ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のわき水(1)

2016-03-14 20:59:52 | 水戸

                                   (写真は曝井)

水戸にはいわゆるはけが多く、あちこちで水がわきだしています。これはこの地の大きな特徴のひとつのように思われます。(写真は曝井です。)

曝井(さらしい)
 愛宕町(愛宕山古墳の近くです)
 万葉集に詠われた湧水。 三栗 の 那賀に向へる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もが 高橋虫麻呂(浦島伝説を長歌と短歌に詠んだ人です。)

大井戸湧水池
 水戸市上国井町(鹿嶋神社下)
 阿川の水源で、蛍も出るそうです。

笠原水道水源
 水戸市笠原町993-1外
 徳川光圀が寛文3年(1663)に完成させた日本で18番目の水道だそうです。

軍民坂湧水
 上国井(七ツ洞公園の近く)
 昔は道向かいからわいていたと聞きました。国井の湧水ともいうそうです。

吐玉泉(とぎょくせん)・玉龍泉(ぎょくりゅうせん)
 常磐町1(偕楽園) 029-244-5454
 玉龍泉は、徳川斉昭が作らせた日本で一番古いという説もあるわき水を利用した噴水だそうです。(日本最古といわれる兼六園の噴水のつくられたのが文久元年(1861)ころで、偕楽園の開園が天保13年(1842)ですから、可能性はあるということなのでしょう。)吐玉泉と対になっているのだそうです。


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