おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

マイナンバーもベースロード電源も…陳腐化してから始まるこの国の不思議!!

2015年11月10日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス6度。

昨夜からの雨がようやく小降りになりました。

きょうは夕方以降、いよいよみぞれの予報じゃ。

毎朝のことですが、パソコンに向かう前、おぢにはあれこれルーチンの仕事がある。

まずは「カメムシ捕獲器」に溜まった死がいをトイレにジャーっと流す。

それから、用意してある焚き付けをストーブに並べ、100個入りの着火剤「ファイヤーアップ」をカッターで半分に切って(貧乏臭くてすまんね)着火。

いい感じで燃えてきたところで、太い薪を2本、静かに火に乗せる。

いま時季はあと2本追加すると、午前中の暖は取れることになる。

それもこれも、斧では割れない硬い木の根ばかりの「追い上げ材」だからだね。

フツーの薪ではこうはいかん。

これが終わると、外に出て、今朝は濡れネズミ? で待っておったニャンコさまにご飯を差し上げる。

飼い主のご機嫌も伺わず、ガツガツ食べるところを見届けて、「おぢはニャンコの奴隷か!?」などと呟きつつ家に戻る。

そしてようやく、ポットのお湯をカップに注ぎ込み、おもむろに白湯をいただくのです。

その頃、ハニーさんが布団から出てくるので、そこで一緒に歯を磨きし、さらに舌の苔を取る。

歯磨きは就寝前にもしておるので、ふたりとも、どこをどう磨いても歯茎に血が滲んだりはしないね。

歯については、週に1度か2度、歯間ブラシもシコシコ使っておるので、コンディションは上々なのでござる。

そこからじゃ。

当ブログを書き始め、その間、朝食をいただいたり、NHKの朝ドラを拝見したり。

遅くとも10時にはブログを更新したいのですが、仕事でケツに火がついたりするとなかなかそうもいかんわけで、たいていそんな日は、当ブログはお休みになったりするのでした。

度々スマンこってす!!

ところで、

我が家にもとうとう「マイナンバー」が届きましたわ。

昔は、こういうのがあると「脱税が防げていいじゃんか!」と思ったこともありましたけどねぇ、、、

それもアナログ時代だからよかったけれど、ネット社会がここまで進み、あっちでもこっちでも情報漏れがあると、さっぱり時代に合わない怪しいシステムじゃないかと思うに至ったわい。

ネット銀行の暗証番号だって「毎月変えてくださいね」という時代に、死ぬまで同じ番号を背負うって、どうよ???

しかも役人が管理するわけだ。

「漏れない方がおかしい」と思うのが世間の常識ってもんだ。

何十年も前なら有効だったことを、周回遅れで実施しちゃうのがニッポンのお役所仕事ってことらしい。

考えてみれば、先の大戦だって、航空機による制空権確保の時代になったというのに、「巨艦主義」のままで巨費を投じて戦艦大和と武蔵をつくってしまい、さっぱり役に立たず、ただただ多くの戦死者を出しちゃった。

「昭和のバカ査定」と呼ばれましたわ。

発電だって、いまや世界の潮流は、「小規模地域分散型」が主流で、これをITを使って管理するのが流れ。

一方、大規模集中で独占型の原発は、戦艦大和によく似ておる。

一度動かせば発電に融通は利かない上、一旦事故になれば、地域が崩壊してしまう危険極まりない代物だ。

まずは原発ありき、というのが経産省の「ベースロード電源」という考え方になる。

人口が減少し、省エネが進む中、小規模地域分散型の発電をITで細かく管理するのが世界の潮流。

だから「欧州諸国を中心にベースロード電源という考え方が消えつつある」(関西大の安田陽准教授)のです。

世界の周回遅れで、陳腐化した考え方こそベースロード電源じゃ。

マイナンバーもベースロード電源も、戦艦大和から延々続く「ニッポンを滅ぼす」愚かな政府の所業と申しておきましょう。