ニコラシカ

９月３０日（日）暴風雨


友人の野外ライブは・・、中止だよなぁ・・。



「ニコラシカを下さい。」

「は、い・・・。」

大丈夫だろうかこの人。

失礼だけど、ニコラシカの飲み方を知っているとは思えない・・。

彼がお酒をウチでオーダーするのは始めて、

いつもはコーヒーとパスタ。

今日は、

ニコラシカとパスタ。

ニコラシカとはカクテルの一つで、

リキュールグラス（ちっちゃなカクテルグラスのようなもの）にブランデーを注ぎ、レモンのスライスを蓋をするようにグラストップに置く、そしてその上に砂糖を乗せる、と言うもの。

飲み方はまずレモンを砂糖を口に入れ、レモンと砂糖が混ざったらブランデーを一気に口に放り込む、

材料を口の中で混ぜ合わせるカクテル。

まぁ、分からなければ聞いてくれるかな？

と思い何も言わずまずニコラシカを出した。

なにか、言われるかな？と思ったけど何も言われなかった・・。

此方から説明しても良かったんだけど、知っていたらバカにしてるみたいに思われるのも嫌で・・。

その後パスタを出す。

ニコラシカは手付かず・・。

甘いから食後かな？



・・。

結局、

全く手付かずで帰られた・・。

ごめんなさい・・。

けちょんけちょん

９月２８日（金）晴れ

お土産ラッシュ、どうしたら良いか分からないくらいいろんな人からお土産を貰う。博多、浜松、伊豆、ハワイ、ドバイ、場所もバラエティに富んでるなぁ・・。


彼はこの辺りのバーでは有名人、

なぜなら、彼は面倒なお客さんだから。

彼は、根はいい人。

ただもう少し相手のことを考えて発言、行動してくれると、ね。

ある日彼がウチのお店で飲んでいる時、近所のバーのマスターＨさんがたまたまやってきた。

彼はＨさんのバーにも時々行く。

彼とＨさんは関東の出身。

彼はよく名古屋気質についてダメ出しをしているけれど、Ｈさんはそのダメ出しをしている事にダメ出しをした。

それをきっかけにＨさん、彼をもう、けちょんけちょんにけなしまくり。

Ｈさんは彼の為を思って言ってるとか言ってたけど、どうかな？（笑

他の人なら果敢に言い返して打ち負かす彼も（私の彼には口では勝てない）Ｈさんにはかなわないらしく、

「うん、まぁ・・。」

と歯切れの悪い返事・・。

結局Ｈさんに言いように言いくるめられて、Ｈさんは帰っていった。

ちなみにＨさん、来店時点で結構酔ってた。この日の事は次の日覚えていないかもしれない。

Ｈさんが帰った後、本当に凹んでいる様だったので、気休めにフォローしておいたけど、

トイレに入った時と、お店（ウチ）を出た直後、

「うおおおおおおおおおっ～～～！！！！」

って、雄たけびが！！！！

一見全く我慢していないように見える彼も、

色々と我慢を強いられているらしい・・。

気の毒にも思うけど、

皆そうなんだって！！

だからあなたにも、もう少し人にダメ出しをして自分を安心させるのを控えて欲しいんだ。

周年

９月２７日（木）晴れ

ねむいぞ～！！！



早いもので、

先日うちのお店は１０周年を迎えた。

前に働いていた繁華街にあるバーでは毎年周年記念イベントをやっていた。

それ自体は良いことだと思うのだけれど、

そこではそういったイベントと言うのはお店が儲ける日見たいな感じになっていて、お客さんにシャンパンを開けるようねだったりする日だった。

まぁ、お客さんだって嫌なら開けないだろうし、そもそもその日に来店しないだろうからねだっても良いと言えば良いのかも知れない。程度はともかく頼られて喜ぶお客さんもいるのはいるのだし。

