NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
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映画の点数は自分の満足度で評価

「奇跡のシンフォニー」

2008年07月11日 | 洋画

~きっと会える。この音の先に愛が聞こえるから~

音楽を題材とした映画だったので、公開前から楽しみにしていた作品です。
2007年 アメリカ作品  東宝東和配給  (08.6.21公開)
[監督]カーステン・シェリダン
[出演]
フレディ・ハイモア 
ジョナサン・リース・マイヤーズ
ケリー・ラッセル 
ロビン・ウィリアムス

<見どころ>
『ネバーランド』『チャーリーとチョコレート工場』『スパイダーウィックの謎』
名子役フレディ・ハイモア主演の感動ドラマ。
両親の行方を追う少年の姿を、クラシック、ロックなどの美しいメロディに
乗せてつづり、音楽が人に与えてくれる不思議な力と親子愛が感動。

<あらすじ>
孤児院で育ったエヴァン(フレディ・ハイモア)には豊かな音楽の才能が
備わっていた。ある晩、エヴァンは不思議な音を追い、施設から
マンハッタンへと導かれる。そこで“ウィザード”(ロビン・ウィリアムズ)と
名乗る男にギターを習い、ストリートミュージシャンとして音楽の才能を
開花させていく。
一方結ばれぬまま別離したエヴァンの母ライラ(ケリー・ラッセル)と
父ルイス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)も、それぞれの想いを胸に
マンハッタンを目指し……。

<感想>
音楽が題材の映画、やはり見逃すわけにはいきません。
加えて、天才子役のフレディ君が主演ならなおさら!

ものすごい音楽才能を持つ主人公、エヴァン(フレディ・ハイモア)。
 
雑音ですら、音楽に感じるという主人公は、養護施設育ち。
音楽を通じていたら、いつか実の両親に出逢える・・・と信じていた。

両親は、ロックミュージシャンのルイス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)
チェロ奏者のライラ(ケリー・ラッセル)。
 
一夜にして恋に落ちた二人だったが、ステージパパだったライラの父が猛反対。
二人は引き裂かれてしまう。とこどがその後、ライラの妊娠が発覚するが
交通事故に遭い、意識不明のまま出産。
パパが勝手に養護施設に出してしまい、ライラは死産と知らされてしまう。
以来、ライラは一線を退き、シカゴで音楽教師。
ルイスも彼女を失った悲しみで、音楽を辞め、ビジネスマンとなる。

もぅ~パパは、なんてことしてくれたんでしょ。

ところが、病床の父から死んいたと思っていた息子が生きていた!というのを
知ったライラ。「私の音楽を聴けば息子は気づいてくれるかもしれない」
とまぁ、親子ね~同じ考えで、あれほど背を向けていた音楽と再び向き合うように
なり、NYフィルとの競演の仕事を引き受けることにする。
と同時に、息子探しも始める。

ルイスも、ライラへの想いが断ち切れず、ビジネスマンの道を捨て
再びNYへ行くことを決意・・・・・・という内容。
主人公、エヴァンの神童的な音楽才能には、ビックリ仰天。
  
ギターを渡したら、自分流に弾きこなすし、楽譜がまったく読めなかったのに
ゴスペル歌う少女から、簡単に教わるとあっという間に楽譜がかけ
パイプオルガンまで弾いてしまう。
ギターシーンでは、タッピング技法で弾いてますが、すごく良かった!
さらに、奨学金でジュリアード音楽院へ入学したら、水を得た魚のように
いきいきと音楽の勉強に没頭。

ありえない~と思いながらも、見てしまうんだな、これが。

もう一つありえない~が、ルイスとライラの恋話。
たった一夜の出来事が、10年以上経っても忘れられないなんてピュアすぎ。
でも、見てると、ルイスがいつまでも想っている・・という感がなくもない?
ライラがルイスを想ってるというシーンは、あんまりなかったよね?
子どもを想うシーンは、あったけど。。。
再開してニッコリ・・・は、やっぱり想ってたのかなぁ??
あと、泣けたのが、ルイスとエヴァンのギターセッションのシーン。
 
