今日の散歩

愛「人」との散歩日記

過酷な一生

2017年07月08日 | 日記・エッセイ・コラム

「蝉が鳴き出したな」とご主人さま。
「そうですね、またうるさい夏が始まりますね」
「そのうち蝉の大雨になるぞ」
「"蝉時雨"ってな」

「子供のころは、近くの神社に、よく蝉捕りに行ったもんだ」
「そのころはアブラゼミばかりでな、クマゼミが捕れた時はうれしかったもんだ」
「ところが最近ここら辺りでは、クマゼミばかりてアブラゼミを見かけなくなった」
「木にとまっているのも、時折り迷い込んで来るのもな」
「全体に気温が上昇した影響とも言われている」
「地球温暖化かいろいろなところに影響してるんですね」

「お、蝉の抜け殻だ」
「これが蝉の子供ですか」
「長い間地中で暮らした後、こんな風に脱皮して一人前の蝉になるんだ」
「これから、あちこちで抜け殻が見られるぞ」

「実はな、蝉の一生って過酷なんだそうだ」
「えー、そうなんですか」

「うん、まず卵は木の幹に埋められるんだ」
「それから梅雨の時期になると孵化を始め、未成熟な幼虫のまま土を目指して木を降りる」
「うんで、種類によって違うが3年から17年土の中で過ごす」
「そんなに長い間ですか」
「そして、あの抜け殻を経て蝉になるんだ」
「凄い過酷な人生だろう。蝉は」
「で1ヶ月から1ヶ月半の寿命だ」

「その当時、こんなこと知っていたら蝉捕りなんかしなかったのにな」
「"セミませんでした"蝉さんに謝っておこう}

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