おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

流行りの中国「白タク」か?

2018年02月15日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス8度。

ちらちら雪が降ってます。

昨夜らか今朝にかけての積雪は20センチほどでしょうか。

起き抜けにデッキの除雪をいたしました。

ハニーさんも手伝ってくれたので大助かりですわん。

真狩村で生まれ育った彼女の方が除雪はかなり上手なのだ。

義母が厳しくしつけしたそうで、たいそうきれいになる。

「万事テキトー」を旨とするおぢとはエライ違いですわ。

それにしても雪の多さには呆れます。

ご当地の最大積雪深度は194センチ(一番積もっていたときは2月13日)だ。

今シーズンに降った雪の量、総降雪量は824センチになるそうで、すでに8メートルを超えてきた。

昨シーズンが少なかった分、今シーズンの多さが際立ちます。

とはいえ、なんだかんだいいつつ、これも2月いっぱいですから、もう少しの辛抱なのでござる。

そんなこんなのきのう、

我が家の近くで動けなくなったクルマが2台あった。

いずれも乗っていたのは中国人。

函館ナンバーのレンタカーは前輪駆動だったので、当然のことながら、これだけ雪が降ると坂道なんぞ登れない。

少し英語がわかるとかで、行先は40キロほど先の赤井川村のキロロリゾートと判った。

この車では「坂道を登れない」旨を話し、別の道を案内したら、素直に応じてくれました。

狭い道路で対向車も来たので、とにもかくにも動いてくれて立ち去った。

無事に着いたかどうかは定かでないけど、4輪駆動でないクルマを貸すレンタカー屋にプンプン腹が立った。

冬の北海道観光を安全に楽しむには4輪駆動車が不可欠だ。

ご当地周辺では、前輪駆動でも身動き取れなくなることがままある。

シーズン初めに後輪駆動のラリーカーでやってきたニッポンのバカがいたけど、まったくもって大迷惑でござる。

そして夜のことだ。

午後8時過ぎにいつものズンバから帰ってきたら、坂道の途中にハザードランプを点けた車が止まっておる。

その後ろには、ご近所のクルマも止まっておる。

そこへ佐川急便のクルマも後ろから来た。

道路は身動き取れない状態ですわ。

今度の車は練馬ナンバーの大型ワゴン車だ。

これも運転しておるのは中国人ですが、こちらは坂道の途中でチェーンを着けようとしておる。

どう考えてもムリなことをしておる。

で、ご近所さんとおぢと、佐川のにーちゃんが協力して、坂を上るかどうか、まずは車を押してみた。

運転はプロの佐川さん、残り3人で押すのですが、さっぱりやる気がないのが、車の持ち主ですわ。

で、坂は上がらないので、平らなところに下がって、「ここに朝まで駐車して、宿泊施設には歩いていくのがいい」と地元民こぞって判断した。

翌日、JAFを呼んで、レッカー移動してもらうのがいいということ。

ところが、この中国人、どこぞに電話して、とにもかくにも行くというのだ。

で、佐川の優しいおにーちゃんは、「じゃぁ、チェーンを着けてあげます」と言っちゃった。

チェーン着けるにしても、地面が硬くないとジャッキも付けられないわけで、どう考えてもムチャだ。

このわがまま中国人、地元民のいうことを聞かないもんだから、おぢとご近所さんはすっかりアタマにきて、自宅に戻った。

それから、約1時間、チェーンを着けた大型ワゴン車は、宿へ向けて走って行きました。

佐川のおにーちゃんがちゃんとチェーンを着けてあげたのだ。

中国人はちゃんとお礼などしたのだろうか?

ニッポン人の善意に報いたのか、気になるところだ。

で、この奇妙な行動をする中国人、なんだか変だったなぁと思い、行き着いたのが、昨今流行りの「白タク」ではないかということ。

中国人のお客は、東京もしくは札幌からこの大型ワゴン車に乗車してあちこち観光。

ご当地では高級コンドミニアムなんかに宿泊し、車と運転手は別なお安い宿に泊まる。

だから翌日のことを考えれば、道路に朝まで駐車しておいて、レッカー移動なんてことはできるはずもないと、想像逞しくしたのです。

勝手な想像ですが、合点がいく。

中国人を中心とした違法な白タクにも困ったもんだけど、ここに来るならせめて「4輪駆動で来い!!」と申しておきましょう。

 


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