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ぼけ防止・昭和を振り返る-⑪

2016-10-19 09:46:08 | 昭和史
いよいよ戦後編である。
先ずは昭和21年から25年までをみる。

昭和21年-1

2007年問題としてクローズアップされた「団塊の世代」の皆さんが お生まれになった初年度である。
新時代の幕開けの年であり、出来事も多岐にわたるので複数編でこの年を検証する。

   (^^♪ 赤いリンゴに くちびるよせて
          だまって見ている 青い空
        リンゴはなんにも 言わないけれど
           
             ・
             ・     
     (リンゴの歌 並木路子・霧島昇 歌)

戦後の日本は「リンゴの歌」で明けた。
この歌は映画「そよかぜ」の挿入歌だそうな。
1945年10月10日に公開された佐々木康監督によるもので 松竹大船撮影所の製作なり。
戦後のGHQの検閲を通った第1号映画として知られる。 
勿論「リンゴの唄」は 大ヒットとなっている。

先ずは、

【時代背景】

支那事変に端を発し太平洋戦争へと進んだ15年戦争も漸くにして昭和20年8月15日の玉音放送をもって太平洋戦争が終結し、ここにアメリカの占領下で新生日本のはじめての正月を迎えた年である。

この正月には天皇から 日本国民に思いもよらぬプレゼントがあった。
即ち天皇の「人間宣言」である。

天皇が自らその神格を否定することを宣言したのである。

このことは神武天皇から続く天皇観をひっくり返し 日本国民の歴史観と価値観を大きく変換させたものであった。

一方、GHQの指導のもと、軍国主義者の公職追放や不穏団体の解散・農地解放・労働組合の結成など民主化が急テンポで進みだし新選挙法による総選挙が行われ、11月には日本国憲法が公布されている。

しかし巷では、食糧危機は益々深刻になり“米よこせ”デモが全国的に広がり 戦争のキズはまだ国民生活に深く突き刺さったままであった。巷のことは別に綴ることとする。

【政治・経済】
     1月 天皇の人間宣言 (神格化否定の詔書) ※
        GHQが軍国主義者の公職追放・超国家主義団体の解散を指令      
        琉球列島・小笠原諸島の日本行政権・アメリカに移る
        GHQ、公娼制度廃止を指令
     2月 金融緊急措置令公布(総合インフレ対策として新円発行・旧円封鎖)※
        臨時財産調査令・隠匿物資等緊急措置令公布
        天皇が戦後初の地方巡幸 (神奈川県など各地)     
     3月 物価統制令公布施行
        政府がマッカーサー草案の趣旨に基づく憲法改正草案要綱
         (主権在民、象徴天皇、戦争放棄を規定)を発表
     4月 幣原反動内閣打倒人民大会 (デモ鎮圧に米軍・警官出動)       
        新選挙法による第22回衆議院選挙・男女平等初選挙(女性39人当選)  
        幣原内閣総辞職 
     5月 極東国際軍事裁判所開廷される(東京市谷) ※
        第一次吉田茂内閣成立 ※
        飯米獲得人民大会(食糧メーデー)
        天皇 家族国家の伝統に期待し“食糧難を克服せよ”と放送
     6月 米首席検事 ワシントンで“天皇を戦争犯罪人としない”と言明
     8月 経済団体連合会(経団連)発足
        全日本産業別労働組合会議結成大会
     9月 生活保護法公布
         労働関係調整法公布
     10月 戦時補償特別措置法・金融機関再建整備法など公布
        農地調整法改正、自作農創設特別措置法公布    
     11月 新日本国憲法公布 ※
     12月 内務省、特殊飲食店(赤線)指定を指示
        シベリア引き揚げ第1船、舞鶴入港
        近畿、四国を中心に南海地震発生(死者1300人以上)

次回は ※印項目の細部から見てゆくこととする。     

 独断と偏見で綴る昭和21-1である。 つづく

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