大震災で被災された方々の仮設住宅や、新しく出来た街に引っ越しして生活されている方々の映像が、5年前の3月11日に合わせて、映し出されるようになりました。
押し寄せ津波にのまれて親しい友人や家族がいなくなり、歳を取って年金暮らしの方々は、これから先どの様に生きて行けばよいのだろうか、そんな気持ちを内在しながら、毎日の生活を送られています。
何よりも日々の生活の中で、親しく話が出来る友人の存在が、何よりも必要に感じます。 大学の級友で引きこもり状態になってしまったことや、家族から離れて病気療養しながら生活されている方を、改めて思い出してしまいました。
私自身は連れ合いから文句も云われながらも、建築絡みの相談を受けながら、新しい設計の仕事をさせて頂いています。 勿論、人との会話を前提に物事は、進んで行きます。
考えてみれば年齢に関係なく、人間が生きていくには、社会生活を送っていくには、人との接触がなければ、生きていくと云う意味あいが薄れて行くと云うことなのかも知れません。