NAO日和

ピアノ講師NAOの日々感じた事を本音でトーク♪
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「アゲイン 28年目の甲子園」

2015年01月30日 | 邦画

~あの日の自分は、大切な君は、見ていてくれるだろうか~

2014年  日本映画     (2015.01.17公開)
配給:東映        上映時間:2時間
監督・脚本: 大森寿美男
原作:重松清
音楽:梁邦彦
主題歌:浜田省吾
出演:中井貴一/柳葉敏郎/波瑠/和久井映見/西岡徳馬/工藤阿須加/太賀

<見どころ>
中井貴一が主演を務め、重松清原作の小説を映画化した感動のヒューマンドラマ。
かつての球児たちが甲子園に再挑戦する「マスターズ甲子園」を題材に、大人たちが
野球を通して生きる喜びを再認識する姿を活写する。亡き友人の娘を役者やモデル
として活躍している波瑠が演じ、柳葉敏郎や和久井映見らが脇を固める。
今の現実を受け入れながらも輝く登場人物たちの姿に元気をもらう。

<ストーリー>
ある日、晴彦(中井貴一)のもとを、高校時代共に甲子園出場を夢見た野球部仲間の
娘・美枝(波瑠)が訪ねてくる。彼女は東日本大震災で亡くなった父親の遺品の中から、
束になって投函されずに残っていた年賀状を見つけ、晴彦のところへやって来たのだ。
その後晴彦は、美枝がボランティアとして参加する「マスターズ甲子園」に誘われ、
昔の苦い思い出が頭をよぎるも……。

<感想>
原作=未読。
重松清さんの作品は好きなので、公開早々に鑑賞しました。

 
この映画で、初めて「マスターズ甲子園」という存在を知りました。
高校野球をやっていた人たちには、甲子園はやはり夢の舞台。
夢よもう一度と奮い立つ気持ち、わかるなぁ~。

 
野球の話がベースになっていますが、それぞれの家族の再生に向かう
ヒューマンストーリーの方が勝っていたように感じました。
 
話の筋は、けっこう見え見えの伏線が張っていたのですが、俳優さんたちの演技が
安定していたので、安心して観ることが出来、感動場面も素直に感動できました。
中井貴一さん、ギバちゃんの演技はさすがでしたが、野球は。。。。まぁ仕方ないね。
あと、波瑠さんの演技が意外と言っては失礼ですが、芸達者な役者さんばかりの中
奮闘していたのが光っていました。これから楽しみな女優さんです。


「負ける」ことは恥でも何でもない。それより問題なのは「逃げる」こと。

野球を通して大切なことを知る、いい映画でした。
最後、父の遺品を目にして、父の想いを知るシーンは、胸が詰まる思いでしたね。

点数:9点  (10点中)


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2 コメント

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重松カラー~ (cyaz)
2015-01-31 08:11:29
NAOさん、おはようございます^^

重松さんの小説はよく読んでいますが、
これは未読でした(汗)
でも重松さんの原作で映画化された
過去の作品の中では、これが一番重松カラーを出していた映画だと感じました。
やっぱ、ベテラン二人の渋い演技が感動をくれました。

そうそう「流星ワゴン」
・・・忠さんがうるさすぎて(原作と異質)
返信する
cyazさんへ (NAO)
2015-01-31 17:18:07
こんにちは~cyazさん♪

私も、重松作品はよく読んでいますが、これは未読でした。
中井さんとギバちゃんの演技、良かったですよね。

「流星ワゴン」私も観てますが、忠さんがどうも違っていて
途中で挫折してしまいそうです^^;;;;
返信する

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