タビトリプ

旅行大好き、ブログで旅日記を作りたい

関西を歩く・・鯖街道①②③

2015年09月27日 | 関西を歩く

鯖街道3回目

花背峠~久多

 雨の予報でキャンセルが出たとかで参加者は17名
今回は鯖街道の中で一番の難所 距離は18.5kmと長い上に日暮れが早い
早足になるが頑張ってほしいと脅かされる

花背峠から雨に降られる用意をして出発する イヤホーンガイドを使用

 

落ち葉の重なる林道を歩く 和佐谷峠の標識を通り過ぎる

  

小休憩5分で衣服調整 水分を取って一枚脱ぐ

再び林道を歩いて「大身集落」 お地蔵さんの近くで弁当 これも15分休憩だけ

  

ガイドは限界集落と言う 人の住んでない家と動物から守る柵の家がまばらにある

  

以前は合宿所だった跡も

  

大雨で荒れた川を通り 「二の谷管理舎」 ここでトイレ休憩 
やっと9km 半分歩いた

  

標識も読めないほど、この鯖街道は手入れされていない
ここから林道を離れて、山道となる

  

フノ坂峠を過ぎると八丁平の高原湿原となる

 

   

ブナ枯れで痛い痛しい林が続く 鹿の害も多いそうだ

   

オグロ峠で上り坂が終わる 小さなお地蔵さんにほっとした気持ちになる

  

しばらく気持ち良い落ち葉の上を歩く
熊の爪痕 テリトリーで自分より高い爪跡があると入らないそうだ

    

倒れた樹が道を塞ぎ、くぐったり跨いだりが続く 山も荒れている

   

ここから下り坂 落ち葉の下に小石があって気を付けながら歩く
かなりな急な坂もあり 怖いほどだった

  

山を下って沢に出るが ここも大雨で荒れていた

    

久多の駐在所でゴール  整理体操の時に山の夕焼けが見えた

  

殆ど休憩なく、しかもかなり速い歩きだったが、皆について歩けた事に感謝
18.5km 6時間  32,000歩 自分が歩いた一番長い距離になった


鯖街道2回目

鞍馬~花背峠

今回はバスで鞍馬まで行きここからスタート 参加者は23名
ガイドレシーバーを使用

舗装された車道でなく、昔道の階段を登り 魔王の瀧神社へ

   

鞍馬の火祭りで有名な「由岐神社」を参拝
火祭りは鞍馬寺ではなく、この神社とは知らなかった! 

   

沢山の石段を登って、鞍馬寺本殿に到着 本日一番の登りだそうだ

   

ここで休憩の後、奥ノ院に向かう

義経の水飲み場、与謝野晶子の歌碑を見る

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有名な木の根道へ 昔行った覚えがあるが、印象は違った

  

義経が天狗と剣術をしたという場所 

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ここから下って 鞍馬寺西門から貴船の町に出る

   

料亭が並ぶ

貴船神社へ 朱色の灯篭の階段を登る 紅葉はまだ早かった

 

桂の木と白黒の馬の銅像 

  

中の宮 は「結びの神社」で良縁と夫婦仲を願うおみくじがいっぱいだった

 

和泉式部の「思ひ川」付近で昼食 一休みすると風が寒い

  

奥ノ院へ 船形石は船乗りたちの信仰を集めたそうだ

  

奥ノ院からしばらく舗装された林道を歩くが、外れて昔の川沿いの山道を歩く

沢を登り、小川を7回渡る 足元ばかり見なければならない

  

ようやく「旧花背峠」へ到着 祠があるが、今は林道が出来て車が入れる様になっていた

  

バスが通る「旧道別れ」からは舗装された道 車が次々通る
寒いと思ったら温度表示は9℃だった 

  

花背峠でバスが待っていて終了 暖かいバス内にほっとする
次回はもっと防寒対策をせねばならない

9km  19,600歩 


鯖街道1回目

出町柳~鞍馬

京都トレイルが終了したので、秋からは鯖街道シリーズに参加する
このシリーズは人気らしく 12月分までキャンセル待ちが出ていた

1回目は 現地集合で京阪出町柳駅に集合 32名だった
普通この人数では、案内人は2名だが、今回はガイドレシーバーでの案内である
雨の日が残念

出町柳駅で元気な女性案内の注意を聞く

鯖街道口の石碑を確認して、ガイドレシーバーを受け取る

   

 糺の森のを通り、先ずは下鴨神社に参拝

  

高野川沿いに歩く 彼岸花が咲いていた

   

国道367沿いを歩き、「山ばな平八茶屋」の前を通る
ユネスコ無形文化財登録の伝統和食の料亭(創業は天正年間、主人は21代目)

  

山端橋を渡り、宝が池公園で弁当昼食

 

山住神社を参拝 自然岩を祭る「磐座神社」である

    

岩倉具視旧宅前を通る 岩倉地区は岩倉家の領地だった
(岩倉家の内部は以前に行ったので記入済み)
http://blog.goo.ne.jp/goorosy/e/7251385a07de96d4da8fe97055c6919f

  

実相院を観光(目的はトイレ休憩)
実相院は「磨かれた床に映る紅葉」で有名だが、室内での写真は禁止で庭のみを撮る

   

