「流山の素浪人」の時々雑感・日々雑感

初老になった私の身の回りで起こる、何気ない出来事をブログにし、回転がめっきり遅くなった脳みそに「喝」を入れたい。

流山市ゆうゆう大学の校外学習自然探索

2017年05月18日 09時49分42秒 | 日記

昨日は、流山市ゆうゆう大学の選択科目となっている「自然探索」学習を実施した。

集合場所の流山おおたかの森駅に1名欠席で40名が集まった。

流山市のゆうゆう大学とは、生涯学習の場を提供するとともに、団体生活をする中で

仲間を作り、健康で生きがいのある人生を過ごせることを目的に、市内在住の60歳

以上の老人を対象とした大学で、2年に一度の募集となり、今年は市内の6教室で

480名が入学した。

教養科目と選択科目があり、それぞれ月2回、年間16回、2年間で全64の講座が

設けられている。

教養科目は全員受講し、選択科目は史跡探索、自然探索、日本文学、音楽、絵手紙、

健康体操等から選択する。私は、第1希望を自然探索、第2希望を日本文学を申し込んで

いたが、第1希望の自然探索となった。

初めての校外学習となった「大川掘川流域の自然と機能」について、市内の自然保護に

活躍されている恵良先生のウイットに富んだ楽しい説明を受けた。

  

大川掘川は、急激に都市化が進むおおたかの森地区を流れ、昔から氾濫する川として、

また、工場や生活排水が流れ込む汚染が問題となっていた。

つくばエクスプレスの開通により、駅周辺の都市開発と一体として、大川掘川を自然保護

対策として、護岸コンクリートから土手に変え、水害対策として広大な低地を増水時の

調整池として保存するとともに公園緑地としている。

また、大川堀川は最終的に手賀沼に流れ込んでいることから、水質汚染対策として、利根川

から江戸川への導水管を分水して、大川堀川に流しているそうだ。

流山市に、こんな広大な調整池があることも、自然環境に配慮した緑地公園があることも

知らなかった。

ただ、植生植物の多くは外来種で、道端でよく見かけるようになった西洋ポピー?西洋ひなげし?

も外来種で、ボランティアで駆除しているそうだが、繁殖力の方が強そうだ。

2時間程度の校外学習であったが、流山市のキャッチフレーズである「都心に一番近い森の街」も

急激に進む宅地開発で、年々市内の森が減少している。

緑の森を守り、自然保護していくには長い時間と住民の声が必要であるとともに、現在の状況を

知ることも大切であると思いました。

校外学習が終わり、私たちの班8名で昼食を摂り懇親をさらに深めました。

大川掘川調整池周辺の緑地公園は、すぐ近くに諏訪神社の森もあり、ピクニック気分で歩くには

もってこいの場所だ。皆さんに一度は訪れていただきたい場所と思います。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