今日の散歩

愛「人」との散歩日記

古い知り合い

2017年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム

「やあ、久しぶりですね」とご主人さま。
「ずいぶんと老け込んだみたいですね。目が小さくなってなっていますよ」と失礼なご主人さま。
「うん、しばらく入院してたんだ」と友人。
この人は、自分の病気についての説明が極めて上手で、また長い。
前にも会ったことがある。

「ところで、こっちの方は大丈夫 ?}と自分の頭を差しながら、ご主人さまに聞いている。
この人もなかなか毒舌だ。
「全然、大丈夫ですよ」とご主人さま。
「俺は、ちょっと来てるんだよ」
「最近、歩いている」
「ええ、毎朝こんな風にして歩いていますよ」とご主人さま。
「ボケ防止にはそれがいちばんだよ」
「そちらは以前のように歩いてないんですか」とご主人さま。
「うん、たまに」
二人の長話がひとしきり続いた後、「そのうち飲みましょう」ということで元の散歩に戻る。

「ご主人さま、あの人とどういうお知り合いで」
「なんか腐れ縁みたいな感じだな」
「同じ業界の人でな、2回同僚になったことがある、しかも東京大阪でもな」
「とんでもないところでも会ったことがあるぞ」
「四谷の洋食屋さんとかな」
「うんで、今、同じ街に住んでいるという訳だ」

「しかし、何で頭のこと聞いてきたのかな」
「あ、それは」
「私言いぞびれていたんですが」
「ご主人さま、シャツのボタン、全部段違いになっているんですよ」

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