NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
コーギー・B'z・グルメ話あり
映画の点数は自分の満足度で評価

「駆込み女と駆出し男」

2015年06月04日 | 邦画

~離婚は、幸せの始まり!?~

2015年  日本映画     (2015.05.16公開)
配給:松竹        上映時間:2時間23分

監督・脚本:原田眞人
原案:井上ひさし 『東慶時花だより』(文春文庫刊)
衣装:宮本まさ江
美術:原田哲男
音楽:富貴晴美
出演:大泉洋/戸田恵梨香/満島ひかり/内山理名/陽月華/キムラ緑子
    木場勝己/神野三鈴/武田真治/北村有起哉/橋本じゅん/山崎一
    麿赤兒/中村嘉葎雄/樹木希林/堤真一/山崎努

<見どころ>
劇作家・井上ひさしが晩年に11年をかけて執筆した時代小説「東慶寺花だより」を
映画化。江戸時代に幕府公認の縁切寺であった東慶寺を舞台に、離縁を求めて
寺に駆け込んでくる女たちの聞き取り調査を行う御用宿の居候が、さまざまな
トラブルに巻き込まれながら訳あり女たちの再出発を手助けしていくさまを描く。
『クライマーズ・ハイ』、『わが母の記』などの原田眞人監督がメガホンを取り、
主演は大泉洋。寺に駆け込む女たちを、『SPEC』シリーズなどの戸田恵梨香、
実力派の満島ひかりらが演じる。

<ストーリー>
江戸時代、幕府公認の縁切寺として名高い尼寺の東慶寺には、複雑な事情を
抱えた女たちが離縁を求め駆け込んできた。女たちの聞き取り調査を行う
御用宿・柏屋に居候する戯作者志望の医者見習い・信次郎(大泉洋)は、
さまざまなトラブルに巻き込まれながらも男女のもめ事を解決に向けて導き、
訳あり女たちの人生の再出発を後押ししていくが……。

<感想>
天保の改革時に、実際にあった幕府公認の縁切寺である東慶寺のお話。

 
東慶寺が縁切り寺というのは知っていたし、しかも近くの鎌倉でのお話なので
けっこう期待して鑑賞しました。
主演の大泉洋さんは軽妙な役に合ってましたし、満嶋ひかりさんは安定の演技。
戸田恵梨香さんは、時代劇初出演でしたが、だんだん自立していく女性を自然に
演じていて、良かったです。この作品でさらに飛躍したな~という印象を受けました。

 
脇を固めた俳優陣も良かったですね。樹木希林さんは、さすがですが
わたし的には、キムラ緑子さんの演技が印象に残りましたね~。

時代考証を踏まえた久々のがっつりとした感じの時代劇映画でした。

ただ、テンポのよい台詞まわしなのfだが、機関銃みたいに矢継ぎ早に出てくるので
聞き取れない部分があったのも否めず。天保の改革が背景にあるので、
ある程度の歴史認識を踏まえて鑑賞された方がいいかと思います。

個人的に、撮影ロケ地の多くが、故郷の滋賀県だったのが嬉しかったです。
にしても、三井寺・八幡堀は、映画にたくさん使用されるなぁ~(笑)

点数:8点 (10点中)


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「セッション」 | トップ | 早いな~10周年♪ »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そういえば... (mayumi)
2015-06-04 17:12:06
最近になってひとりで映画館に行ける様になった実家の母は、
先日これを 単独鑑賞。
夫は 母親と観に行き、なんだかんだで観逸れていまして、
大泉洋の評判も 珍しく(笑)上々ですし、
なんとか観たいと思っています。
機関銃の様にまくし立てるのは、監督も 聞き取れないのを承知の上とか。

いつだったか 映画の紹介コーナーで流れていた映像が、八幡堀でした。
滋賀でのロケ、沢山あるんですね o(^_^)o
返信する
キャスティング良し~ (cyaz)
2015-06-04 20:28:15
NAOさん、こんばんは^^

原田監督がやっと奥行きのある映画を撮りましたね~
人間的に丸みが出てきた証拠です(笑)
キャスティングは文句なしですが、
いつもひょうきんキャラの大泉洋を抑え込んだのが正解ですね(笑)
僕的には戸田恵梨香の演技が抜群に良かった!
返信する
mayumiさんへ (NAO)
2015-06-06 22:08:39
>機関銃の様にまくし立てるのは、監督も 聞き取れないのを承知の上とか。

そうでしたか♪
舞台を観ているかのようなテンポ感ある展開でした。
当時の離婚の仕組みも初めて知り、へ~ほ~って
感じでした^^
返信する
cyazさんへ (NAO)
2015-06-06 22:11:07
ほんと、奥行のあるいい映画でしたよね。

戸田恵梨香さん、この映画でずいぶん成長したな~と
感じました。満嶋ひかりさんより光っていたと思います。
「予告犯」にも出演されているので、こちらも楽しみ♪
返信する

コメントを投稿

邦画」カテゴリの最新記事