ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

長く吐く息を体の中へ吐くことにより感得することが多い

2012-02-07 08:45:08 | 逆腹式呼吸

 座禅で一番大切なことは、いかに意識を集中するか、出来るかです。 禅宗のHPを見ると、曹洞宗は普通呼吸で数息法を提唱しています。 数をひたすら数えることによって、意識を集中する方法です。

 臨済宗・黄檗宗は長く吐く呼吸を提唱しています。 この場合の呼吸は、下腹の丹田から吐き出す呼吸です。 長く吐く呼吸に意識を集中します。 この場合の胸と下腹の関係は、吐き出す時には、下腹も胸も凹みます。 息を吸うときには元に戻ります。

 私の場合は、口を閉じ鼻だけで呼吸し、体操の時に行う深呼吸の要領で呼吸します。 吐く息を出来るだけ長く吐き、吐く息を下腹から吐き出すのではなく、下腹に向けて吐き入れます。 また吐く息が喉から胸をとおり、下腹まで息が入って行くのを追うようにして、そのことだけに意識を集中します。

 私は幸いなことに、座禅を初めて行なったのは、禅宗がスタートではありませんでしたので、何も分からないままに無我夢中で、深呼吸の時の要領で、大きく吸って出来るだけ長く吐いていました。

 深呼吸は大きく息を吸った時に、胸は拡がり下腹は凹みます。 息を体の中へゆっくり吐く時には、胸も下腹も元に戻ります。 私たちは生来、無意識の内にこのような呼吸を行なってきたのです。 胸と下腹の関係は、この関係が自然なのです。

 息を体の中へイメージで吐く時には、息は実際には鼻から出ていますが、実は体の中には宇宙の気が入って行くのです。 私の体験から、息を出来るだけ長く吐きながらイメージすると、自分が思うように気が動くということが、体感できたのです。

 ですから自分自身で、何か悪いことが起きても、決して悪いイメージをしてはいけないのです。 何故なら、自分が悪く思うことによって、体全体が悪い方向に向いてしまうのです。

 また、体の中へ息を吐くことによって、体の中に流れる気の道・経絡を刺激します。 私たちは、お母さんのお腹の中に居た時には、誰もが気の呼吸・胎息を行なっていて、胎外の出来事を気を通して感じていたのです。 お母さんのお腹から生まれでた時に、オギャーという泣き声とともに肺呼吸を始めたのです。

 生長と共に、気の呼吸を忘れ去り、経絡の動きも必ずしも活発に動いては居なかったのです。 息を体の中へ吐くことにより、その経絡を刺激し、その呼吸を通して、様々な体の微妙な変化を感得することになるのです。
ジャンル:
健康づくり
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