信仰する神社に参拝に行くには、かつては多額の費用がかかったので、そのために伊勢講といったものを組織して資金を積立て、講中の何人かが講員を代表して行くのが普通だったようです。そして、参拝を終えて帰京したときに、参拝を記念して碑を建てることもあったようです。ぶらっと歩きで見た伊勢参宮と書かれた碑は、明治42年が一番古いようです。新しいものでは、昭和50年の額がありました。5名から20名くらいの人数で行ったようで、にぎやかな参拝だったことでしょう。
伊勢参宮記念碑
折居神社(塩崎町折居1) 明治42年銘、碑に刻まれた人数は16名。
伊勢参宮碑
香取神社向かい(島田町2042向かい) 昭和9年銘、碑に刻まれた人数は5名。西国巡覧ともあります。
伊勢参宮記念碑
大場町県道40号線沿い 昭和29年銘、碑に刻まれた人数は15名。隣に伊勢神宮代々記念碑(大正11年参拝)もあります。
伊勢参宮記念
下入野町県道106号線沿い 昭和29年銘、碑に刻まれた人数は20名。
伊勢参宮記念
大場小学校(大場町2489) 碑に刻まれた人数は7名。
伊勢熱田参宮記念 奉納額
大井神社(飯富町3475) 昭和50年銘、記された人数は14名。