私はプライドが高いのかそういうのが嫌い。

で、自分のお店でもその手のイベントは一切やらない。お店の立地と言うのもあるし。

なので１０周年でも何もしないつもりだったけど、

一部のお客さんが開店日を覚えていてくれて、

先日の１０周年はたくさんの方が来店してくれてお祝いをしてくれた！

これは本当に嬉しい。

感謝の気持ちでいっぱいですね。

私が出来る事はたかが知れているけれど、

これからも頑張っていきたいです。

二人

９月２３日（日）雨のち晴れ

最近はパフュームがお気に入り！



大学生と思われる二人。

カップル？ではなさそう。

ゼミ仲間かサークル仲間か共通の知り合いの話で盛り上がる。

話はだんだん恋愛の話になり、

だれだれさんとだれだれさんは付き合ってる、付き合ってたなんて話から、女性が

「○○さん（男性）イケメンですもん、絶対もててますよ～！」

なんておべんちゃらをいっているけど。

彼女は彼と付き合いたいと思っている様には見えなかった。

彼も雰囲気彼女と付き合いたいと思っているかはちと疑問。

でも、

”やりたい！”

と思っているのはすごくよく分かった（笑

何かに付けて手を握ったり、お酒はすべて彼がオーダーしていて、

「強くないよ！」

と言いながら飲みやすいけど結構強いのを飲ませていたり（笑

彼女が

「もうそろそろ行かないと終電終わっちゃう！」

とかいってるのにタバコに火をつけたり、

もう、遠まわしなせめぎ合いがちょっと可笑しい。

結局彼女は終電がなくなる前に帰っていった。

彼女はずっとイケメンとかスゴイとか彼を褒め称えていたけれど、

実際上手なのは彼女の方ね。

ホステスさんという仕事

９月２２日（土）曇り

眠くて眠くて・・・。


彼女はとあるラウンジで働く。

私はまだこういう仕事をする前、会社員だった頃ホストやホステスと言った仕事をバカにしている気持ちがあった。

ウチのお店のお客さんでいわゆる”お水”をバカにしているな、と思わされる人はいる。

自分もこういう仕事（ホストじゃないけどね）を始めて初めて分かったことだけど、

コレが結構大変、もちろん大変じゃない仕事は無いだろうけど。

ホストやホステスと言うと、お酒飲んで騒いでちやほやされて、なんだかすごく楽で楽しそうに思えるけど、

好きでもない（むしろ嫌いかも？な）人と一緒にお酒を飲んで盛り上がり、お客さんに気に入られなければならない。

同伴やアフターでご飯を食べに行ったり映画を観に行ったり、

これだけ聞くとタダでいろいろして貰えてラッキーじゃんと思うけれど、

その間は拘束され続け（しかも時間の制限が無い）お給料が出るわけでもなく、

しかも好きでもない人と。

で、好きじゃない人に好かれると言う離れ業をやってのけなきゃいけない（笑

もちろん好感度のよいお客さんもいるだろうが。


そう、彼女、

先日お店のミスでお客さんが怒って帰ってしまい、

その尻拭いをさせられた、

お店で閉店まで働いて、

彼女の責任でもないのに、

閉店後時給も無しでお店に言われて怒って帰ったお客さんに連絡を取りアフターに付き合うこと４時間。

次の日ウチに来て愚痴ってた、

「もう、疲れたよ・・。」

傲慢ですか？

９月２０日（木）晴れ

最近またダイエットが停滞気味（ジョギング等をしても体重が減らない・・。）

心が折れそう・・。




彼は近所のバーのマスター。

お酒の知識や舌（味覚の感覚）など、

私は彼にはかなわないなぁと思う部分が多い。

彼自身も自信を自覚してか知らずか意見を断定的に言う事もままある。

ただそれが傲慢に聞こえないのは彼の人徳か。

そんな彼だが、

彼が師とするバーテンダーや、

彼の好きなミュージシャンに対して彼は、

彼らをベタ褒めする、

「彼は本当にスゴイ！！」

と・・。

その言い様が褒めている人の事を全肯定。

・・・。

私は傲慢なんだろうか？

ある人のある能力について凄い、すばらしい、と思う事はあるけれど。

その人の総てを認めるような物言いはしない、出来ない。その人の事を良く知らないから、と言うのもあるけど、

自分自身に変な有能感を持っちゃってるんだろうね。

気をつけないと。