岩倉村から静原への山越え道を歩く

  

静原から薬王峠越えは京都トレイル5日目と同じ道だった

二尊板碑 (南北朝後期に建てられた石碑)

   

峠を下って鞍馬の山門前を通り 鞍馬駅で現地解散

  

鞍馬電鉄、京阪、JR乗り継いで帰宅

13km  26,000歩


京都を歩く・・六歳念仏(光福寺) ・ 桂離宮 ・ 南禅寺写経

2015年09月01日 | 京都を歩く

京都を歩く・・南禅寺で写経   (2016/2)

「南禅寺で写経」と言う誘いに参加した 
暖冬と言われながらも京都は冷たかった

バス停から永観堂前を通って、大寂門から南禅寺境内に入る

三門を通り南禅院へ 水路橋を通った上に南禅院はある

  

写経場でお坊さんと一緒に般若心経を唱和してから、写経を始める
下にお手本を引いた経文を写す 筆ペンは使いやすかった


 

集中した雰囲気の中で約30分 ひたすら文字を書く
手本の文字をなぞるだけなのに難しい 心願は「健康楽歩」と書く 

写経の後は門前にある「八千代」で湯豆腐の昼食
写経場が寒かったので暖かさが嬉しい

  

南禅寺に戻り、国宝方丈を拝観 室内のふすま絵は狩野派 
実物は保存庫、デジタル再現の絵だったが、当時を思わせる美しさに見とれた
文化財の保護はこんな方法でよいと思う 狩野探幽の有名な水飲みの虎を見た 

 写真不可なので下記URL
 http://image.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=top_of3_sa&p=%E5%8D%97%E7%A6%85%E5%AF%BA%E6%96%B9%E4%B8%88%E8%A5%96%E7%B5%B5

 庭園は写真OK いろんな仕法の庭園だった
禅僧はこの庭園を眺めて、自分と向き合ったのだろう

 

  

南禅寺垣の庭 割り竹を編むようにしている

三門に登る 急な階段だったが、登ると京都を見下ろす絶景だった
内部の阿弥陀や羅漢がのぞき窓からしか見れなかったのが残念
それでも天井画の天女や鳳凰が美しかった

    

  

境内には紅葉の木が多くて、秋の南禅寺の賑わいを思う 


 

 京都を歩く・・・桂離宮(2015/11)

桂離宮は阪急桂駅から歩いて20分の場所にあるが許可証ないと見学できない
昔に見学したことがあるが、今回は友人が申し込んでくれて再度の見学となる

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控室で額を見ながら、コースの説明を聞いた後 係員の先導で回遊式の庭園をぞろぞろと歩いての見学だった
30年前に初めて来た時はさすが桂離宮と美しさに感激したが、今回の庭は手入れ不足のような気がした
先月見た「足立美術館」の絵のような庭園の印象が残っているのかもしれないが・・

  

見る位置で違う庭園のパノラマ写真を3枚

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冬の茶室「松琴亭」 市松格子のふすまで有名

  

夏の茶室「笑意軒」は腰板の斜めに金箔を貼ったデザインが斬新
この窓から田んぼが見えて、稲作の様子が学習できるという
板戸の取っ手が「櫂」と「矢」の形と凝っている

  

私が凄いと思ったのは桂川沿いの道路に張られた竹の生垣、生きた竹を折り曲げて作ったものだ
竹の葉が見事に茂って防音にもなっている この裏を見たいと思うが御成り門側からは竹林しか見れなかった

     

 

鈴虫寺

この足で鈴虫寺に行く 
階段を上ったら行列 20分近く待って入るほどの人気に驚いた

  

順番が来て中に入ると堂の中には長机と座布団が並び50人位が一度に入れて、お説教を聞くシステム
鈴虫の箱は10個あり、全部で6~7000匹いるそうで通年鳴くように育てているとの説明
私は静かに虫の音が聞けるのだと思っていたから、この混雑は意外だった

 

説教後に庭をめぐり 京都の街を見下ろす 山並みの下に見える緑が本日行った桂離宮

この鈴虫寺は歩いて来てくれるお地蔵さんが願いを叶えてくれるそうで人気だとか


京都を歩く・・光福寺 六歳念仏(2015/8)

友人に誘われて六歳念仏を初めて見る
場所はJR桂川駅から歩いてすぐの光福寺

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狭い道の両側に露店が並び、押し合う人出を縫うようにして蔵王堂へ向かう
丁度子供の演技が終わった後だったので、席は空いていて、かぶりつきに座ることが出来た 

殆どが鉦と鼓と太鼓の演技 それぞれに題名があったが曲の違いが判らなかった

   

「久世六歳」提灯のが出てから、おかめ や ひょっとこが出て変化した

  

緑の獅子が出て曲芸の演技 

 

踏み台を重ねた上に登り逆立ち、降りるときは一台づつ外す
素人なのに凄いと思う

   

最後は土蜘蛛が出てきて獅子と戦い 蜘蛛の糸を撒く 舞台が糸だらけになって終了
この糸の先の小さなおもりを受け取ると幸運とか? かぶりつきだったので貰うことが出来た