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歯を抜きました その2

2015-04-19 | スタッフ犬の日常

歯を抜きました」の続きです。

今度は顔が腫れだしました
金曜日になんか腫れてる気がする・・・と
思っていたのですが、みんな「そう??気のせいじゃない?」
というレベルでした。

翌日の土曜日には、誰が見ても腫れてる感じになりました。
4/11撮影 向かって左側の目の下が腫れてます。

4/12撮影 

病院に行ったら、即手術決定。
どの歯もグラグラしてるのは1本もないけど、
ここまで腫れたらもう抗生剤ではどうにも
ならない。治ってもまた薬を止めたら
腫れてくるレベルだと言われ、
その場で手術の予約をしてきました。

ただ、手術時に血液に歯の雑菌が入り込むと
体の至るところで菌が繁殖した時に
大変なことになるから、最低3日間は
抗生剤を飲んでから手術をしないといけないと言われ
薬を飲み終わった頃に予約をしました。




そして、17日の金曜日に手術をしてきました。
元々抜歯予定だった膿が出ていた左側の犬歯と、
今回腫れの原因となった右側の奥歯は絶対に抜いて
後は歯を見て先生が悪いと思ったら抜いといてくださいと
伝えていました。

結果、3本抜きました。
歯を見てビックリ!そら腫れるよ・・・

抜歯前に見えていた部分はこんな感じ↑
黄色は歯茎です。
膿が出るのでしばらく歯磨きが出来ず汚い歯をしていますが、
今まで沢山の子の歯石取りをしてきましたが、
歯磨きをしていない子に比べたらキレイな方です。


犬歯は柿ピーくらいの大きさでした。
表面。一見キレイですが

裏を見たら

この黒い部分が菌が繁殖して膿が出ていた原因です。

そして奥歯。
根っこまで真っ黒。奥歯(前臼歯)は歯根が3つにわかれていますが、
そのうちの2本が真っ黒。


側面


人間の親知らず同様、通常この歯は大きいし
歯根も深いので半分に割ってから抜くのですが、
あまりに炎症がひどくて割らなくても抜けたそうです。

その横の前臼歯も。

黒い点が分かりますか?


犬は、人間と違って歯槽膿漏になると目の下の皮膚が裂けて
血が噴き出す事があります。

普通の子であれば、ここまで炎症が起きていたら、
痛くてご飯が食べれなくなります。
ところが、部長は食べるんですよね~
ヘルニアで後ろ足が立たなくても、食事前の喜びの舞を
しようとするし(出来ないけど)食欲も旺盛。
先生もよくこれでご飯食べてたねー人間なら絶対に
食べられるような痛みレベルじゃないはずだけどね~って(笑)

今回の部長の症状は、根尖膿瘍といって、歯根で細菌感染があり、
歯の表面がキレイでも、根尖の病気によって歯ぐきから膿が出てきたり、
鼻血や鼻水がでたり、目の下や頬が腫れて膿が出てくる病気です。
これは歯周ポケットが深いダックスは特に多い病気です。

まだ腫れが若干残っていますが、5日間の抗生剤で
落ち着いてくると思います。

分離不安なので、この子は入院出来ないし、病院に
長時間置いておけません。
迎えに行ったら、かなり凹んでいました(笑)
ウチの子達、誰かが手術すると匂いや雰囲気で分かるようで
帰ってくるとみんなが優しくなります
ベッドも譲ってあげるし、バタバタ遊んだりもせず
みんな静か~にしています。

無事に終わって良かったです!

ヘルニアの方は、歩けるようになりましたが、まだ
後ろ足の片方に少し麻痺が残っています。
もう少し安静にさせようと思います。
1か月以上お散歩に行っていないので歩きたくて仕方なさそうですが、
カートに乗ってフレブルのお散歩に付き添っています。

ちゃんとハブラシをしていても、歯石取りをしていても
歯茎の中でこんなに炎症を起こしてしまうこともあります。

口臭がいつもと違う、食欲がない、
鼻水が増えてきた(鼻から膿や血が出てきたらすでに重度)、
ヨダレが出てくる、指で触ると歯がグラグラする、
歯の隙間に食べカスや毛が詰まっている、歯茎が炎症を起こしている
などの症状があれば病院にいきましょう!

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