ワイルドだろう！？

９月１９日（水）曇り

最近眠すぎるんだが・・。



５人連れだった彼ら、

車とバイクで来たらしい・・。

店の前にはアメリカンバイクが２台止めてあった。

男４、女１、年齢は・・、３０代前半から後半？

男の内３人は、

背が高く、

肌が日焼けして浅黒く、

肩までの長髪で、

口ひげやあごひげを生やし、

手首までタトゥーが彫られている・・・。

いかにも”ワイルド”な人たち。

けど、

お酒を飲んだのは二人。

残りはソフトドリンク・・、飲酒運転はいけませんからね。

これはいいとして、

お会計の時に、

「別々でお願いします。」

って言われた・・・。

ちっさ！！！

見た目いかにもワイルドで豪快そうなのに、

お金に１０円単位で細かいのはちょっとなぁ・・、

イメージが・・。

何がしたいん？

９月１８日（火）雨

昨日は何もすることが無いお休みだた。



自分の経験則だけど、

誰かをデートとかに誘う時、緊張している場合（自分の場合少なからず好意を持っている時）手をバタバタさせがち。

と言うのがある。

もともとウチのお客さんだった女の子、今は仕事の関係で４駅ほど離れたところに住んでいる。

彼女とはたまに飲みに行ったりはしていたけれど、

遅くなりそうになるとそそくさと帰ってしまう子。

それはそれで腹が立つとかは全然ないけれど、私も男子なのでそういう気持ちが（どういう気持ちだ？）無いわけではなく、

脈がないとなれば興味も失せてゆき、彼女から誘われる事もなかったので暫くメールなどのやり取りが無かった。

ところが先日彼女がウチのお店にやってきた。

小一時間滞在して帰り際、

「今度、どこか遊びに行きましょう！」

と、手をバタバタさせながら誘ってくる。

「ああ、いいよ、行こう！」

・・・。

いったい彼女は何がしたいんだろうか？

お人よし

９月１６日（日）晴れぇ

マイッタ！



午前２時１５分、お客さんゼロ。

「閉めるかな・・。」

って思った時にお客さんが入ってきた。

近所のバーのマスター。

お互いの情報交換などをしつつもう一人が来るのを待つ。

彼が来る時はたいてい後からあるお店のホステスさんが来店する、もちろん彼が呼び出すから。

彼女が来るまで彼女の話をする。

彼女はシングルマザーで（マスターと付き合っているとかではないらしい・・。）お子さんは二人いる。

そのために彼女は昼と夜働いている。

夜はスナック、昼はレストラン。

お昼のレストラン、

そこで働き始めたのは最近で７月から、

７月から働いているのにまだお給料が一度も出ていない・・。

結構繁盛しているらしいのに・・。

彼女に直接聞いたら、

「そ～なんですよぉ、まだ（一度も）貰ってないんです。忘れちゃってるのかな（笑　」

って、おいっ！

夜のスナック、

彼女はそこで１０年以上働いている、キャストの中では一番長い。

彼女は人気があるようで彼女についているお客さんは多い。

なのに、

お店のキャストで一番お給料が安い・・。

半年ほど前に他店に引き抜かれそうになった時ちょっぴりお給料が上がったらしいがそれまではず～っと据え置きだったらしい。

本人に聞いたら、

「そ～なんですよぉ、ちょっとだけ上がったんですけどそれでも私が一番お給料少ないんです（苦笑　」

いや、そこ、怒るトコだから！

彼女はとってもいい人、

いい人過ぎてナメられる。

お人よしもいい加減にしないと。

タメ

９月１５日（土）晴れ雨

走らないと・・・。



彼は私と同い年、タメである。

彼はウチのお客さんであるキャバ嬢のお客さんで、アフターで時々彼女とやってくる。

そう、彼と私はタメ。

私が若く見えるというのもあると思う。

彼が特別老けているとも思わない。

けど、

なんだろう？このショックと違和感。

自分が十二分におっさんでじじぃで加齢臭が出ている（と前に言われた事がある（涙・・。）というのは認めたくは無いけれどたぶんそうなんだろうと思ってた。

でも、

でもね、

やっぱり彼をみて自分が同い年と言うのは違和感ががが・・。

お互いに独身だし・・。

心って、

体ほどは年をとらないんだよね。