~恋をしに出かけよう!ふたりだけの秘密の場所へ~
2012年 アメリカ映画 PG12指定 (2013.02.08公開)
配給:ファントム・フィルム 上映時間:96分
監督:ウェス・アンダーソン
脚本:ウェス・アンダーソン/ロマン・コッポラ
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演:ブルース・ウィリス/エドワード・ノートン/ティルダ・スウィントン/ビル・マーレイ
フランシス・マクドーマンド/ジャレッド・ギルマン/カラ・ヘイワード
<見どころ>
ウェス・アンダーソン監督による異色コメディー。
1960年代のとある島を舞台に、ボーイスカウトに所属する一組の少年少女の逃避行と彼らを
追う大人たちの姿を描く。遊び心あふれる独特の映像センスがさえる物語は、第65回カンヌ
国際映画祭コンペティション部門に選定され、高い評価を得た。キャストにはブルース・ウィリス、
ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントンら豪華な顔ぶれがそろう。
<ストーリー>
1960年代ニューイングランド島。自分が養子だということを寂しいと感じながらボーイスカウト
活動をしていたサム(ジャレッド・ギルマン)は、常に本を読んでいる少女スージー(カラ・ヘイワード)
に恋をする。キャンプでの生活になじめない二人は文通を始め、キャンプから勝手に抜け出し森で
自由気ままに過ごしていた。一方、村では保安官(ブルース・ウィリス)やスージーの両親
(ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド)らが、二人を捜していたのだが……。
<感想>
予告編を観てオシャレな印象を持って行きましたが、確かにアメリカ映画なのに
フランス映画を感じさせるようなノスタルジックな雰囲気の映画でしたね。
劇中音楽に、フランソワーズ・アルディの曲とかが使われてるから、余計にそう感じます。
ブルース・ウィリスやエドワード・ノートンを始め、大物俳優がいっぱい出てるのですが
主役は、あくまで12歳の少年少女カップル。
12歳で駆け落ちというお話。どこか「小さな恋のメロディ」を感じさせますが
ちょいとシュールな部分もあり。 主役を演じた子供たち、オーディションで合格し
これが初出演だそうで。こんな体当たりな演技、よくやったな~拍手ものでした。
全体的に、ゆるーい流れなので、個人的にはいまいち乗り切れなかったです。
オープニングの映像の撮り方見ていると、絵本の中に私たちが入り込んでいったみたいな感じ。
そこで入り込めなかった私なので、乗り切れなかったんだろうな・・・。
この世界観に乗り切るかそうでないか?で評価が分かれる作品。
でも、EDはとっても気に入ってます。オシャレだわ~
点数:6点 (10点満点)
物語自体が まぁ所詮こどもの恋愛ごっこな域を出ないから、
なんとなく物足りないというか... ネ。
cyazさんの仰る様に、『小さな恋のメロディ』みたいな感じを
知らず知らず期待していたかも。ああいう ヒリッとした感じは 無いのョね。
> 全体的に、ゆるーい流れ...
確かにね、ちょっと締まりに掛ける運びョね。
雰囲気はあるんだけどねぇ~~
そうなんですよ~。
だからなんですかね?いまいちゆる~く感じてしまいました。
ちょっと好みが分かれる作品だったように感じました^^;