山崎幹夫の各種センサー

ここは現在イベント告知だけにしています。

8ミリフィルム映画祭2011秋

2011年10月26日 10時04分53秒 | イベント告知
ラ・カメラ上映、ご来場ありがとうございました。
期日が差し迫っていますが、29日(土)はneoneo坐@新御茶ノ水にて、恒例の8ミリフィルム映画祭です。今回は1日だけで、3プログラム。
気がつくとチラシは撒き尽くしてしまっていて、手元にありませんでしたので画像なし。
プログラムは以下の通りです。

10月29日(土)
15時~
プログラムタイトル= 無残の美
緑川珠見『GARNET」1996年/32分
山崎幹夫『ゴーストタウンの朝』1983年/45分

解説文=この8ミリフィルム映画祭では緑川珠見の4つの8ミリ作品を繰り返し上映しているが、この『GARNET』はその中で緑川作品の核となる「母との確執」がわかりやすく描かれている。いっぽう山崎幹夫の『ゴーストタウンの朝』は「グロさを超えたところにある聖なる暴力表現」を目指した作品であり、この2作品に共通するのは「やみくもに刃を振り回したあとに訪れる静寂の、無残なまでの美」と言えるかもしれない。

17時~
プログラムタイトル=いつか遠くを見にいく
石井秀人『家・回帰』1984年/18分
内村茂太『おしゃれ29/29』2003年/26分
大川戸洋介『チョコレートパフェの復讐』1993年/6分
大川戸洋介『影 パート2』2011年/3分(初公開)
山田勇男『異国』1994年/30分

解説文=この8ミリフィルム映画祭の「常設展」とも言うべき作家たちのプログラム。共通するのはすべて自分でカメラを持って撮影した作品だ。男女にそれほど大きな差はないと思うが、8ミリカメラを持った女は「世界を創造する」のに対して、8ミリカメラを持った男は「世界を再発見する」ように思う。だからカメラが向けられる対象はさまざまで、醸成される世界のテイストはそれぞれの味わいがある。

19時~
プログラムタイトル=桜の散るなかで
都立三鷹高校1年B組『』1972年/40分
金谷祐希『FU嶽三十六景』2011年/32分
解説文=映画は不思議なもので、金をかければかけるほど、キャストが豪華になればなるほど不自由になっていく。むしろテクも金もない高校生でなければ表現できないこともある。1972年の、東京都下の15歳16歳の高校生たちのつくった映画は、たぶんいま見ることに価値がある。いっぽう、今現在大学生である金谷祐希の作品は、富士山に関するインタビューかと思いきや、話が別のもの(ここで上映することじたいネタバレですが)にすり替わっていく斬新なアイデアが愉快

ラ・カメラ当日パンフ原稿

2011年10月20日 00時30分51秒 | イベント告知
ラ・カメラの上映は明日(というかもう今日だ)から。
来たことある人は御存知でしょうが、ちょっとした文章を載せたものを配っています。(パンフとは言えない、A4を折っただけのもの)
山田さん、私、それとゲスト上映の作家さんあるいはラ・カメラの大宅さんの文章と、島本慶さんの4コマ漫画が載っているものです。
そのつくり方が前時代的なものなので紹介しちゃいましょう。
まず山田さんから手書き原稿がFAXで私のところに届く。
それを私が自分の原稿といっしょにパソコンのワープロソフトで打ち込み、プリントする。(現在つかっているワープロのアプリであるpagesは縦書きできないので、数年前まで使っていたiBookG4を叩き起こして、そこに入っているワードで書く)
プリントしたものを山田さんに送り、山田さんが縮小コピーして切り貼りし、それをコピーしたものを配っているわけです。
今回の原稿は新作『赤バット娘』について。しかし、筆が暴走しちゃいました。
画像でわかるでしょうけれど、文章タイトルが「市橋、阿部定、今田勇子」になっちゃった。
なんか、前回の上映もそうだったけれど、自分だけ浮いているような気がする。

考えてみればラ・カメラが下北沢(正確には下北沢と三軒茶屋の間)に移転してから11年。その間の「当日配布パンフ」の文章を、古いものからこのブログで採録していってもいいかもしれません。

本日はホームムービーデイ

2011年10月15日 09時50分53秒 | イベント告知
ホームムービーデイが今年も開催。基本的には地元にもっとも近いところに参加するのが趣旨だと思うので、小平会場に参加してます。映写技師もします。昨年からは東村山在住ながら、最寄り駅は小平という関根博之さんも参加。
「さーて、今年は何を持っていこうかな」と、物色します。
ホームムービーと言っても、私の場合、飼い猫を撮影したものが大半なので、今年もそのなかから一本選ぶことに。
『その名は長寿丸徳五郎』なんてタイトルをつけたやつ。
ビューワーに写っているとら猫が長寿丸徳五郎なのです。名前をつけるときに、母が「長寿」、私が「徳五郎」を主張したのでそんなヘンな名になってしまわったわけだけれど、やはり「徳五郎」は猫の名としては呼びにくいので、いつしか「長寿」が定着しちゃったのでした。
もちろん長生きして欲しいという願いでそんな名をつけたのだろうけれど、長生きできませんでしたね、こいつ。3歳ぐらいで死んでしまった。

当日になってしまいましたが、会場は花小金井南公民館(西武新宿線花小金井駅より徒歩5分)。19時から。