ったが扱いは小さく残念だった。
ちなみに辰吉は2回KO勝ち。
そんな個人的な思い出がある。
話がそれた。
とにかくタイソンの強さは半端ではなかった。
当時はアリ人気の余韻があった。

ヘビー級世界戦は日本でもテレビ中継があった。
テレビは「指導者カス・ダマトの死が転落への道になった」という。
51回も少年院に出入りしたタイソン。


家族のように接し、ボクシングを教えたのが白人ダマト。
テレビでは伝えなかったが、ダマト死後。
「グリズリーには近づいても、ドン・キングには近付くな」
ダマトの教えを守らなかったことが、転落を早めた。
東京での防衛戦は、練習不足。
放蕩三昧だった、と元トレーナーが証言していた。
守銭奴ドン・キングはダマトの息のかかったトレーナー、マネジャーを解雇。
タイソンから遠ざけた。
衝撃の敗戦からタイソンはトラブル続き。

クスリ、レイプ、暴行事件などメデイアを騒がせた。
それどころか、刑務所に収監されるなど、ボクシングどころではなくなった。
20歳でヘビー級世界王者になったタイソン。
圧倒的な強さを誇ったのは初黒星を喫した24歳になる直前ぐらいまで。

その後は20戦13勝5敗2無効試合。
結局、金儲け主義で39歳までリングに上がった。
通算50勝(44KO)6敗 2無効試合。
中には、世界戦での異常行動。
ホリフィールドの耳を噛みち切った事件がある。
「戦いは人生に似ている。問題は負ける事じゃない。負けた後、どうするかだ。落ち込んで終わってしまうか?そこから立ち上がるか?」
これがダマトの生前の言葉だ。
タイソンは心に刻んでいたのだろうか?
◆カス・ダマト 1908年1月17日ー85年11月4日、享年77歳。NY州出身。イタリア系白人。フロイド・パターソン(ヘビー級)、ホセ・トーレス(ライトヘビー級)の2人の世界王者を育てた名伯楽。不良少年時代、大人と喧嘩。鈍器で殴られ片目を失明。ボクサーの道を断念。劇画「あしたのジョー」のトレーナー丹下段平はダマトがモデルでは?と勝手に思っている。自身はトラウマなのか、汚い「大人社会」を嫌い、ドン・キングやボブ・アラムらの守銭奴的プロモーター、マフィアを激しく嫌悪。ボクシング界では偏屈、頑固者、変わり者といわれた。




 

 

 

 


「拉致めぐみ」発言 トランプあっぱれ

2017-09-21 | 日記

思惑はいろいろあろう。

トランプ大統領の国連発言。

北朝鮮完全破壊スピーチの一環としての、ひとくだり。

当時13歳の横田めぐみ拉致に触れた。
オバマ大統領でさえも、国連で北朝鮮拉致に触れなかった。
ここは素直にアッパレといいたい。

めぐみもすでに52歳。
両親はすでに80を超えている。

奪還を訴える集会参加にも、思うに任せない。

安倍政権は拉致家族解決をアピールして発足したはずだ。
左衿の青いシンボルバッジは飾りか?

ミサイルだ、憲法改正だ、と、拉致家族を利用するだけ利用する。

で、解散総選挙を、企む。
10月22日投票日程だ、という。

民進党の混乱で有権者は選択肢がない。
政治に嫌気がさし投票率が低くても、国政は動く。

ある意味、北のミサイルマンより、安倍政権は、たちが悪い。


トランプ大統領の国連演説抜粋◆
「北朝鮮はならずもの体制だ」
「自国や同盟国の防衛に迫られれば、アメリカは北朝鮮を完全に破壊するしか選択肢はない」「ロケットマン(金正恩委員長)が自殺行為をするようなものだ」

「愛らしい13歳の日本人少女が拉致された。彼女はスパイの養成に利用された」
「北朝鮮はすさまじい人権侵害を行っている」

非常にありがたい
▼横田早紀江「トランプ大統領がしっかり意志を示してくださったのは非常にありがたい。めぐみだけではなく、多くの人が工作員に拉致された現実を世界中に知ってほしい」