お互い父と子と知らないまま、セッションするのですが、これがほんとよくて。
音楽を通して何か感じた・・・っていうのがすごく伝わるシーンで
ここは、ほんと名場面だったと思います。

最後、エヴァンが作曲した「8月の狂詩曲」で、親子が音楽に引き寄せられて
いく様子はなかなかよかったです。

難点は、邦画タイトル!
「シンフォニー」とちゃうやん!「ラプソディー(狂詩曲」やない。
もうちょっとなんとかならなかったのかしら・・・・。

“音楽”がキーワードな映画。音楽好きには、もってこいの作品ですね。
なかなか秀逸な映画でした。ぜひ、劇場で。
 
点数:8.5点(10点満点)


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10 コメント

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はじめまして (りん)
2008-07-11 10:19:52
NOAさんピアノの先生されているんですね私もなんですでも私はまだまだです・・・NAOさんのブログを拝見させてもらって勉強になりますこれからもちょくちょく遊びにこさせてもらいますね☆
この映画とっても興味があります近いうちに見に行きたいな
返信する
毎度のことです (エミ)
2008-07-11 11:00:45
配給会社の邦題ネーミングセンスの悪さはずっと言われてきたことですが、ここ2・3年は酷いですね。
『プレステージ』のように『イリュージョンVS』とあまりに酷すぎる邦題をつけて大ブーイングを受けて元通り『プレステージ』になおしたなんていい例じゃないでしょうか。
配給会社にしてみれば客が入れば『ラプソディー』でも『エチュード』でもいいんでしょう。
さすがに『レクイエム』は使わないだろうけど(笑)
返信する
Unknown (ZIN)
2008-07-11 19:32:11
この映画観たかったのですよ~
NAOさんがいうのなら 間違いないですね~楽しみが増えました。
返信する
りんさんへ (NAO)
2008-07-11 22:46:41
りんさん、初めまして♪
コメント、ありがとうございました。
りんさんもピアノの先生されてるんですね。
つたないブログですが、いつでもいらしてください。(^^)
↑の映画、なかなか良かったですよ。
ぜひ、ご覧下さい。
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エミさんへ (NAO)
2008-07-12 00:58:23
邦題タイトル、ほ~んとセンス疑うの多いですよね。
今回のタイトル、ダメダメ!です。(--;)
いったい誰がつけるんでしょうね。
映画の中身がよかっただけに、ほんともったいない、と感じました。
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ZINさんへ (NAO)
2008-07-12 01:00:20
ZINさんも、気になってたんですね。
よかったですよ。
話の先が読めてしまいますが、いいんです。
ぜひ、ご覧下さい。(^^)
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うわぁ~うわぁ (ここち)
2008-07-13 14:21:06
ジュジュがいなかったら、絶対に見たい映画!
どうしてもアニメ中心にしかいけないので……

すごく気になっていました。
でも、音楽だからジュジュが見ても分かるかなとか重いながら、ちょっと狙っています。

その前に、カンフーパンダに連れて行ってあげないと気がすまないそうです。

26日が公開初日ですが、カレンダーにはなまるが打ってあります・・・
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ここちさんへ (NAO)
2008-07-13 15:58:52
子どもが主役なので、たぶんジュジュちゃん、観られると思いますよ♪
カンフーパンダ、前宣伝がんばってますよね。
はなまるつけてるところが、かわいいな~ジュジュちゃん。
公開初日、ここちさんチケ取りがんばらないよね。(^^)b
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ああ。この映画 (素子)
2009-02-04 20:26:18
日記にコメント、ありがとうございます。
そうでした、この映画
何度か話に聞いていたものでした。

チェックしますね!
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素子さんへ (NAO)
2009-02-05 00:49:00
コメントありがとうございます。(^▽^)
ありえない~なんていうお話ですが、役者がしっかり
しているので、見ごたえありますよ。
なんといっても、主役の子がうまい!
ぜひ、チェックしてみてください。
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