この国のかたち

2017-01-19 | イラスト

こんばんは。

元気ですか?

アメリカではもうじき新大統領が誕生しますね。

まず、間違いなく様々な変化が起こるでしょうし

良くも悪くも動き始めるなってのはみんな

同感なんじゃないかな。まあ、至る所で

様々なことをいろんな人々が伝えてるから

こんなブログで俺がなんと言おうと

太平洋に目薬を一滴くらいなもんですが。

でもね、トランプ大統領によって突きつけられる

であろう厳しい現実ってのをもって、俺がずっと

思ってきたことを再度、考える機会を得たと思ってる。

それは何か、といえばこの国を動かしてきた人たちは

ここから先を見通すことは出来なっていうことだよね。

とうの昔に、そんなことは分かりきっていたわけだけど

これまでは、誤魔化すことができた。茶化すことができた

というべきか。リアルは血生臭く、滾っているので

馬鹿げたことを美しい演出で包み隠し、転がして

きたわけですよね。この国を。

 

2020年のオリンピック、築地。この国の21世紀を

彩れるのでしょうか。そう、思える人は頭がおかしい

と僕は思ってしまいます。ウィンウィンってよく聞きますが

そんなんじゃないですよね。ペケペケ。ってなもんでしょうか。

スカイツリーだって東京タワーの感動と比較できますか?

比べ物になりません。三丁目の夕日のように2010年代

どこかの街、家庭を切り取り皆が共感できる風景を

描けますか?まず無理。

 

でも、ここで俺すごい卑下ばっかしてるわけじゃないんだ。

そんな昭和の求心力だって、所詮はアメリカが背後に

いたからなんだよね、きっと。戦後傷ついた人達が

苦しさを忘れるためにアメリカの物質的な豊かさに

しがみついたんだろうね。俺、横浜で育ったから

その辺の物悲しさってすごい敏感なの。

俺たちアメリカに原爆落とされてんだぜって。

トランプ脅威だのなんだのいう前に、近代史を

ひり返せよって、言いたいよ、俺は。

そんな前の話じゃない。大化改新よりもずっと

みじかな、生々しく滾った歴史が横たわっているだろうが。

それを安易に、奇天烈なベールで覆ってる限り、今後の

世界におけるこの国のポジションなんか期待できるはずがない。

いつまでも謎の民族じゃいけないよ。自分たちはどこへ

向かって行くのか、何を求めているのか。具体的に

していくべきだろうね。

 

いいともや、スマスマがない現実。崩れていく一方じゃ

ダメだ。

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