おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「NO」の放出量で分かる「血管の健康」

2016年06月23日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度。

薄曇りのお天気ですが、予報では雨は降らないとか。

日中の最高気温も20度というから過ごしやすい一日となりそうです。

仕事の合間を見ながら薪割りする予定じゃ。

きのうは久々、日中汗ばむ陽気となりましたです。

そんな中、おぢは午後からじゃぶじゃぶ汗をかきながら薪割り作業にいそしんだのでした。

作業はあと3~5日程度で終わりそうです。

今年はトラック1台半の薪を購入しましたけど、薪小屋の空き具合からすると、来年は2台は必要かも。

2台分は少々しんどい。

健康のことを考えると、そんなしんどい肉体労働も大切だとは思います。

その一方「楽チン生活」も大好きというなまくらなおぢ、作業量が増えるのはあんまり嬉しくない。

そこらあたりのどうでもいいようなことが、少々悩ましいきょうこのごろでござる。

いずれにせよ、今後もなんとか薪割りなどの作業ができる体力だけは残しておきたいもの。

人間、ちゃんと動けないと、遊ぶこともできないことになってますからね。

そんな中、

先週6月23日号の週刊文春に「『血管』若返りガイド 決定版」という記事がありましたです。

文春読者はすでにお読みでしょうけど、「食事について誤解が蔓延」しておると書いてあって興味深かった。

血管の病といえば、心筋梗塞や脳梗塞など血管が詰まってしまうのが代表的じゃ。

しかも「突然死」に直結するから怖い。

そこで重要なのが血管の老化や劣化を防ぐこと。

そのために重要なのは「食事と運動」、これはいまや万人の知るところですな。

問題は、この食事に大きな誤解があるのだと文春は書いておる。

血管にダメージを与えるのはコレステロール値が上がるため。

ですが、肝臓で生成されるというコレステロールはなんと「炭水化物が原因」だそうだ。

コレステロールを減らすには脂を減らすような気がしてましたけど、実は炭水化物なのだそうな。

こちらでも炭水化物が悪ものですけど、きのう亡くなった鳩山邦夫さんの死因が「十二指腸潰瘍」に「炭水化物制限ダイエット」だったそうで、びっくりじゃ。

あの体型からいって糖尿病で、合併症を併発したんではないのか? 第一報をヤフーニュースで見たとき、そう勝手に想像しておりました。

糖尿病で、炭水化物を制限して激やせ、そして合併症を併発ならわかるけど…

炭水化物は、減らしすぎると問題が大きいような気がします。

野菜をまず初めに食べる「ベジタブルファースト」で血糖値を上げないようにしてから炭水化物はいただくのがよろしいといわれておる。

炭水化物をまったく食べないなど、極端なことはしない方がよろしいのでしょうね。

話は戻りますが、

世間には、脂のある肉類を食べないようにしておれば、コレステロール値は上がらないと誤解しておる方が多い。

一方、100歳を終える長寿の方は、ステーキなど肉をよく食べておる。

脂質もどうやら重要なのだ。

「ただし一日に摂るカロリーは2500キロカロリーが目安」だそうな。

またタマネギの効果も指摘しておって「非常に抗酸化作用の強いポリフェノールの一種、ケルセチンを多く含むタマネギは動脈硬化の救世主」だそうな。

タマネギがサラサラ血に良いというのは、以前「ガッテン!」でも放送しておりましたわ。

そして近年は血管の若さを測定する技術も進んでおるそうです。

血管は外膜、内膜、内皮という三層構造で、このうち内皮からNOが放出されるそうだ。

そのNOによって血管が拡張し、血液が固まらず、血栓もできないのだそうな。

 NOってば、一酸化窒素のことだ。

 自動車の排気ガスに含まれるとして環境に悪いイメージですけど、体内では非常に重要な役割を担っておるそうだ。

 血管が詰まりにくい状態はNOによって維持されることがわかったわけ。

これを研究した米国の教授3人はこれでノーベル賞を受賞しておるそうだ。

このNO検査は「FMD検査」と呼ばれており、保険が適用になり3割負担の場合は600円程度だという。

腕の血管拡張時のNO放出量を計測し、安静時と比較するそうだ。

これが3%以下の拡張だとなんらかの機能障害が起きておる可能性があり、6%を超える拡張があれば健全だそうな。

近く家庭医の美人医師にご相談してみますわ。

保険適用で600円なら、お手軽です。

読者の皆さんも「FMD検査」してみてはいかがか。


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