NAO日和

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「お嬢さん」

2017年04月01日 | 洋画

~愛されたくば、騙せ~

2016年  韓国映画 R18指定 (2017.03.03公開)
配給:ファントム・フィルム   上映時間:2時間25分
監督・脚本・制作:パク・チャヌク
脚本:チョン・ソギョン
原作:サラ・ウォーターズ 「荊の城」 
美術監督:リュ・ソンヒ
音楽:チョ・ヨンウク
衣装デザイン:チョ・サンギョン
出演:キム・ミニキム・テリハ・ジョンウチョ・ジヌンキム・ヘスク/ムン・ソリ

<見どころ>
第69回カンヌ国際映画祭に出品された、サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を原案に
したサスペンス。日本統治下の韓国を舞台に、ある詐欺師が企てる富豪一家の
財産強奪の行く末を追い掛ける。メガホンを取るのは、『オールド・ボーイ』『渇き』などの
鬼才パク・チャヌク。『泣く男』などのキム・ミニ、『チェイサー』などのハ・ジョンウ、
『最後まで行く』などのチョ・ジヌンらが出演。二転三転する展開や、1930年代の
韓国を再現した美術や衣装に目を奪われる。

<ストーリー>
日本の統治下にあった1930年代の韓国。詐欺師たちの集団の手で育てられた
少女スッキ(キム・テリ)は、伯爵の呼び名を持つ詐欺師(ハ・ジョンウ)から美しい
富豪令嬢・秀子(キム・ミニ)のメイドという仕事をあてがわれる。スラム街から彼女と
そのおじが暮らす豪邸に移ったスッキだが、伯爵は彼女の助けを得て秀子との
財産目当ての結婚をしようと企んでいた。結婚した後に秀子を精神病院に送り込んで
財産を奪う計画を進める伯爵だが……。

<感想>
1部「起承転」、2部「結」、3部「後日談」って印象の構成。

実に、耽美な世界でした~。

 
あまり情報を入れずに観に行ったのは正解。
予告編を観る限りでは、ダークサスペンスなのかと思いや、サスペンスなんだが
どこか間のぬけたシーンもあり笑える部分もあり、いい意味の裏切り感がありました。

 
英国ミステリーの舞台を、日本統治下の朝鮮に置き換えて和と洋の不思議な空間演出
に仕上げてるのが良かったですし、和洋折衷の館、どっかで見た建物だな、と思ったら
桑名市にある六華苑でロケだったんですね。いや~この建物のチョイス、ナイスです。
確かこの建物、「偉大なるしゅららぼん」「人間失格」でも使われてましたね。


  
確かに濃厚なシーンはあったが、男女の絡みはほとんどなかったので、成人指定で
喜んでいったおっちゃん達は、その点では拍子抜けかもしれませんね
でも、放送禁止用語は炸裂で、成人指定になるのもうなづけました。

それにしても、主演の2女優、よく演じましたね。
これ、日本の女優さんではまず無理でしょう。韓国の女優さんの底力を見せつけられました。

耽美&官能な映像で、女性ウケする成人映画かなと思いましたし、
エロと変態のバランスも絶妙で、結構気に入った作品でしたvv

点数:9点 (10点中)


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